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レンゲソウエキスとは一体なに？ レンゲソウエキスはレンゲという植物の全草や種子から採れるエキスのこと。 「タンニン」や「糖類」を含み、タンニンは「収れん作用」を持ちます。   収れん作用により毛穴が引き締まることで肌を保湿し、潤いのあるなめらかな肌へと導くレンゲソウエキス。 多くのスキンケア用品に配合されている成分の1つです。 スキンケア用品に配合される目的を以下に簡単にまとめました。 抗老化作用：コラゲナーゼ活性阻害による作用 抗アレルギー作用：ヒアルロニダーゼ活性阻害による作用 抗糖化作用： ...

セラミドとは一体なに？ 「セラミド」は保湿因子の1つであり表皮の最も外側の角質層に存在します。 私たちの皮膚は体の外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」となっており、皮膚の最も外側が「表皮」です。 表皮だけをみると外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」という4層になっています。 保湿因子には「皮脂膜」「天然保湿因子」「細胞間脂質」があり、お肌の潤いを保っています。   保湿因子の中で特に重要になってくるのは「セラミド」です。 セラミドは、細胞間脂質の50%以上を占めています。 細胞間脂質 ...

コエンザイムQ10とは一体なに？ コエンザイムQ10（CoQ10）はビタミン様物質であり、かつてビタミンQと言われていたこともありました。 （ビタミン様物質：ビタミンと似た働きや生理作用を持つ化合物のこと） アメリカとイギリスで別々に発見された成分が後々同じであることが分かりました。 それがコエンザイムQ10！   日本においてコエンザイムQ10を食品として扱えるようになったのは2001年。 2001年に厚生労働省を許可を得てサプリメントとして摂取することができるようになりました。 コエンザイム ...

ゲットウ葉エキスとは一体なに？ ゲットウ葉エキスはショウガ科植物の月桃（ゲットウ）の葉から得たエキスです。 ゲットウは主に東南アジアから沖縄県に生息している植物です。 鮮やかな見た目でほんのり桃色に色づいた花を三日月のように房状に垂下して可憐に咲くので観賞用としても人気の高い植物であるゲットウ。 細菌や真菌などの微生物に対して抗菌作用を示すことから虫除けや防カビ目的で古くから使用されていました。   世界の芳香植物164種類の1つに数えられているゲットウ。 化粧水や美容オイルに配合されている他、 ...

α-リポ酸とは一体なに？ α-リポ酸（別名：チオクト酸）は、細胞のエネルギー産生に関与している補酵素の一種です。 エネルギーの産生に関与しているものとして糖質、脂質、タンパク質が挙げられます。 α-リポ酸は、糖質、脂質、タンパク質の中で最もエネルギーになりやすい糖質の代謝に関与しています。   細胞のミトコンドリア内での熱エネルギー産生を高めて、糖代謝を促進する作用を持っています。 新陳代謝を高め体脂肪の増加を抑制することが期待できるためダイエットにも効果的です。 α-リポ酸は、構造中に硫黄を含 ...

バクチオールとは一体なに？ 「バクチオール」は、オランダビユというマメ科の植物から抽出される天然成分です。 インドやスリランカ地域に古くから伝わる生命科学アーユルヴェーダのもと使用されてきました。 「バクチオール」は、「レチノール」と同様の作用を示すと言われており、「次世代レチノール」とも呼ばれています。   エイジングケアとしてシワなどの改善などに効果が期待できると言われています。 「バクチオール」は、エイジングケア効果、シワや色素沈着など効果は多岐に渡ります。 バクチオールの使用を考えている ...

「塩化ベンザルコニウム」はどんな作用効果をもつ？ 塩化ベンザルコニウムは「ニキビ予防」に効果的な成分です。 他にも「フケやかゆみの防止」「殺菌・消毒」さまざまな効果を持つ成分です。 それぞれの効果について詳しく解説していきます。 どのような効果があるか知ることができれば、スキンケアの幅は広がるはず。   〜ニキビ予防効果〜 アクネ菌の繁殖を抑制することでニキビ予防が期待できる塩化ベンザルコニウム。 「背中ニキビ」の原因菌の1つであるマラセチア菌の増殖を抑制する効果を持ちます。 塩化ベンザルコニウ ...

「オウレン根エキス」はどんな作用効果をもつ？ オウレン根エキスはキンポウゲ科の多年草「オウレン」の根茎から抽出される成分。 フラボノイド類、ベルベリンやオーレニンなどのアルカロイドやフェルラ酸を含みます。 「抗アレルギー作用」「抗炎症作用」「消炎・抗菌作用」「抗酸化作用」「美白効果」「保湿効果」を持つオウレン根エキス。 他にも「育毛効果」「チロシナーゼ阻害作用」「抗男性ホルモン作用」などの効果を持ちます。 オウレンエキス配合のスキンケア用品に期待される効果について見ていきたいと思います。   〜 ...

ヒアルロン酸とは一体なに？ 「ヒアルロン酸」は、人の体内にもともとあるお肌の水分を保持するムコ多糖のことです。 「ヒアルロン酸」は、医学的には「ムコ多糖類」と呼ばれていますが、高い粘性と弾性、保水力に優れている成分です。 ヒアルロン酸の保水力は、1gで水6リットルと言われおり、ヒアルロン酸自体の重量の約6000倍もの水分を吸収します。   人の身体は、約60%が水分で構成されています。 体内にあるヒアルロン酸の約50％は皮膚にあると言われています。 身体の一部であるお肌にとって、「ヒアルロン酸」 ...

まず最初に知っておきたい！肌の保湿のメカニズムについて解説 肌の内部に十分な水分が蓄えられている状態を“潤いのある健康的な肌”といいます。 潤いのある健康な肌を作るのに、肌の一番外側にある角質層がカギとなってきます。 角質層の薄さは、わずか0.01～0.02㎜です。 角質層は、お肌を乾燥や摩擦などの外部刺激から守る役割をもっています。 角質層は、「バリア機能」としての役割を持っており、肌内部の水分が奪われるのを防ぎ、お肌を乾燥から守ってくれます。 外部刺激からお肌を守る働き、バリア機能としての働きには「皮 ...