アップリカの「カルーンエアー」シリーズは、生後1ヶ月と月齢が低い赤ちゃんから使用できるA型ベビーカー。
カルーンエアーシリーズの初代モデルが発売されたのは2017年。
そこから、機能面やシートの素材など改良されたモデルが続々と発売されています。
カルーンエアーシリーズは、その名前からもわかる通り「軽さ」が最大の特徴。
今回の記事では、カルーンエアーのメリットや特徴、デメリットとその改善点など紹介していきます。
カルーンエアーを実際使用した先輩ママ・先輩パパからのリアルな口コミや他のカルーンエアーシリーズとの違いも紹介していくので、ぜびベビーカー選びの参考にしてください。
Contents
アップリカのベビーカー「カルーンエアーシリーズ」とは?
シリーズの違いも合わせて紹介!
アップリカのカルーンエアーシリーズは、2017年に初代モデル「カルーンエアー」が発売。
そこから、改良され使いやすくなった新モデルが続々と発売されています。
カルーンエアーシリーズは、軽量・両対面式のA型ベビーカーで生後1ヶ月から使用可能なベビーカー。
ここからは、カルーンシリーズについて、詳しくみていきましょう。
カルーンエアーシリーズとは?
アップリカの「カルーンエアー」シリーズは、軽量・両対面式のA型ベビーカーです。
首や腰の据わっていない生後1ヶ月から使えるのに、3.9kgと超軽量クラス。
軽くて持ち運びやすい軽量ボディであることがカルーンエアーシリーズの最大の魅力!
軽量ボディで持ち運びが便利なことから、電車やバス、階段の利用が多い新米ママ・新米パパから高い人気を集めています。
座席のシートの高さが51〜52cmと高めに設定されている「ハイシート構造」を採用。
地面のホコリや地熱からデリケートな赤ちゃんを遠ざけ、守ってくれるのはうれしいポイントです。
高温になる地面の熱からできるだけ遠ざけてくれるので、熱中症予防になります。
他にも「赤ちゃんのお世話をする時」「ベビーカーへの乗せ下ろしの時」に必要以上に屈まなくていいので、新米ママ・新米パパの足腰の負担を軽減してくれます。
アップリカのカルーンエアーは、赤ちゃんだけでなく新米ママ・新米パパにとって優しい設計がされています。
カルーンエアーシリーズは、販売終了しているモデルも合わせると全部で7種類あります。
販売年月日が古い順に並べると以下の通りです。
- カルーンエアー(販売終了)
- カルーンエアーAB(販売終了)
- カルーンエアーAC(販売終了)
- カルーンエアーメッシュ(販売終了)
- カルーンエアーメッシュAB
- カルーンエアーAD
- カルーンエアーメッシュAC
カルーンエアーAB・AC・AD、メッシュAB・ACの違いは?
カルーンエアーAB・AC・AD、メッシュAB・ACの大きな違いは「発売された時期」「カラー展開」の2つ。
シートの高さやリクライニング角度、荷物入れのかご容量など、細かな違いはたくさんあります。
例えば、
- カルーンエアーAD
- カルーンエアーメッシュAB
- カルーンエアーメッシュAC
のハンドルの素材が「レザー調」になり、手触りが良くなり高級感がアップ。
カルーンエアーとカルーンエアーメッシュではシートのクッション素材が違います。
カルーンエアーメッシュでは「メッシュ素材」になったことで通気性がアップしています。
搭載されている機能は、細かな違いはあるものの、ほとんど一緒です。
対象年齢は、全てのモデルで体重15kg以下の「生後1ヶ月〜生後36ヶ月(3歳)」となっています。
サイズや重さに関しては、ほとんど同じ。
リクライニング角度は、発売年月日が新しいカルーンエアーメッシュAB・AC、カルーンエアーADの方が調整幅が大きくなっています。
首や腰が据わる前はリクライニング角度を深く倒し寝かせ、お座りができるようになった生後7ヶ月頃からは景色が見えるように角度を立てるなど、赤ちゃんの成長に合わせた調整が可能です。
カラー展開に関しては、カルーンエアーABが5色でカルーンエアーシリーズの中では多いです。
以下にモデルごとの「対象年齢」「サイズ」「重さ」「リクライニング角度」「カラー(デザイン)」を示しましたので参考にしてください。
カルーンエアー(販売終了)
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W455×D815〜985×H1000〜1035(mm)、閉W455×D305×H962(mm)
- 重さ:3.8kg
- 荷物入れのかご容量:18.5L
- シートの高さ:52cm
- リクライニング角度:121°~157°
- カラー(デザイン):【2017年10月発売】チェックブラック BK・レインドロップネイビー NV
カルーンエアーAB(販売終了)
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W455×D815×H1035(mm)、閉W455×D305×H962(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:18.5L
- シートの高さ:52cm
- リクライニング角度:121°~157°
- カラー(デザイン):【2018年4月発売】カラフルストライプ BK・カラフルドット NV
【2018年9月発売】チェックグリーン GN
【2018年10月発売】チェックレッド RD
【2019年9月発売】グレー GR
カルーンエアーAC(販売終了)
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開:W455×D815×H1035(mm)、閉:W455×D305×H962(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:
- シートの高さ:52cm
- リクライニング角度:121°~157°
- カラー(デザイン):【2020年9月発売】ブライトストライプ ネイビー NV・フォレストアニマル グレー GR
カルーンエアーメッシュ(販売終了)
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W455×D816×H1010(mm)、閉W455×D306×H958(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:
- シートの高さ:
- リクライニング角度:113°~165°
- カラー(デザイン):【2021年9月発売】コンフェッティ ネイビー NV・ジャングルパラダイス グレー GR
カルーンエアーメッシュAB
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W455×D816xH1010(mm)、閉W455×D306×H958(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:25.3L
- シートの高さ:51cm
- リクライニング角度:118°~170°
- カラー(デザイン):【2022年7月発売】ネイビー NV・グレー GR
カルーンエアーAD
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W455×D815xH1035(mm)、閉W455×D305×H962(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:
- シートの高さ:
- リクライニング角度:128°~164°
- カラー(デザイン):【2023年3月発売】グレー GR
カルーンエアーメッシュAC
- 対象年齢:生後1ヶ月〜生後36ヶ月(体重15kg以下)
- サイズ:開W452×D817×H1007(mm)、閉W452×D311×H959(mm)
- 重さ:3.9kg
- 荷物入れのかご容量:22.3L
- シートの高さ:51cm
- リクライニング角度:131°~170°
- カラー(デザイン):【2024年9月発売】ベージュ BE・グレー GR
アップリカ「カルーンエアー」シリーズの推しポイントは3つ!
アップリカの「カルーンエアー」シリーズの推しポイントを紹介していきます。
カルーンエアーシリーズの優れている点は、何があるのか気になりますよね。
ここでは、推しポイントを3つに絞って、詳しくみていきたいと思います。
ポイント1:とにかく軽いボディで最軽量クラスの両対面式A型ベビーカー
アップリカのカルーンエアーシリーズは、生後1ヶ月から使用できる両対面式A型ベビーカーなのに重さが「3.9kg」と軽いのが魅力。
人気の両対面式A型ベビーカーの重さは「5.8kg〜6.8kg」です。
両対面式A型ベビーカーは、生後1ヶ月と月齢の低い赤ちゃんから使用できるため安全性を重視しており、重量が重くなる傾向にあります。
カルーンエアーシリーズは、3.9kgと軽量で折りたたみもワンタッチで簡単。
赤ちゃんを片手に抱えた状況でも、片手で持ち運びしやすいので移動時に役立ちます。
軽く持ち運びが便利なことから「電車やバスなどの公共交通機関の利用が多い」「階段移動が多い」「住んでいる場所が、エレベーターのないマンション・アパートや団地の高層階」という新米ママ・新米パパにおすすめ。
子どもを連れて公園やテーマパークへの外出やお出かけも、軽量でコンパクトになるので持ち運ぶときのストレスがなくなるでしょう。
ポイント2:赤ちゃんの乗りごこち最高!
赤ちゃんを衝撃から守る設計にこだわっている
カルーンエアーシリーズは、デリケートな赤ちゃんを車体のぐらつきや揺れなどの衝撃から守る設計にこだわっています。
「ゆれぐらガード」搭載で、デコボコ道や段差で赤ちゃんが受けるぐらつきや揺れを軽減してくれます。
他にも振動吸収設計により、車体のぐらつきを軽減するだけでなく、耐久性も高くなっています。
フレームのつなぎ目を溶接し高剛性フレームである「がっちりフレーム」採用で、車体のぐらつきや揺れをより軽減。
タイヤ部分にバランスよく安定走行と振動軽減をサポートしてくれるサスペンション機能である「やわらかサスペンション」を搭載。
がっちりフレームとやわらかサスペンションなどの振動吸収設計により、ぐらつきや揺れなどの衝撃から赤ちゃんをしっかり守ります。
ボディが軽くても、変わらない安心感で赤ちゃんも新米ママ・新米パパも嬉しいですよね。
ポイント3:赤ちゃんとのお出かけも快適で安心!
地熱や紫外線からしっかり守ってくれる
カルーンエアーシリーズは、赤ちゃんはもちろん新米ママ・新米パパにとっても安心して快適にお出かけできる機能が満載。
カルーンエアーシリーズには、UV(紫外線)をカットしてくれる「大きめのサンシェード」が搭載。
紫外線や直射日光から赤ちゃんを守ってくれるため、特に紫外線が強くなる春から夏にかけてのお出かけも安心です。
赤ちゃんのお肌は、バリア機能が薄く未熟です。
そのため、大人よりも紫外線によるダメージをうけやすいです。
大きめのサンシェードがあれば、紫外線からデリケートな赤ちゃんを守ることができ嬉しいですよね。
赤ちゃんは、お肌のバリア機能以外にも体温調節機能も未熟。
成長に伴って発達する体温調節機能ですが、特に注意が必要なのが新生児期から生後8ヶ月頃までと言われています。
体温調節機能が未熟なため、夏場は特に、熱中症やあせもなどに注意する必要があります。
カルーンエアーシリーズは、背中部分に「Wサーモメディカルシステム」を搭載しており熱中症の予防にも効果的です。
風を通す「通気口」と反射熱を跳ね返す「反射板」により、座席の温度上昇を防ぎ暑くなりにくい工夫がされています。
他にも、カルーンエアーシリーズに採用されているシート素材は通気性がよく、1年中赤ちゃんが快適に過ごすことが可能。
51〜52cmと高めのシートの「ハイシート設計」で、地熱やホコリから赤ちゃんを守ってくれるのも魅力です。
実際の感想:「カルーンエアーAB」を新生児過ぎの生後1ヶ月〜24ヶ月(2歳)まで使用
アップリカのカルーンエアーシリーズから2018年に発売された「カルーンエアーAB」を実際に使っていた先輩ママからの感想を紹介していきたいと思います。
(※カルーンエアーABは現在は販売終了しています)
2025年12月現在は、カルーンエアーADというモデルが販売されており、レザー調のハンドルになったことで高級感がアップしています。
実際の先輩ママからのカルーンエアーABを使用した体験談です。
子どもが生まれたタイミングでカルーンエアーABをプレゼントしてもらい生後1ヶ月頃から2歳(生後24ヶ月)まで使用。
カルーンエアーABは、赤ちゃんを守る機能が搭載されており、ママやパパも使いやすいと思います。
使ってみたからこそ「もっとこうだったらよかったな」などと感じることもあります。
実際に使用してみたからこそわかることもあるようですね。
ここからは、この体験談を参考にカルーンエアーのメリット・特徴、デメリットとその改善点について紹介していきたいと思います。
カルーンエアーABの3つのメリットと特徴
カルーンエアーABは、軽量で対面と背面の切り替えが可能なA型ベビーカー。
コンパクトかつ折りたたみも簡単で自立するので「電車やバスなどの公共交通機関での利用」「車のトランクへの乗せ降ろし時」「玄関先での収納時」などに役立ちます。
そんなカルーンエアーABのメリットと特徴について3つ紹介していきます。
メリットと特徴1:3.9kgととにかく軽く、持ち運びに便利!
カルーンエアーABの最大の特徴は、両対面式なのに3.9kgと圧倒的に軽いこと。
人気の両対面式A型ベビーカーは「5.8kg〜6.6kg」と5kgを超える商品が多いです。
そんな中、カルーンエアーABは3.9kgと軽いので、階段、電車やバスなどの公共交通機関などでの持ち運びしやすいのが魅力!
A型ベビーカーは「重くてサイズも大きくて、持ち運ぶのに大変そう」「1人では持ち運びできなそう...」などのイメージを持つ新米ママ・新米パパもいるかと思います。
カルーンエアーABは「赤ちゃんを片手で抱っこしている時」など片手が塞がっている状況であっても1人で持ち上げることが可能。
エレベーターのないマンションやアパートに住んでいる方からは「軽くて使いやすい!」との声が多くあります。
他にも、車移動の多い新米ママ・新米パパは「本当にベビーカーって必要?」と感じたこともあるかと思います。
車のトランクへの乗せ降ろしも、カルーンエアーABの軽さならラクラク!
どこへお出かけに行くにも軽々トランクに積めて移動できるので、車移動の多い新米ママ・新米パパに、カルーンエアーABはおすすめのベビーカー。
とにかく軽いので「階段利用の多い方」「電車やバスなどの公共交通機関の利用が多い方」などにもおすすめです。
メリットと特徴2:小さくコンパクトになり、収納する時に邪魔にならない
カルーンエアーABの魅力は軽いだけではありません。
ベビーカーを折りたたんだ時、小さくコンパクトになります。
赤ちゃんや子どもとのお出かけや買い物は「他の人に迷惑じゃないかな..」「幅をとってしまい申し訳ない」など心配になったり気を使うことが多いですよね。
カルーンエアーABは折りたたむとコンパクトになるため、飲食店やカフェ、電車やバスなどの公共交通機関などにおいて場所を取りにくいです。
小さくコンパクトになるので「他の人の邪魔になるかも...」という心配がなくなります。
折りたたんだ後は自立するので壁にたてかけなくてよく、手を離しても倒れないので、赤ちゃんや子どもとのコミュニケーションを楽しめます。
お出かけ先だけなく、玄関先での収納時もコンパクトで自立するので、場所を取らずスペースの有効活用が可能。
車のトランクなどスペースが限られている場所への収納だって困りません。
「収納がコンパクトになるので車に乗せやすい」「玄関先での収納に助かっている」などの声が多くあります。
折りたたんだ時に小さくコンパクトになった上で自立もするので、カフェを利用する時や収納時などに便利ですよね。
メリットと特徴3:畳むのも広げるのも片手でカンタンで、公共交通機関などの利用時役立つ
カルーンエアーABの開閉は、ハンドルの中央部分にあるロックを解除し、ハンドルレバーを軽く握りボタンを押しながら操作するだけ。
片手でも簡単に操作でき、折りたたんだり広げたりできます。
赤ちゃんが小さい頃は、片手で抱っこしながらベビーカーの開閉ができるので、スムーズに収納やお出かけの準備が可能。
子どもが歩けるようになった1歳半くらいからは、手を繋いだままでも折りたたんだり広げたりできるので、迷子になったりする心配もなくなります。
お買い物やお出かけ時などの荷物が多い時も片手でスムーズに操作できるので、移動するのが楽になります。
「片手でスムーズに開閉できるのでとても重宝していた」などの声が多くあり、機能の重要性を感じますよね。
カルーンエアーABの3つのデメリットと改善点
カルーンエアーABのメリットと特徴について紹介してきました。
ここでは、デメリットとその改善点について3つ紹介していきたいと思います。
デメリットを踏まえた上でベビーカーを選べば「購入後に後悔...」ということがなくなります。
カルーンエアーABには、どんなデメリットがあるのかみていきましょう。
デメリットと改善点1:段差に引っかかりやすいので、乗り超えるときは前輪を持ち上げる
カルーンエアーABは、直径12cmのタイヤを採用しています。
一般的なベビーカーのタイヤの直径は15cmと言われています。(2025年12月時点)
カルーンエアーのタイヤの直径と一般的なベビーカーのタイヤの直径と比較すると少し小さめなことがわかります。
軽くて使いやすいですが、タイヤの直径が小さいことから、少しの段差に引っかかってしまうことも。
「そのままのスピードで進み段差に気が付かず、いきなり止まって危なかった」「段差に引っかかって子どもが落ちそうになった」など段差に引っかかり危ない経験をされた方もいます。
他にも「踏切を渡る時に電車のレールにタイヤが引っかかって危なかった」などの声もあります。
段差を乗り越える際は、少しだけ前輪を浮かすなど押し方を工夫するとタイヤが引っかかりにくくなります。
前輪を浮かせる時は、危ないので必ず両手で行ってくださいね。
でこぼこ道では、普段よりも速度を落として走行するなど心がけましょう。
走行時の少しの工夫で「タイヤが引っかかり危ない!」ということが減ると思います。
デメリットと改善点2:本体シートのクッションを取りつけるのがむずかしいので外す前に確認を!
カルーンエアーABの本体シートのクッションは、汚れたら取り外して洗濯可能です。
しかし、本体シートのクッションを取り外し洗濯した後に、取りつけるのが難しいといった声も聞かれます。
「どこのボタンにくっつければいいのかわからなくなった」「本体シートを取り外したものの装着に難航した」など苦戦している方もみられます。
本体シートのクッションは、ベビーカーの安全面上、シートベルトや本体のフレームにしっかり固定してあります。
初めて本体シートのクッションを取り外す際や、久しぶりに取り外す際は、取り外す前に「どのように装着されているのか」確認しておくことをおすすめします。
メーカーの取扱説明書やアップリカ公式の動画などを準備しておくとスムーズに作業することができます。
赤ちゃんのよだれや食べこぼし、お漏らしや汗などが原因で本体シートが汚れるかと思います。
本体シートの汚れを放置するとカビやニオイ原因になったりします。
最初は少し手間に感じたり大変かもしれませんが、やっていくうちに慣れるので安心してください。
デメリットと改善点3:荷物収納カゴはそこまで大きくないので、荷物が多い方は後付けかごの検討を。
カルーンエアーABは、赤ちゃんや子どもが座る座席の下に荷物を収納するためのカゴが搭載されています。
荷物を収納するためのカゴの容量は18.5Lであり、決して小さいわけではありません。
しかし「荷物が大きくて多い方」「外出などが多い方」「抱っこ紐を常に持っていく方」などにとっては、もう少しカゴの容量が多かったらいいのにと思うかも。
「抱っこ紐をいれたらいっぱいになってしまった」「もう少し荷物が収納できたらよかったのに」などの声もみられます。
荷物をたくさん収納したいという新米ママ・新米パパは、あらかじめカゴの容量を確認した上で購入を検討することをおすすめします。
カルーンエアーABは荷物を収納するカゴの容量は比較的小さいですが、そのおかげで軽量なボディが実現しています。
もう少し荷物を収納したいなと思う新米ママ・新米パパにおすすめしたいのが、後付けできるハンモックのような収納カゴです。
ハンドルにフックを付け、荷物をかける方もいますが、荷物が重いと転倒のリスクがあります。
ハンモックのような収納カゴなら、重心が下にかかるので、荷物も収納でき転倒のリスクも減らせます。
(※背面時しか取り付けできません)
カルーンエアーABが活躍した具体的な3つのシーン
アップリカのカルーンエアーABを実際に購入して使用した先輩ママ・先輩パパが教えてくれる便利な機能についてシーンごとに紹介していきたいと思います。
カルーンエアーABは、軽くてコンパクトになるだけでなく、様々な場面において活躍します。
カルーンエアーABが活躍した具体的なシーンについて3つ紹介していきます。
シーン1:お散歩などのお出かけ中に雨が突然降り始めた時
カルーンエアーABは、赤ちゃんや子どもとお散歩中に雨が急に降り始めた時「カプセルマルチフード」をかぶせることで、多少の雨であれば防ぐことが可能です。
付属のカプセルマルチフードは、本来は強い紫外線や日差しから赤ちゃんを守るための機能であり、雨を防ぐものではありません。
カルーンエアーABのカプセルマルチフードは、撥水加工がされているので多少の雨であれば染み込みません。
撥水加工でしっかり雨を弾いてくれるので、お出かけ中も安心ですね。
シーン2:エレベーターの無いアパートやマンションに住んでいたときの階段の登り降り
カルーンエアーABの最大の魅力は、3.9kgと軽量なこと。
軽量設計なので片手で持ち上げられ、階段、電車やバスなどの公共交通機関での持ち運びに便利です。
エレベーターの無いアパートやマンションに住んでいる方からは、軽くて持ち運びしやすいので使いやすいといった声があります。
実際に、片手で赤ちゃんや子どもを抱っこしながら、もう片方の手でカルーンエアーABを持っても階段の登り降りがスムーズにできるようです。
片手で赤ちゃん、もう片方の手でベビーカーと聞くと「とても大変そう...」と感じる新米ママ・新米パパもいるかと思います。
しかし、カルーンエアーABは軽いので階段の登り降りがラクラク。
家までの持ち運びが便利だと、買い物やお散歩に行くのも楽しくなりますよね。
車のトランクへの積み降ろしもラクなので、車移動の多い新米ママ・新米パパにもおすすめです。
シーン3:ショッピングモールなどのお出かけ時
イオンモールやららぽーとなどの大型ショッピングモール、高島屋や松坂屋などのデパートにおいてもカルーンエアーABは大活躍。
赤ちゃんが産まれてから、赤ちゃんや子どもと一緒に買い物に行くのが楽しみな新米ママ・新米パパも多くいるのではないでしょうか。
赤ちゃんや子どもは、大型ショッピングモールやデパートなどの広い場所では、疲れて急に眠くなってしまうなんてことも。
眠くなってしまった時にカルーンエアーABがあると、背もたれのリクライニングを最大まで倒して寝かせることができます。
ベビーカーの揺れはゆらゆらと心地いいので、しばらくの間寝ている赤ちゃんもいるようです。
カルーンエアーABについているカプセルマルチフードを被せれば、光などの照明や音を遮ることも可能。
快適にお昼寝することができ、赤ちゃんや子どもはご機嫌。
赤ちゃんとの買い物は、楽しくてついつい長時間になってしまうこともありますよね。
そんな時にカルーンエアーABがあれば、赤ちゃんがお昼寝できるので便利です。
カルーンエアーABは、軽くてコンパクトになり長期間使用可能
カルーンエアーABを購入し使用した先輩ママ・先輩パパの体験談をもとに、カルーンエアーABのまとめをしていきたいと思います。
ここでは、体験談を3つ紹介します。
体験談1
アップリカのカルーンエアーABを生後1ヶ月のタイミングで購入し、子どもが2歳半(生後30ヶ月)になった現在も使用しています。
生後6ヶ月頃からは、抱っこをせがむことが多くなったので抱っこ紐の使用が多くなりました。
しかし、体重が10kgを超えた1歳〜1歳半からは、抱っこ紐を使用しての抱っこが辛くなってきてカルーンエアーABが活躍しています。
お散歩や買い物、ショッピングモールやテーマパークなどさまざまな場所や状況において活躍するので使用してよかったです。
体験談2
カルーンエアーABは、とても軽く、階段での移動にとても便利です。
優秀なキャスターがついているので、小回りがしやすく方向転換や段差でもスムーズに移動できます。
ストレスフリーに押せるので、子どもが生後5ヶ月になった現在もカルーンエアーABを購入して良かったと思います。
体験談3
カルーンエアーABは、ハンドルの中央にあるボタンをワンタッチするだけで折り畳めるのでとても簡単で便利です。
車のトランクの乗せ降ろしも軽いのでラクラクできます。
普通だったらB型ベビーカーの購入を考えると思いますが、カルーンエアーABがあればB型ベビーカーを購入しなくても大丈夫。
コスパの良いベビーカーで、重宝しています。
実際のカルーンエアーABを使用した先輩ママ・先輩パパからの体験談を聞くのは貴重です。
実際に使用してみたいとわからないこと、気が付かないことはあります。
ベビーカー選びをする際は、口コミやレビューなどを参考にすることをおすすめします。
アップリカのカルーンエアーABは、3.9kgと軽くコンパクトに折りたためるので持ち運びをするのに便利。
生後1ヶ月と月齢の低い赤ちゃんから使用可能。
カルーンエアーABは、軽いのでB型ベビーカーは購入しなくても3歳まで使用でき長期間活躍してくれます。
アップリカのカルーンエアーABがおすすめな人
アップリカの「カルーンエアーAB」に絞って紹介してきました。
ここでは、カルーンエアーABのメリットやデメリット、実際に使用した方の体験談などを参考に、どんな新米ママ・新米パパにおすすめか紹介していきます。
カルーンエアーABは3.9kgと軽量で折りたたむとコンパクトになるため、
- とにかく重量が軽いベビーカーを選びたい
- お出かけなどさまざまな場所に持ち運びたい
- 車や玄関先などコンパクトに収納したい
といった新米ママ・新米パパにおすすめです。
(※カルーンエアーABは現在は販売終了しています)
現在販売中の4種類のカルーンエアーシリーズについて紹介
カルーンエアーシリーズで現在販売されているのは
- カルーンエアーメッシュAB
- カルーンエアーAD
- カルーンAB
- カルーンエアーメッシュAC
の4種類。
ここでは、現在販売されているカルーンエアーシリーズについて特徴などを簡単に紹介していきます。
ぜひ、ベビーカー選びの参考にしてください。
カルーンエアーメッシュAB
カルーンエアーメッシュABは、2022年7月に発売されたモデル。
1つ前のモデルである2021年に発売されたカルーンエアーメッシュと機能などのスペックは基本的に一緒。
変更点としては、カルーンエアーメッシュABでは、ハンドル部分が「レザー調」になっています。
レザー調のハンドルになったことで、高級感が増し、汚れてもすぐに拭き取れるようになりました。
手汗をかきやすい方にとっては、レザー調のハンドルの方が、ウレタン素材のハンドルと比較してお手入れが簡単。
カルーンエアーメッシュABのシートは、メッシュ素材を採用しているので通気性が抜群!
シルキーエアーという「通気性」と「クッション性」を両立したものを座席の背中とお尻部分に採用しており、さらにメッシュ素材なのでサラッと快適に過ごせます。
熱のこもりやすい背もたれ部分がメッシュ素材になっているので、汗っかきの赤ちゃんも蒸れにくく、あせも予防になります。
カルーンエアーAD(販売店限定モデル)
カルーンエアーADは、2023年3月に発売されたモデル。
1つ前のモデルのカルーンエアーACではウレタン素材のハンドルだったのに対し、カルーンエアーADではレザー調のハンドルを採用。
高級感のある見た目で、防水性なのでお手入れが簡単です。
カルーンエアーADは、両対面式のベビーカーなのに3.9kgと軽いのが特徴。
軽くて、コンパクトに折りたためるので、階段、電車やバスなどの公共交通機関の利用など持ち運びしやすいです。
がっちりフレームややわらかサスペンションなどの振動吸収設計で、赤ちゃんをしっかり守ることができます。
Wサーモメディカルシステムや紫外線99%カットのカプセルマルチフードなど基本的な機能を搭載。
52cmとハイシート設計になっているので、地面からの熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけることができます。
カルーンAB(西松屋限定モデル)
カルーンABは、2024年3月に発売された西松屋限定のモデル。
両対面式のベビーカーなのに、3.9kgと軽いのが特徴。
階段の利用が多い新米ママ・新米パパには、この軽さはとってもありがたいと感じるかと思います。
138°~170°に調節できるリクライニング機能や頭マモールパッドも搭載されているので生後1ヶ月から安心して使用していただけます。
紫外線99%カットと近赤外線78%カット、撥水加工の大きめの幌で、紫外線だけでなく風などからも赤ちゃんを守れます。
50cmのハイシート構造やWサーモメディカルシステム搭載で、暑い時期のお出かけも快適。
オート4輪機能やハンドルの高さ調整機能は搭載されていませんが、その分軽量な作りになっています。
西松屋限定モデルのカルーンABは、価格が安いことも魅力の1つです。
西松屋といえば、そのお値段!
オープン価格にはなってしまいますが、30,000円前後とお求めやすい価格設定になっています。
他のカルーンエアーシリーズのメーカー希望小売価格より「5,000円〜7,000円」くらい安いので「予算を抑えたい」という新米ママ・新米パパにもおすすめです。
カルーンエアーメッシュAC
カルーンエアーメッシュACは、2024年9月に発売されたモデル。
カルーンエアーメッシュABが発売されてから2年くらい経った2024年に発売された最新モデルです。
最新モデルのカルーンエアーメッシュACは、カルーンエアーメッシュABと比べて
- 頭部のクッション性向上
- 荷物収納かごの容量が減少
- フロントガードカバーが洗濯機を使用して洗濯可能
- 近赤外線カット率78%の幌を搭載
- サイズ
- カラー展開
の6点が変更になりました。
カルーンエアーメッシュACでは、クッションがベースシートの頭部に搭載されたことで衝撃吸収性がアップ。
頭部にクッションが搭載されたことで、より安定した乗り心地で赤ちゃんは快適に過ごせます。
荷物収納かごの容量は25.3LのカルーンエアーメッシュABと比較すると小さめの22.3Lですが、前からも荷物の出し入れが可能で便利です。
フロントガードカバーは洗濯機を利用して洗濯できるので、手軽で簡単。
サイズに関しては数ミリ程度のわずかな違いなので、あまり気にならないと思います。
まとめ
アップリカのカルーンエアーシリーズは、3.8kg〜3.9kgと軽量で両対面式のA型ベビーカー。
最大の特徴は、軽量なので持ち運びがしやすいこと!
軽量ボディで持ち運びが便利なことから「階段の利用が多い」「電車やバスなどの公共交通機関の利用が多い」などの方から高い人気を集めています。
現在販売されているカルーンエアーシリーズは「カルーンエアーメッシュAB」「カルーンエアーAD」「カルーンAB」「カルーンエアーメッシュAC」の4種類。
この4種類に共通して言えるのは、軽くて持ち運びしやすいこと。
とても軽く、基本的な機能は搭載されているので「軽さ重視」「持ち運びが便利な方がいい」といった新米ママ・新米パパにおすすめしたいベビーカーです。
カルーンエアーシリーズの推しポイントや実際のレビューなども紹介してきましたが、参考になりましたか。
たくさんの種類のベビーカーの中から、自分に合った1台を選ぶのは大変だと思う方もいるかと思います。
この記事が少しでもベビーカー選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。