ニキビの種類

【徹底解説】黒ニキビとは?原因・治し方・スキンケアについて|酸化段階で治して美しい肌に

黒ニキビの特徴とは

黒ニキビは顔パーツの中でも「Tゾーン」にできやすい傾向にあります。

Tゾーンは額、眉間、鼻などの部分を言います。

Tゾーンは顔の他の部位と比較して皮脂腺が活発であり皮脂量が多いことが知られています。

一般的に言われている「いちご鼻」は黒ニキビが鼻に多くできている状態を言います。

 

黒ニキビができる原因としては肌のケア不足の他に白ニキビの放置が考えられます。

白ニキビに溜まった皮脂は毛穴が開くことで空気中の酸素に触れ酸化します。

皮脂が酸化されると変色し黒くなります。

この黒への変色が黒ニキビへと進行させる原因となります。

 

またニキビが黒く残ってしまう原因として紫外線が考えられます。

紫外線を大量にあびると肌の保護反応が働き紫外線を吸収するメラニンが生成されます。

このメラニンが増加することで黒ニキビとなることもあるので注意が必要です。

 

黒ニキビの発生原因は?
どうして皮脂は酸化するの?

黒ニキビの発生原因は「皮脂が空気中の酸素に触れて酸化すること」です。

「毛穴が開かなかったら皮脂は酸化しないのに」と思いますよね。

そもそもなぜ毛穴は開き黒ニキビができるのでしょうか。

毛穴が開いてしまうさまざまな原因について以下で解説していきます。

 

皮脂の過剰分泌

皮脂の分泌量が多いと皮脂が毛穴から上手く排出されずに毛穴内に溜まってしまいます。

また皮脂が過剰に分泌された場合、毛穴が小さく出口が狭いと上手く排出されずに皮脂が毛穴内に溜まります。

「皮脂の分泌量」が「皮脂の排出量」よりも多くなると毛穴が渋滞を起こします。

毛穴に溜まった皮脂などが空気中の酸素に触れると酸化して黒くなります。

これが黒ニキビです。

 

黒ニキビができやすい箇所としては皮脂分泌の多い額や眉間や鼻などのTゾーンです。

皮脂は皮脂腺が活発に働き皮脂の分泌量が多くなると毛穴に溜まりやすくなります。

皮脂の分泌量は「年齢」「季節」などにより変化します。

「ストレス」「生活習慣の乱れ」「ホルモンバランスの乱れ」「肌の乾燥」「脂質の多い食事」などが原因で皮脂分泌が促進するため注意が必要です。

 

洗顔料のすすぎ残し

洗顔料のすすぎ残しは毛穴詰まりの原因の1つとなります。

すすぎ残しにより肌に残った洗顔料が皮脂や汚れと混ざり酸化を引き起こし黒ニキビの原因となります。

また洗顔料が肌に残っていると肌に刺激を与え炎症を引き起こすおそれもあります。

洗顔は刺激を与えないように優しく丁寧に洗い流すことが大切です。

 

黒ニキビが発生したら真っ先に見直すべきなのが「洗顔」と言っても過言ではないです。

黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂や汚れが空気中の酸素に触れて酸化することで生じます。

毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除こうと強い力でゴシゴシ洗うのはNG。

また毛穴パックなどの粘着力の強いテープを貼って剥がすことで毛穴に詰まった皮脂や汚れを取るのはNG。

ゴシゴシ強い力での洗顔や毛穴パックは逆効果となる場合があります。

 

毛穴パックなどの毛穴の汚れが取れるものは一時的にはスッキリした気持ちになると思います。

しかし強い力で毛穴の汚れを無理やり取ってしまうと逆に毛穴が大きく開いてしまうおそれがあります。

大きく開いてしまった毛穴に更に皮脂や汚れが詰まり黒ニキビが悪化してしまったりニキビ痕として残るおそれもあるので注意しましょう。

 

ターンオーバーの乱れ

通常の肌のターンオーバーのサイクルは「約28日」と言われています。

通常、約28日周期と言われている肌のターンオーバーは「加齢」「誤ったスキンケア」により乱れてしまいます。

他にも「睡眠不足」「不規則な睡眠」「食生活の乱れ」「喫煙」「ストレス」「運動不足」「紫外線」などがターンオーバーの乱れの原因となることも。

 

肌のターンオーバーが乱れることで古い角質が肌に残り毛穴が塞がれます。

古い角質により塞がれた毛穴に皮脂や汚れが溜まると酸化し黒ニキビができやすくなります。

肌のターンオーバーが乱れないように規則正しい生活を心がけましょう。

規則正しい生活がニキビの予防だけでなく改善にも繋がります。

一度、日々の生活スタイルを振り返ってみるのも良いかもしれないですね。

 

黒ニキビができないために行うスキンケアのポイントは?

黒ニキビができないために自宅で行うスキンケアの3つのポイントについて以下に示しました。

  1. 力の強さに注意して洗顔を行う
  2. 洗顔後や入浴後はすぐに保湿ケアを行う
  3. メイクや紫外線対策は注意して行う

以上の3点について詳しく解説していきます。

 

力の強さに注意して洗顔を行う

過度の洗顔や強く顔を洗うことは避けましょう。

例え皮脂が気になったとしても過度の洗顔や洗顔時の力の強さには注意が必要です。

肌への強い刺激は必要な角質をも除去してしまうおそれがあります。

また必要な皮脂まで落とすため肌を乾燥させてしまいます。

 

肌の乾燥はニキビの原因となります。

過度の洗顔により必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥すると逆にニキビができやすくなります。

皮脂が気になってても過度の洗顔は控えてくださいね。

 

肌への刺激を少なくするためにも刺激の少ない洗顔料を選びましょう。

洗顔時はしっかり泡立てた洗顔料を使用し優しく汚れを洗い落としましょう。

手指が肌に触れないようにフワフワの泡で洗うのがポイントです。

 

洗顔後や入浴後はすぐに保湿ケアを行う

洗顔後や入浴後は肌の水分が蒸発しやすいためすぐに保湿ケアを。

洗顔後は化粧水などで肌に水分を与えましょう。

肌の乾燥状態は続くと乾燥によるダメージから肌を守ろうとする保護作用が働き皮脂を過剰に分泌します。

乾燥から肌を守るためにも洗顔後はすぐに保湿ケアを行いましょう。

 

化粧水を選ぶ際のポイントも少し紹介したいと思います。

化粧水は低刺激でニキビができにくいと言われている「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載されているアイテムがおすすめです。

 

メイクや紫外線対策は注意して行う

ニキビや毛穴が気になるとファンデーションなどのアイテムで隠したくなりますよね。

しかしファンデーションの厚塗りは控えた方が良いです。

厚塗りしたファンデーションを落とすために入念なクレンジングが必要となります。

入念なクレンジングがかえって肌への強い刺激となります。

 

落とし残したファンデーションが肌に残っていると毛穴を塞ぎニキビの原因となるおそれがあります。

ファンデーションを選ぶ際はクレンジングで落としやすい油分の少ないアイテムを選ぶと良いです。

 

紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し肌が乾燥したり角質が増加したりします。

肌を守るために増えた角質がかえって毛穴詰まりの原因となります。

肌の乾燥はニキビの原因となります。

肌を乾燥から守るためにも日焼け止めの使用や日傘や帽子などで紫外線対策を行いましょう。

使用するクレンジングや日焼け止めについても化粧水と同様「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載されているアイテムがおすすめ。

-ニキビの種類

S