美白ケアに効果的な成分

皮膚専門家が教える|ニコチン酸アミドの正しい使い方とは?美白剤・成分の効果と安全性も解説

ニコチン酸アミドは高い効果を持つ?
気をつけるべきことはある?

ニコチン酸アミドは別名ナイアシンアミドとも言われている水に溶ける成分です。

肌荒れ予防、バリア機能の強化などさまざまな効果を持ちます。

ニコチン酸アミドの効果について以下に示しました。

  • コラーゲン生成を促進しシワやたるみを予防する
  • 肌の色むらの改善し肌トーを均一に整える
  • メラニン生成抑制作用によりシミやそばかすを予防する
  • セラミド合成作用により肌のバリア機能を強化する
  • 皮脂抑制効果により肌のテカリをコントロールする

ニコチン酸アミドは真皮の線維芽細胞に作用することでコラーゲンの生成を促進します。

これにより乾燥によりできるシワやたるみの改善・予防に効果が期待できます。

ニコチン酸アミドは血管拡張作用も持っており血流を改善することで肌の色むらを改善する効果が期待できます。

血管拡張作用で青くま作用し、抗糖化作用で黄ぐすみ作用し改善する効果が期待できます。

 

ニコチン酸アミドはメラニンの生成を抑制することでシミ・そばかすの予防に効果が期待できます。

セラミドを合成する作用も持っているため肌のバリア機能を強化し肌荒れの改善に効果的です。

また過剰に分泌される皮脂を抑制することでテカリのコントロールもしてくれます。

 

パッチテストを行い自分の肌に合うか試した上で使用を

ビタミンB群の一種であるニコチン酸アミド。

肌への刺激はほとんどないですが中にはニコチン酸アミドが肌に合わない方がいます。

「敏感肌の方」や「以前化粧品で肌トラブルを経験した方」は必ず使用前にパッチテストを行い肌に赤みや刺激が出ないか確認した上でご使用ください。

 

推奨されている「使用目安量」「使用回数」を超えての使用は避けること

ニコチン酸アミドは刺激の少ない成分ですが過剰使用は肌トラブルの原因になるおそれがあります。

推奨されている「使用目安量」「使用回数」を超えての使用は避けましょう。

万が一、肌トラブルが起こった場合は皮膚の専門家に相談することをおすすめします。

 

ニコチン酸アミドの効果を高めるためには

ニコチン酸アミドと効果的な組み合わせの成分を以下に示しました。

 

  • ニコチン酸アミドとアルブチン

メラニンが詰まっているメラノソームの輸送を阻害するニコチン酸アミド。

一方、メラニンの生成を直接抑制するアルブチン。

単独時と比較してニコチン酸アミドとアルブチンを組み合わせることでメラニンの生成を阻害してつくらせないという高い美白効果が期待できます。

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