シワの種類

しわの種類は?ちりめんじわ、表情じわ、たるみじわなどしわの種類について紹介

しわの種類

顔のしわと言ってもさまざま。

「額にできる横じわ」「眉間の縦じわ」「目尻の表情じわ」「鼻の横じわ」「口唇上の縦じわ」などがあります。

しわによってできる原因も異なっています。

この記事ではしわの種類について解説しています。

 

しわの種類について

しわは深さにより「表皮性」「真皮性」の2種類に分けられます。

さらに原因により「紫外線しわ」「乾燥しわ」「表情じわ」に分けられます。

しわと言われるとどのようなものを思い浮かべますか?

 

年齢を重ねるとともに現れる老化現象の1つがしわです。

しわの状態は肌の表面の表皮から肌の奥の真皮へと進行するにつれて深く濃くなり元の状態に戻らなくなります。

真皮まで達すると元に戻らないしわになるので肌の表面の表皮の段階でのケアが重要になってきます。

ここで「表皮性」と「真皮性」のしわについて簡単にみていきましょう。

 

<表皮性>

初期段階で肌の表面にできるごく浅いしわのこと。

表皮性しわの原因のほとんどが乾燥。

肌を保湿してあげることで消える可能性もあります。

 

<真皮性>

しわの溝が肌の奥深くの真皮層まで達し、しっかりと刻まれたものが真皮性のしわです。

真皮性のしわは保湿しても消えることはありません。

 

「表皮性」「真皮性」の2つを見分ける方法はしわを指で押し広げてみると確認することができます。

「表皮性」であれば指で広げた時にしわが消えてしまいます。

この状態は浅いしわでありたっぷりの保湿用化粧品で保湿をすることで元に戻せる可能性があります。

 

しわのできる原因によってもさまざまな種類があります。

実際にどんな種類のしわがあるのかみていきましょう。

<表情じわ>
表情の癖により刻まれたしわのこと。

<乾燥しわ>
乾燥により肌表面のキメが乱れることでできる小じわのこと。

<紫外線しわ>
紫外線によりコラーゲンやエラスチンが減少することでできるしわのこと。

 

このようにしわにはさまざまな種類があります。

それぞれのしわについて以下で詳しくみていきましょう。

 

紫外線しわ

紫外線を浴びることによってできてしまうのが紫外線しわ。

紫外線を浴びることによって1番気になることは何でしょうか。

「日焼け」「しみ」「しわ」などが挙げられますが、1番問題になってくるのが「肌の乾燥」。

 

紫外線を浴びた後に肌がピリついたという経験をしたことがある方は多いのはないでしょうか。

この状態の肌は水分が一気に失われ軽い火傷状態であり乾燥もしています。

しわにならないためにも乾燥してしまった肌を水分や保湿成分含有の化粧品で補う必要があります。

春夏秋冬において日焼け対策が大切になってきますが、特に春夏は日焼け対策が大切になります。

 

乾燥しわ

乾燥しわは肌の水分量や皮脂量の不足により細かい線がたくさんできます。

頬やほうれい線などは乾燥しわができやすいです。

笑った時にできる目尻の表情じわとは別物。

笑った時にできる目尻のしわは年齢を重ねるごとに味が出てきます。

しかし肌の乾燥からできる乾燥しわは良いものとはいえません。

 

乾燥しわの原因として考えられるのは肌の水分量と皮脂量のバランスの崩れです。

10代や20代など年齢が若い方は肌にハリ・弾力が十分あるため、あまり気にならない方がほとんど。

年齢を重ねる頃に肌のハリ・弾力は失われることによってしわが気になる方が増加傾向に。

 

肌のハリ・弾力がなくなることでしわが生まれます。

コラーゲンやヒアルロン酸は年齢を重ねるとともに減少します。

肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸の減少は乾燥しわが生まれる原因です。

 

表情じわ

表情じわは表情筋が働く時にできるしわであり素の表情に戻った時にも残っているしわのことを言います。

私たちの顔に存在する筋肉はおよそ30個。

顔の動きに関わる筋肉や表情を司っている筋肉などを総称して「表情筋」と呼びます。

これらの筋肉が伸び縮みすることにより表情が形成されます。

「目元」「口元」「額」「眉間」「目尻」は特によく動く場所なので表情じわができやすいのが特徴。

「ボツリヌス注入」「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」などで改善できるとは言われていますが予防も大事です。

 

表情じわは年齢を重ねるごとに悩む人が多くなるしわの1つです。

表情の癖は人それぞれでなかなか癖を治すのは難しいです。

イライラした時、パソコンやスマホを凝視する時など眉間にしわは寄っていないですか?

眉間など頻繁に同じところにしわを寄せることによって形状記憶のように残ってしまいます。

しわとして気になるようになってからでは遅いです。

形成されたしわは形状記憶され素の表情になった時も戻らなくなります。

 

日々の生活から同じ表情を繰り返さないようにすることが表情じわを作らないためには大切です。

同じ表情を作らないようにするのはかなり難しいことなので意識することから始めましょう。

普段の生活でできてしまう表情じわ。

良くしわが寄るところが分かる方は、そこを寝る前のスキンケアで保湿してあげましょう。

 

しわは相手の方に良い印象も悪い印象も与えてしまいます。

相手の方の良い印象を与えることができるようにスキンケアや表情を日頃から意識しましょう。

 

表皮性しわ/表皮じわ/ちりめんじわ/小じわ

表皮性しわは肌の表面の表皮にできる細かいしわのことを言います。

「ちりめんじわ」や「小じわ」と呼ばれることもあります。

年齢を重ねるごとに「目の下」「目尻」などにできやすいです。

原因として考えられるのは「肌の代謝低下」「肌の保水力低下」「乾燥」「紫外線による肌ダメージ」など。

極細針であるマイクロニードルを皮膚に刺して高周波(RF)を照射する治療である「マイクロニードルRF」や「フラクショナル炭酸ガスレーザーeCO2(エコツー)」「レーザーフェイシャル」などの施術で改善できると言われています。

 

肌の表面にでき目元や目尻に現れる細かいしわを「ちりめんじわ」「小じわ」と言います。

(ちりめんとは糸に強いねじりをかけ織られた織物のことを言います)

ちりめん生地表面の細かい凹凸と表皮の細かいしわの集まりが似ていたことからその名が付けられたと言われています。

 

「ちりめんじわ」は「乾燥しわ」と呼ばれ皮膚の1番外側の表皮性のしわ。

若い年齢の方にもできるのが表皮性しわの特徴です。

 

真皮性しわ/真皮じわ

真皮性しわ(真皮じわ)はしわの深さが真皮層にまで達しV字型に陥没した深いしわのこと。

しわの最終形である真皮性しわは「大しわ」とも言われています。

「目尻」「目の下のくぼみ」「額」などにでき年齢を重ねるとともにくっきりと現れます。

 

「紫外線による肌へのダメージ」「乾燥」「肌の弾力低下」が主な原因として考えられます。

ちりめんじわと異なり、保湿をしっかり行ったとしても表皮性しわはなかなか元に戻りにくいのが特徴。

肌の表面にちりめんじわのような細かいしわが形成され、表情じわとして形状記憶されていき真皮性じわへと進行していきます。

極細針であるマイクロニードルを皮膚に刺して高周波(RF)を照射する治療である「マイクロニードルRF」や「フラクショナル炭酸ガスレーザーeCO2(エコツー)」や「ヒアルロン酸注入」により改善することができます。

 

たるみじわ

肌のたるみ(タルミ)によって形成されるのがたるみじわ。

年齢を重ねるごとに肌を支える組織が失れ

たるみじわは主に「目の下のくぼみ」「目尻」「眉間」「額」「法令(ほうれい)線」「首の下」にできます。

6割以上の女性の悩みでもあるほうれい線は「周辺の皮膚」「皮下組織」「筋膜」のたるみによって目立つようになります。

アキュリフトやヒアルロン酸注入などで改善できると言われています。

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