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肌が黄色いと感じる原因は?
肌が黄色く見えると感じる場合は何らかの原因があります。
まずは肌が黄色く見える原因について知ることが大切です。
原因を知った上で適切なケアを行いましょう。
肌が黄色いと感じる際の主な原因として「黄疸」「柑皮症」などの疾患や「糖化」「カルボニル化」による黄ぐすみが挙げられます。
「黄疸や柑皮症などの疾患」と「糖化やカルボニル化による黄ぐすみ」の2つに分けて解説していきます。
「黄疸(おうだん)」や「柑皮症(かんぴしょう)」
肌が黄色いを感じる場合は何らかの疾患が原因の可能性があります。
肌が黄色いと感じる代表的な疾患としては「黄疸(おうだん)」「柑皮症(かんぴしょう)」が挙げられます。
「黄疸」「柑皮症」の場合はただ単に肌がくすんでいるわけではないためその疾患にあった適切な処置が必要です。
黄疸は黄色い色素であるビリルビンが血液中で増加し皮膚に過剰に沈着した状態です。
黄疸の場合ほとんどが皮膚だけでなく眼球の白い部分も黄色くなります。
柑皮症はみかんの食べ過ぎなどでみかんに含まれているカルテノイドが皮膚に沈着した状態です。
カルテノイドという色素は皮膚の角質層や表皮などに沈着しやすいです。
特に角質層の厚い「手のひら」「足の裏」は黄色くなりやすいです。
柑皮症はみかんなどの柑橘類の摂取を控えれば自然に治っていくため特別な治療を行う必要はありません。
柑皮症とは異なり黄疸の場合は治療を行う必要があります。
「黄ぐすみ」だと勝手に思い込みそのまま放置しないよう気をつけましょう。
「糖化」や「カルボニル化」による黄ぐすみ
「黄疸」「柑皮症」などの疾患以外で肌が黄色い場合に考えられる原因として「黄ぐすみ」があります。
黄ぐすみの原因として「糖化」「カルボニル化」が挙げられます。
「糖化」は体内でタンパク質と余った糖が結びつく現象であり「カルボニル化」はタンパク質と参加した脂質が結びつく現象です。
糖化やカルボニル化により肌の真皮層が黄色く変色することで黄ぐすみが起こります。
食事などにより過剰に摂取させた糖は余剰の糖となりタンパク質を結びつきます。
糖とタンパク質が結びつくと「褐色に変性した糖化タンパク質」ができます。
酸化した脂質がタンパク質と結びつくと「黄褐色の硬いALEs(カルボニル化タンパク質)」に変性します。
これにより黄ぐすみに繋がってしまいます。
肌の「黄色いくすみ」の改善方法は?
肌の黄ぐすみについては「改善・予防」が可能です。
しかし「黄疸」などの治療が必要な場合は例外です。
黄ぐすみの「改善・予防」では外側からのスキンケアのみではなく内側からのケアも大切です。
内側からはインナーケアを行いましょう。
ここからは「外側からのスキンケア編」と「内側からのインナーケア編」に分けて紹介していきます。
美白対策をしていても顔色が冴えないなら「くすみ対策」を!
「美白対策をしているのに顔色が冴えないな」と気になっている方はくすみ対策を行う必要があるかもしれません。
顔に透明感がなくなり、なんとなく黄色っぽく見える場合は「黄ぐすみ」かも!
「くすみ」と一口に言ってもさまざまなタイプがあります。
くすみのタイプによって「原因」「スキンケア方法」などは異なります。
くすみの1つである「黄ぐすみ」は何が原因で対策方法にはどんなことがあるのでしょうか。
日々の生活で取り入れられることについて紹介していくのでぜひ参考にしてください。
黄色いくすみの原因は「糖化」?
肌が黄色く見える黄ぐすみですが原因は一体なんでしょか。
もうすでにこの記事で紹介していますが黄ぐすみの原因の1つが「肌の糖化」です。
ここでは「糖化」について詳しく解説していきます。
糖化とは簡単に言うと体内で「糖質」と「タンパク質」が結びついて起こる現象のことであり「体内の焦げ」です。
糖化は「こんがり焦げたホットケーキ」を想像してもらうとわかりやすいかと思います。
食事などから摂取した糖質が使われずに体内で余るとその余った糖が体内のタンパク質と結びつきます。
糖とタンパク質の結びつきにより糖化の原因物質となる「AGEs(糖化最終生成物)」が生成され蓄積されていきます。
糖とタンパク質が結びつきAGEsという物質が生成される作用のことを「糖化」と呼びます。
糖化により生成するAGEsは老化を促進させる物質であり色は褐色をしています。
AGEsが体内に蓄積されると「黄ぐすみ」や「シミ」の原因になります。
糖化してしまった肌は「弾力」「ハリ」を失ってしまいます。
糖化の1つの原因が糖質の過剰摂取です。
甘いジュースやお菓子、菓子パンなどを多く摂取する習慣のある方は注意が必要です。
糖質を過剰に摂取することにより糖質が余るため糖化のリスクを増大させ黄ぐすみの原因となります。
急激な血糖値上昇を繰り返し起こしたり高血糖状態が続いても糖化のリスクを増大させます。
糖化の原因は生活習慣。
食生活の改善などのインナーケアが糖化による黄ぐすみの対策には大切です。
【スキンケア編】肌の黄色いくすみを改善・予防する方法
肌の黄ぐすみを「改善」「予防」するためには適切なスキンケアを行うことが大切になってきます。
黄ぐすみの改善・予防のためのスキンケアのポイントとしては以下の2点です。
- 十分な保湿を行う
- 紫外線対策を怠らない
肌の十分な保湿行うこと、紫外線対策を行うことは黄ぐすみ対策でポイントとなってきます。
これらの適切なスキンケアを行うことに加えて使用するスキンケアアイテムの選び方も重要です。
ここでは選ぶと良いスキンケアアイテムについても紹介しています。
「どんなスキンケアアイテムを使用して良いか分からない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さい。
では早速見ていきましょう〜。
十分な保湿を行う
黄ぐすみの改善・予防には十分な保湿を行うことが重要になってきます。
十分な保湿を行い肌のターンオーバーを整えバリア機能がしっかり働く肌を作る必要があります。
肌のバリア機能がしっかり機能することが黄ぐすみの改善・予防には不可欠。
そのためには十分な保湿を行い肌の水分量を保つことが大切です。
保湿を行う際はタイミングも重要です。
肌が乾燥しやすい洗顔後や入浴後は速やかに保湿ケアを行いましょう。
肌の保湿には高い保湿効果を持つ「ヘパリン類似物質」「セラミド」などが含有したスキンケアアイテムがおすすめ。
ヘパリン類似物質を含有しているローションやクリームには「医薬品」「医薬部外品」があります。
使用する際は使用上の注意をよく読んだ上で使用して下さい。
医薬品の場合は保湿効果に加えて「血行促進効果」「抗炎症効果」を持つため乾燥肌の改善にも効果が期待できます。
医薬部外品は乾燥肌に限らず日々のスキンケアや美容目的で使用でき高い保湿効果が期待できます。
十分な保湿ケアを行うことは黄ぐすみの改善・予防に重要になってきます。
紫外線対策を行う
肌の黄ぐすみの改善・予防には紫外線対策を行うことが大切です。
黄ぐすみを悪化させる原因の1つが紫外線。
紫外線は肌の糖化を促進させます。
また紫外線を浴びると活性酸素が発生するため脂質酸化によるカルボニル化も促進します。
紫外線対策を怠り紫外線を浴び続けてしまうと「糖化」だけでなく「カルボニル化」も促進してしまうため注意しましょう。
紫外線対策は外出する時だけで行うのではなく室内にいる時も行うのがベストです。
紫外線は室内にいても届きます。
外出の有無に関わらずに紫外線対策を行うことが黄ぐすみ改善・予防には大切です。
日焼け止めの使用、外出時は日傘や帽子などを使用し紫外線対策を行うことをおすすめします。
サングラスなどを使用し紫外線対策を行うのも良いですね。
【インナーケア編】肌の黄色いくすみを改善・予防する方法
黄ぐすみの改善・予防には外側からスキンケアを行うのも重要ですがスキンケアのみでは足りません。
スキンケアに加えてインナーケアを同時に行い内側から黄ぐすみ対策をしましょう。
黄ぐすみ対策になるインナーケアについて紹介していきます。
インナーケアは一回やるだけでは効果がありません。
あくまでも継続することが大切なので無理のない範囲で取り入れてみて下さい、
糖質や脂質の摂り過ぎ注意
糖質や脂質の過剰摂取は黄ぐすみの原因となります。
気が付かないうちに過剰に摂取していることもあるので一度、糖質や脂質の摂取量と日々の食事内容を見直すと良いでしょう。
炭水化物ばかり食べたり甘いお菓子や清涼飲料の過剰摂取は控えましょう。
これらは摂取する糖質の量が多くなり糖化の原因となります。
黄ぐすみを防ぐためには野菜やタンパク質などの栄養素も摂取し偏りのない食事を心がけましょう。
脂っこい食事なども黄ぐすみの原因になるため控えましょう。
調理の際に使用する油は酸化しにくい「ごま油」「オリーブオイル」がおすすめです。
「ごま油」「オリーブオイル」は酸化しにくいためカルボニル化による黄ぐすみの対策に効果が期待できます。
ビタミン類を積極的に摂り栄養バランスを整える
黄ぐすみ対策にはビタミン類の積極的な摂取がおすすめです。
摂取した方が良いのは主にビタミンA・C・Eを中心としたビタミンです。
ビタミン類は肌のターンオーバーを整えるのに効果的です。
黄ぐすみ対策には外側からの保湿ケアも重要ですが肌の健康を守るためにこまめな水分補給を行うことが大切です。
こまめな水分補給などの内側からのケアを行うことで肌の乾燥を防ぐことができます。
日頃からこまめな水分補給を心がけましょう。
栄養バランスを考えた食事を心がけることも黄ぐすみ対策には大切です。
バランスの取れた食事は糖質や脂質の摂りすぎを予防するだけでなく肌のターンオーバーを整え肌の水分量も上げてくれます。
ビタミン類を多く含む食材を上手く使いバランスの取れた食事を心がけましょう。
食べる順番を工夫し食事リズムを整える
肌の糖化による黄ぐすみを予防するには食べる順番も大切です。
食事の際は血糖値が急激に上昇しないように野菜などの食物繊維を先に食べましょう。
食物繊維を先に食べることで血糖値の上昇が抑えられることが分かっています。
また血糖値の急激な上昇を防ぐために「GI値(グリセミック指数)の低い食品」を選びましょう。
(GI値とは食後の血糖値がどのくらいのスピードで上昇するかを数値化したもの)
GI値が低い食品ほど血糖値の急激な上昇を抑えることが期待されます。
血糖値の急激な変動を抑えるために規則正しい食生活を行い食事のリズムを一定にしましょう。
「適度な運動」や「良質な睡眠」を心がける
「適度な運動」「良質な睡眠」が糖化による黄ぐすみの予防になります。
特に食後に行うウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
食後に行うことで糖がエネルギーに変換されるため糖化の予防になります。
定期的にウォーキングなどの有酸素運動を行うのが理想ですが現実的には難しい方もいると思います。
無理してやっても続かないのでまずは意識的に階段を使用することから始めてみましょう。
あくまでも継続して適度な運動を行うことが大切なため無理のない範囲で行ってください。
適度な運動は糖化による黄ぐすみの予防の他に「肌の健康維持」「血行改善」「代謝アップ」などにも効果的です。
糖化による黄ぐすみ改善・予防には適度な運動に加えて良質な睡眠をとることも大切です。
良質な睡眠をとることにより肌のターンオーバーが整います。
良質な睡眠をとるために寝る前には体をしっかり温めリラックスして入眠する環境を整えることが大切です。
美白を目指す!
黄ぐすみ対策はインナーケアから
糖化が原因の黄ぐすみ対策のは「インナーケア」が効果的です。
まずは食生活から改善していきましょう。
食生活の見直しは今日からすぐにできるはず。
少しずつで良いので体の中に入れる栄養素を見直してみてはいかがですか。
糖質の過剰摂取は黄ぐすみの原因になりますが糖質を全く摂取しないのはNG。
糖質は体にとって大切な栄養素。
糖質は脳や体を動かすためのエネルギー源となる他、保湿能力を持つと言われています。
糖質は適度に摂取することが大切であり過度の糖質制限は肌の乾燥を招く要因となります。
黄ぐすみ対策には食べる順番や食材選びも大切です。
血糖値が急激に上昇しないように野菜から食べたり「GI値」が低い食品を選ぶようにしましょう。
ここからは黄ぐすみ対策を行う上でおすすめの食材を紹介していきます。
白い糖質はNG
精製された白い食品はGI値が高いため血糖値の急激な上昇を招くおそれがあります。
例えば「白米」「白い食パン」「うどん」「白砂糖」などが挙げられます。
血糖値の急激な上昇は「糖化」を起こす原因となります。
急な血糖値上昇を抑えるためにはGI値の低い食品がおすすめ。
GI値が低い食品には「胚芽米」「玄米」「全粒パン」「そば」「きび砂糖」などがあります。
これらは精製されていない食品で血糖値が緩やかに上昇します。
黄ぐすみ対策には「白米」「白い食パン」などの白い糖質から「胚芽米」「玄米」などの茶色い糖質へ変えるだけでも効果的です。
これをきっかけに普段食べているものを見直してみるのも良いですね。
ナッツ類の摂取を
ナッツ類はGI値の低い食品であり血糖値を上げにくいです。
血糖値コントロールには食事の30分以上前のナッツがおすすめ。
2粒くらいのナッツをよく噛んで食べておくことで食事での血糖値の急激な上昇を防ぐことができ糖化を防ぎます。
ナッツは「ビタミンB群」「ミネラル」「良質な脂質」「食物繊維」などを含み美肌にも良く低糖質です。
ナッツ類の中でも特におすすめなのが「くるみ」です。
くるみはナッツ類の中で抗酸化値が最も高くオメガ3脂肪酸を最も多く含んでいます。
他にも健康の維持や増進に欠かせないビタミンE、ビタミンB1、葉酸、マグネシウム、亜鉛や食物繊維などが含まれています。
オメガ3脂肪酸は血液をサラサラにし、ビタミンEは血行を促進し、ビタミンB1は糖質の代謝を助けます。
肌の糖化を防ぐだけでなく美容にも効果的です。
アーモンドやピーナッツに関しても良質な脂質や食物繊維を豊富に含んでいます。
ナッツは糖化を防ぎますが食べ過ぎには注意が必要です。
ナッツ類はカロリーが高いため1日25gくらいを目安にしましょう。
「アーモンドは約20粒」「カシューナッツは約12粒」「マカダミアナッツ約7粒」を目安にして食べすぎないように。
インナーケアで体の内側から黄ぐすみ対策を行い、くすみのない美白を目指しましょう。
肌の黄色いくすみが気になってもやってはいけないこと
黄ぐすみが気になってもやってはいけないケアがあります。
あくまでも適切なケアを行うことで黄ぐすみの改善・予防ができます。
誤ったケアは逆に肌荒れなどの肌トラブルの原因になることがあります。
知らないうちに誤ったケアを行っているなんてことも。
この記事を通して誤ったケアについて知り、もし誤ったケアを行っていたのであれば改善しましょう。
健やかな肌を守るために避けるべきケアについて紹介していきます。
過度なスキンケアはNG
黄ぐすみでは肌のくすみを取ろうとして過度のスキンケアや洗顔を行いがちに。
過度のスキンケアや洗顔はNGです。
過度の洗顔は肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまい肌の保湿性が低下する原因となります。
洗顔時に使用するお湯の温度にも気をつけましょう。
汚れを落とそうと40度以上の熱いお湯を使用したり過度のピーリングは控えて下さい。
ゴシゴシ洗ったりすると摩擦が生じ肌を傷めるだけでなくバリア機能の低下に繋がるおそれがあります。
適切なケアをなるべく肌に刺激を与えないように行うことがポイントです。
過度な食事制限はNG
過度の食事制限はNGです。
糖質や脂質の過剰摂取は好ましくありませんが制限しすぎも好ましくないです。
過度の食事制限により空腹の時間が長くなるとその後の食事での血糖値が急激に上昇しやすくなります。
肌の糖化を防ぐには急激な血糖値上昇を避けることが大切です。
過度の食事制限による栄養不足は肌の乾燥や肌荒れなどの肌トラブルの原因になります。
また健康や体の機能が低下して体調不良をおこすおそれもあります。
黄ぐすみを防ぐにはバランスを考えた食事を規則正しく摂取することが大切です。
肌の黄色いくすみには継続した適切な「スキンケア」「インナーケア」が大切
肌が黄色い場合はまずは黄色くなった原因を知ることが大切です。
原因としては「黄疸などの疾患である場合」「生活習慣などが原因で肌がくすんでいる場合」があります。
原因が異なると治療法も異なるためまずは原因を知ること。
黄ぐすみだった場合は「内側からのインナーケア」「外側からのスキンケア」の両方が大切になります。
偏りのない食事、適度な運動、良質な睡眠などのインナーケアを心がけ規則正しい生活を送りましょう。
また保湿などの適切なスキンケアを行い黄ぐすみを防ぎましょう。
黄ぐすみの改善に限ったことではないですがケアを行ってすぐに効果が出るものではありません。
根気強く継続したケアを行うことが黄ぐすみ改善には大切です。
これらのケアは黄ぐすみ改善の他に健康な肌を維持するために大切ですので継続してケアを行いましょう。
美白の天敵!
他のくすみのタイプは?
肌のくすみは美白の天敵になります。
今回の記事では糖化が原因の黄ぐすみについて見てきました。
ここで他の肌くすみのタイプについて簡単に見ていきましょう。
美白の肌を手にいれるために当てはまる肌くすみのタイプがあったら対策しましょう。
血行不良による「青いくすみ」
血行不良が原因のくすみは青っぽく見えます。
これは寝不足や体の冷えが関係しているため生活習慣を見直す必要があります。
青くすみは血行不良が原因のため血行を良くすることが改善への一歩。
まずは体温を上げて体を冷やさないように。
体温を高める効果がある「運動」「ストレッチ」などを意識して行うだけでも随分変わります。
体を温めるには半身浴も効果的です。
シャワーのみで済ませてしまっている方は湯船に浸かり体の芯から温めましょう。
青くすみの原因である血行不良は食事による改善も効果が期待できます。
青くすみ対策には体を温めてくれる生姜やレンコンなどの根菜類の摂取が効果的です。
他にもカプサイシンが含まれている辛い食事もおすすめです。
カプサイシンは血行を促進し体温を上げてくれる他に脂肪燃焼効果も期待されています。
運動や半身浴に加え食事で体の内側から温め、血行を促進し青くすみを防ぎましょう。
メラニンによる「茶色いくすみ」
メラニン色素の沈着が原因のくすみは茶色っぽく見えます。
メラニン色素は紫外線によるダメージや肌の摩擦などの刺激により生成します。
茶くすみを防ぐにはUVケアなどの紫外線対策を行うことが重要になります。
またクレンジングや洗顔を行う際は摩擦を起こさないように優しく。
茶くすみを防ぐには食生活の改善も効果的と言われています。
肌のバリア機能向上が期待できる乳酸菌を多く含むヨーグルトの摂取は紫外線対策に効果的。
他にも抗酸化成分のビタミンCを積極的に摂ることが茶くすみ改善に繋がります。
ターンオーバーの乱れによる「黒いくすみ」
肌のターンオーバーの乱れが原因のくすみは黒っぽく見えます。
正常のターンオーバーは約28日間の周期で皮膚が新しく生まれ変わり古い角質はフケとなり剥がれ落ちます。
ターンオーバーの周期は年齢を重ねるとともに遅くなります。
個人差はありますが30代では40日、40代では55日にまで遅くなります。
黒いくすみの原因は年齢を重ねるとともにターンオーバーが遅くなり剥がれ落ちるはずの古い角質が肌表面に溜まることです。
肌のターンオーバーを促すのに欠かせないのが「ビタミンB2」「ビタミンB6」。
積極的にビタミンB2やビタミンB6を含む食品を摂ることをおすすめします。
ビタミンB2を多く含む食品はレバーや豚肉、納豆、鰻が挙げられビタミンB6を多く含む食品にはレバー、卵、大豆製品などが挙げられます。
鉄分が不足して起こる貧血によっても黒いくすみは生じます。
鉄が不足すると血中のヘモグロビンが減少し酸欠状態になると赤黒い血が増えます。
それが透けて見えるため黒くくすんだ状態に見えます。
貧血の場合は鉄分を多く含むレバーやカツオなどを積極的に摂取しましょう。
サプリメントで鉄分を取り入れるのも良いですね。
まとめ
「美白ケアを行っているのに肌がくすんでいるな」「なんか顔色が冴えないな」と思っている方はくすみ対策を行ってみて下さい。
黄ぐすみをはじめ青くすみ、茶くすみ、黒いくすみについて「原因」「対策」を簡単に紹介してきました。
適切なくすみ対策を行うにはまずはくすみの原因を知りましょう。
くすみの原因さえ分かれば日頃のケア次第で改善することは可能です。
原因を知り継続したくすみ対策で透明感のある美白の肌を手に入れましょう。
くすみと言っても原因は様々。
今回は黄ぐすみにフォーカスを当てて解説してきました。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。