1日の終わりにメイクや皮脂をしっかり落とすために行うクレンジング。
クレンジングの選び方は、しっかり汚れを落とし、肌のうるおいを保つためにとても重要です。
クレンジングの種類が多すぎて「何のタイプが自分に合っているかわからない」と思っている方も多いはず。
2019年(当時21歳)から、なんとなくクレンジングを季節や肌状態によって使い分けていました。
2022年(当時24歳)の時に薬剤師免許を取得し、2024年(当時26歳)の時に日本化粧品検定1級・2級を取得してから、クレンジングの選ぶ基準がガラッと変わり、肌状態は格段に良くなりました。
今回の記事では、季節や肌状態によって使用するクレンジングにこだわってきた私が「肌タイプ、肌悩み別の選び方」「コンディション、ニーズ別の選び方」など紹介。
「私の肌質に合うクレンジングは?」「クレンジングって使い分けるの?」など気になった方はぜひ参考にしてください。
クレンジングの選び方をみる前に、クレンジングと洗顔の違いをみていきましょう。
クレンジングで肌トラブルを未然に防いできた経験から大切さを解説!
洗顔との違いは?
クレンジングは、メイク汚れや皮脂などの「油性の汚れ」を落とすために必要不可欠なスキンケア。
通常の洗顔料では、しっかり落とすことが難しい油性の汚れを浮き上がらせてくれます。
クレンジングと洗顔を正しく意識をすることで、しっかり汚れを落とすことができ、ニキビや毛穴詰まりなどが減少。
私は、クレンジングと洗顔の違いを理解したのは、化粧品検定の勉強していた2024年(当時26歳)。
クレンジングと洗顔の違いを意識し始めてからは、ニキビや乾燥などの肌トラブルが以前と比較して減りました。
実際に、クレンジングと洗顔の違いをみていきましょう。
クレンジングの主な役割について
洗顔と何が違う?
クレンジングは、メイク汚れや皮脂、日焼け止めなどの「油性の汚れ」をしっかり落とすために必要不可欠。
ファンデーションやクリームチーク、ウォータープルーフのマスカラなどは油分を多く含有。
そのため、汗やほこりなどの「水性の汚れ」を落とすことが得意な洗顔ファームもしくは、水だけではしっかり落とすことは難しいです。
クレンジングと洗顔では、得意とする汚れの種類や役割が異なるため、美肌を保つためにはクレンジングの後に洗顔する「ダブル洗顔」の必要が。
アイテムによってはダブル洗顔不要のものもあるので、必ずパッケージの表示を確認してから使用しましょう。
クレンジングは肌トラブルを未然に防ぐために大切なスキンケア
クレンジングは「ニキビ」「毛穴詰まり」「黒ずみ」「肌のざらつき」などの肌トラブルを未然に防ぐために大切。
メイク汚れや古い皮脂がしっかり落ちず、毛穴に残るとニキビや吹き出物の原因に。
また、肌に合わない洗浄力の強いクレンジングの使用は、メイク汚れや皮脂などはしっかり落とせますが、必要な皮脂やうるおいまで奪ってしまう可能性があります。
必要な皮脂やうるおいまで奪われると、バリア機能が低下し「乾燥」「ピリつき」「肌荒れ」などの原因になるおそれが。
洗い残しと洗いすぎは、どちらも肌に負担をかけます。
美肌を保つためには、肌質や肌のコンディションに合わせたクレンジング選びが重要。
肌質やメイクの濃さに合わせた洗浄力の選択と、摩擦や刺激を与えないクレンジングが鍵になります。
肌状態で使うクレンジングを変えてきたから分かる
肌タイプや肌悩み別の選び方を詳しく紹介!
肌タイプや肌悩みによって使用するクレンジングを使い分けることで、肌状態はかなり変わります。
自分の肌タイプを知っておくと、使った方がいいクレンジングがわかるのでおすすめ。
肌タイプは「季節」「体調」「年齢」などによって、ころころ変化します。
季節に合わせて1年に4回くらい、自分の肌タイプを確認するといいです。
普通肌
水分と油分のバランスが整い、肌状態が安定している肌。
うるおいが保たれ、キメが細かく肌トラブルが少ないので、理想的な肌質。
乾燥肌
水分と油分が両方不足し、バリア機能が低下した状態。
クレンジングや洗顔後に、肌のつっぱりやカサつきを生じやすい。
脂性肌
水分と油分が両方多いので、うるおいはあるが、顔全体がベタついたり、毛穴が目立ちやすい。
肌内部が乾燥しているインナードライ肌などと間違われることも。
混合肌
顔の部分によって水分と油分のバランスが異なる。
鼻や額などのTゾーンは油分が多いが、目元、口元、頬などは水分量が少なく「つっぱり感」「カサつき」を感じる。
早速、代表的な肌タイプや肌悩み別のクレンジングの選び方をみていきましょう。
【普通肌】基本的にはどのクレンジングもOK!
メイクの濃さや季節、ライフスタイルに合わせて選ぶ
普通肌は、水分量と油分量のバランスがよく、肌状態が安定しており、ニキビや乾燥などの肌トラブルが少ないのが特徴。
基本的には、オイル、バーム、ジェル、リキッド、クリーム、ミルクなど、どのクレンジングタイプもOK!
ゴシゴシ強い力で擦ると普通肌であっても、肌荒れの原因になるので注意が必要。
しっかりメイクの日は「クレンジングオイル」「クレンジングバーム」を、ナチュラルメイクの日は「クレンジングクリーム」「クレンジングミルク」など、状況によって選びましょう。
普通肌の方は、肌に負担がかかると言われている「クレンジングシート」も、旅行先や外出先で一時的に使用しても問題ありません。
ただし、クレンジングシートを使用する際は、強く擦らず優しくを意識しましょう。
【乾燥肌・敏感肌】クリームタイプやミルクタイプがおすすめ
乾燥肌や敏感肌の方は、肌への負担が少なく保湿力が高い「クリームタイプ」「ミルクタイプ」がおすすめ。
洗浄力の強い「オイルタイプ」「バームタイプ」「リキッドタイプ」「シートタイプ」は、必要な皮脂やうるおいまで奪い、余計に乾燥してしまうおそれが。
乾燥肌や敏感肌の方は、普通肌の方と比較してバリア機能が低下しており、さまざまな刺激を受けやすい状態。
洗浄力が強すぎると、それが刺激となり「赤み」「痒み」「ピリつき」などの肌トラブルの原因に。
私は、乾燥肌に傾いた際、何も知らずにクレンジングオイルを使用していた経験がありますが、洗い終わった時の「ピリつき」がひどく、化粧水を塗った時にしみたことも。
そんな時に、使用するクレンジングをクリームタイプに変えたら、肌のピリつきが改善し、肌状態が日に日に良くなった経験があります。
ちなみに、クレンジングや洗顔後に肌がつっぱたり、化粧水を使用した時にピリピリする方は乾燥肌や敏感肌の可能性があります。
しっかりメイクの日は、洗浄力が強いクレンジングを一時的に使用しても問題ありませんが、普段使うクレンジングは「クリームタイプ」や「ミルクタイプ」がおすすめ。
【脂性肌・ニキビ肌】汚れをしっかり落とし必要なうるおいは奪わない
さっぱりと洗えるオイルタイプ、バームタイプ、ジェルタイプがおすすめ
脂性肌やニキビ肌の方は、洗い終わりがさっぱりする「オイルタイプ」「バームタイプ」「ジェルタイプ」がおすすめ。
オイルタイプやバームタイプ、油性のジェルタイプは、メイク汚れや皮脂などの「油性の汚れ」をしっかり浮かせて落とすことが可能。
2019年(当時21歳)の時、ニキビに悩んでおり、クレンジングは皮脂をしっかり落とせる「オイルタイプ」を使用していました。
21歳の時の私は「皮脂が多いとニキビの原因になるから、皮脂を落としたら落としただけいい」と、大きな勘違いをしていたことが!
確かに皮脂の過剰分泌はニキビなどの原因になりますが、洗浄力の強いクレンジングで落としすぎると乾燥し、かえって皮脂が過剰になるおそれがあるので注意が必要です。
ニキビ肌だった時は、オイルタイプのクレンジングで、朝と夜の1日2回クレンジングしていたことも。
必要な皮脂やうるおいまで取ってしまっていたので、乾燥肌に傾き、化粧水をすると「ヒリヒリ」しみたこともありました。
今考えると、おそろしい...。
脂性肌やニキビ肌に人気なのは、油分をしっかり洗い流し、さっぱりした洗い上がりの水溶性のジェルクレンジング。
繰り返すニキビに悩んでいる方は、ニキビや毛穴詰まりになりにくい設計の「ノンコメドジェニックテスト済み」のアイテムが特におすすめ。
私は、ノンコメドジェニックテスト済みのアイテムに変えてから、ニキビができにくくなりました。
オイルタイプ、バームタイプ、ジェルタイプそれぞれの特徴を簡単にまとめたので、クレンジング選びに悩んでいる方は参考にしてください。
オイルタイプは、高い洗浄力で、メイク汚れや皮脂が素早く簡単に落とすことが可能。
バームタイプは、炭やクレイ(泥)などの吸着成分を含むアイテムは「毛穴の奥の黒ずみ」「角栓」などを落とすことができます。
ジェルタイプは、大きく「水溶性」と「油性」に分かれ、洗浄力や洗い上がりの感触が異なります。
セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含有するアイテムは、肌の汚れを落としながら、うるおいを保てるのでおすすめ。
【混合肌・インナードライ肌】適度な洗浄力とうるおいを守るジェルタイプがおすすめ
混合肌やインナードライ肌は、適度な洗浄力があり、肌の油分と水分を保つ「ジェルタイプ」がおすすめ。
ジェルタイプには、水溶性と油性があり、タイプによって洗浄力が異なります。
水溶性のものは、肌への負担が少なく洗浄力がマイルドな一方、油性のものは、メイクとなじみやすく洗浄力が高いのが特徴。
私は、混合肌なのですが、肌への負担が少ない水溶性のジェルタイプが肌に合っているみたいで、肌トラブルが少ないです。
現在(2026年)は、水溶性のジェルタイプを基本的に使用しており、しっかりメイクの日だけオイルタイプを使用しています。
セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含有するアイテムを選ぶと、肌のうるおいを保ってくれるのでおすすめ。
ジェルタイプ以外にも、クリームタイプやミルクタイプも、肌のうるおいをキープしてくれます。
オイルタイプやバームタイプを使用するのは、しっかりメイクの日や毛穴汚れが気になる鼻先など、部分的な使用が効果的。
【毛穴トラブル・くすみ】酵素やAHA(フルーツ酸)を配合するクレンジングがおすすめ
毛穴トラブルやくすみが気になる方は、古い角質の除去する効果がある「酵素」「AHA(フルーツ酸)」配合のクレンジングがおすすめ。
酵素やAHAなどの角質ケア成分配合のクレンジングは、アイテムによって週1〜2回が目安のものも。
アイテムの裏面などに「毎日のお手入れに」など記載してある場合は、毎日使用しても問題ありません。
しかし、ピーリング効果が高いアイテムやスペシャルケアのものは、多くても週1〜2回程度にしましょう。
くすみの原因が「角質肥厚」や「乾燥」の場合は、肌のうるおいを守る保湿力の高いアイテムがおすすめ。
メイクの濃さで使用するクレンジングを変えた経験から
コンディションやニーズ別の選び方を紹介!
しっかりメイクをする日もあれば、ナチュラルメイクの日もありますよね。
その日のメイクの濃さによって、使用するクレンジングを使い分けることは、美肌を保つために重要。
ここでは、肌のコンディションやニーズ別のクレンジングの選び方を紹介。
ウォータープルーフやリキッドファンデーションを使用したしっかりメイクの日は
洗浄力の高い「オイルタイプ」「バームタイプ」がおすすめ
ウォータープルーフやリキッドファンデーションを使用したしっかりメイクの日は、洗浄力の高いクレンジングで、しっかり落とすべき。
洗浄力が高く、油分ベースの「オイルタイプ」「バームタイプ」がおすすめ。
ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、口紅などは、クレンジング前に専用のポイントメイクリムーバーで落としておきましょう。
メイクや皮脂が落とせず、肌に残ると酸化し「過酸化脂質」となり、毛穴詰まり、くすみなどの原因に。
汚れや古い角質が蓄積も、毛穴詰まりやくすみ、肌のざらつきの原因になるので、ニーズに合ったクレンジングを選ぶことが重要。
乾燥肌や敏感肌の方は、洗浄力の強い「オイルタイプ」「バームタイプ」は、肌への負担となり「ピリつき」「痒み」などを引き起こすことも。
オイルタイプは、メイクとなじみ素早くオフすることができ、バームタイプは肌に密着し毛穴汚れまで落とすことが可能。
しっかり汚れを落とすためには、専用のリムーバーと併用するのがおすすめです。
ナチュラルメイクの日は汚れを落としつつうるおいを守れる
「ジェルタイプ」「クリームタイプ」「ミルクタイプ」がおすすめ
ナチュラルメイクの日は、うるおいを保ってくれる「ジェルタイプ」「クリームタイプ」「ミルクタイプ」がおすすめ。
ジェルタイプは、油性のものは洗浄力が高い傾向にあるので、水溶性のアイテムがよりおすすめです。
肌質や目的に合っているのであれば、朝洗顔の代わりに「ミルクタイプ」や「ジェルタイプ」を使うのはOK。
ただし、肌の負担を考えた時に、毎日の使用は控えた方がいいでしょう。
ナチュラルメイクは、擦らなくてもクレンジングとなじみます。
優しく洗い、うるおいを保ちながら汚れをオフしましょう。
洗い上がりの「プルプル感」や「すっきり感」など
好みで使うクレンジングを選ぶ
洗い上がりの感触によってクレンジングを選ぶのもいいでしょう。
「さっぱりしたい!」「スッキリしたい!」といった方は、オイルタイプやリキッドタイプ、ジェルタイプがおすすめ。
反対に「プルプル感がほしい」「しっとりもちもちに仕上げたい」といった方は、クリームタイプ、ミルクタイプ、バームタイプがおすすめです。
乾燥肌や敏感肌の方にとって、洗浄力が強いクレンジングは、肌に負担をかけることがあります。
必ず、肌状態を確認した上でクレンジングを選びましょう。
季節で変化する肌状態によって
使うクレンジングを変える
私たちの肌は、季節によって肌状態が変化しているので、それに合わせて使用するクレンジングを変えることは、とてもおすすめです。
汗と皮脂分泌が増加する夏は、水溶性のジェルタイプを使うと、油分を抑えながらうるおいを保つことが可能。
カサつきやすい冬は、保湿力の高い「クリームタイプ」「ミルクタイプ」などへの切り替えが、美肌を保つために効果的。
普通肌や毛穴の黒ずみが気になる方は、洗浄力の高いバームタイプのアイテムもおすすめです。
私は、現在(2026年)、産後でホルモンバランスが乱れやすいので、ジェルタイプやクリームタイプ、ミルクタイプを日毎に変えて使用しています。
ホルモンバランスで乱れやすい時期は、さまざまなタイプを準備しておくことで、使い分けができるのでおすすめ。
まとめ
クレンジングには、洗浄力の強いアイテムからマイルドなアイテムまで、さまざまな種類があります。
メイクの濃さや肌状態、コンディションによって選び、使い分けることが美肌への第一歩。
洗浄力が高いオイルタイプやバームタイプは、しっかりメイクの日におすすめ。
ナチュラルメイクの日は、クリームタイプやミルクタイプなど、マイルドな洗浄力のアイテムで汚れはしっかり落とせます。
肌タイプによって、洗浄力が強すぎると肌に負担をかけるので、自分の肌と相談しながら使用しましょう。
この記事が少しでも皆さんのクレンジング選びの参考になれたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。