1日の終わりにメイク汚れや皮脂などをきれいにし、肌をリセットするために行うクレンジング。
使用するクレンジングの成分を見たことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか?
クレンジングの成分を知らずに使い続けると、肌に負担をかけるものがあります。
実際に、クレンジングの成分で肌荒れした経験が...。
実際の経験や、知識をもとに今回の記事では、クレンジングの注意すべき成分などを紹介!
知らずに使用していると肌トラブルの原因になるので、この記事が成分を見直すきかっけになれたら嬉しいです。
成分にこだわる私が、意識して避けている3つの成分を解説していきます。
クレンジングの成分にこだわるからこそ
意識して避けている3つの成分を紹介!
メイク汚れや皮脂を落とすために使用するクレンジング。
みなさんは、普段使用しているクレンジングの成分を見たことはありますか?
私は、以前からクレンジングに限らず、スキンケアアイテムを購入する時は成分表示をなんとなく見ていましたが「この成分入っていないから買お」とか「乾燥ぎみだから、この成分は避けよう」とか、そういった目線では見ていませんでした。
成分を意識するようになったのは、薬剤師免許を取得した2022年(当時24歳)から。
2024年(当時26歳)の時に化粧品成分検定1級を取得してからは、必ず成分表示を確認して「肌が敏感になっている時期だから、このアイテムにしよ!」「この成分、肌の刺激になりそうだから避けよう」といった基準でスキンケアアイテムを選んでいます。
クレンジングに限らず、スキンケアアイテムの成分にこだわり始めてからニキビや毛穴の詰まり、乾燥などの肌トラブルが激減しました。
ここでは、意識して避けているクレンジングの成分を3つ紹介。
- 石油系合成界面活性剤
- 「炭化水素油系」「エステル油系」のオイル成分
- 添加物
クレンジングは、油性成分や界面活性剤の働きを利用して、メイク汚れなどの「油性の汚れ」を落とします。
ですので、界面活性剤、オイル成分、添加物などを完全に排除したクレンジングを見つけるのは、極めて困難。
界面活性剤やオイル成分が、全て肌に負担をかけるというわけではありません。
特に、注意すべきクレンジングの成分を紹介するので、購入時の参考にしていただけたらと思います。
【クレンジングの注意すべき成分①:石油系合成界面活性剤】
実際使用して肌に合わなかった経験から言えることは?
界面活性剤は「水となじむ部分(親水性の部分)」と「油となじむ部分(親油性の部分)」の両方を持つ特殊な構造をしています。
特殊な構造のおかげで、本来混ざることのない水と油を混ぜ、水できれいに洗い流すことが可能に。
つまり、界面活性剤は油性のメイク汚れを水で洗い流すには必要不可欠な成分!
界面活性剤と聞くと「なんか肌に悪そう...」といったイメージがありますが、全てが肌に負担をかけるわけではありません。
強い洗浄力と脱脂力を持つ「石油系合成界面活性剤」は、必要な皮脂やうるおいを奪うおそれがあるので、バリア機能が低下している乾燥肌や敏感肌の方は注意する必要があります。
クレンジングや洗顔後に「肌がつっぱる...」「ヒリヒリする...」と感じる方は、乾燥や肌荒れを引き起こす可能性があるので石油系合成界面活性剤は避けるのが無難。
石油系合成界面活性剤を含まないアイテムを選ぶことはもちろん、配合量も意識して確認すると尚いいです!
基本的に、化粧品の成分表示は、配合量の多い順に記載されているので、前にある成分ほど多く入っているということ。
クレンジングに使用される石油系合成界面活性剤には、
- スルホン酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸TEA
- ベンザルコニウムクロリド
- アルキル硫酸塩
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル
- 塩化アルキルトリメチルアンモニウム
- 塩化アルコキシプロピルトリメチルアンモニウム
- 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
などがあります。
成分名に「スルホン酸」「ラウリル」「ラウレス」「TEA」「アンモニウム」「クロリド」が入っている場合、全てではないですが合成界面活性剤の可能性が高いので参考にしてください。
私は、確か「ラウリル硫酸ナトリウム」が配合されているクレンジングを使用した時に、肌荒れした経験があります。
ラウリル硫酸ナトリウムは、肌への残留性や刺激性が非常に強いので現在はほとんど使用されていませんが、クレンジングを選ぶ時には注意してみるといい成分の1つ。
意外と、配合されている成分の影響で「乾燥」や「肌荒れ」が悪化することも珍しくありません。
肌質や目的に合わせて選ぶのは重要ですが、しっかり汚れを落とせるおすすめの界面活性剤には、
- レシチン
- 脂肪酸モノグリセリド
- グリセリン脂肪酸エステル
- オクチルドデセス
- ラウリン酸
- ステアリン酸
- オレイン酸
- ポリソルベート
- ポリエチレングリコール(PEG)
などがあります。
「ラウリン酸」「ステアリン酸」「オレイン酸」などの長い骨格をもつ高級脂肪酸は、肌と同じ弱酸性とされています。
ラウリン酸は、やや肌への刺激性があると言われていますが、合成界面活性剤と比較すると刺激性は弱いです。
比較的安全とされている界面活性剤でも中には、肌質に合わない方もいます。
敏感肌や乾燥肌の方は特に、成分表示を確認して慎重に選びましょう。
【クレンジングの注意すべき成分②:オイル成分】
個人的に避けている2つのオイル成分がある
クレンジングに含まれるオイル成分は「クレンジングオイルだけに含まれている」と思っている方もいるはず。
オイル成分は、クレンジングオイルの他に、クレンジングバームやクレンジングミルクにも配合。
クレンジングに配合されている主なオイル成分は、3つ。
- 炭化水素油系オイル
- エステル油系オイル
- 油脂系オイル
現在(2026年)、オイル成分で肌荒れした経験はありませんが、子育て中で寝不足になることが多く肌が敏感になっている時期なので「炭化水素油系オイル」「エステル油系オイル」は避けるようにしています。
ここでは、「気をつけた方がいいオイル」「比較的負担の少ないオイル」を紹介!
肌質によって気をつけた方がいいオイルは2つ
肌質によって「気をつけた方がいい」もしくは「避けた方がいい」オイルは2つ。
- 炭化水素油系オイル
- エステル系オイル
炭化水素油系オイルは、さっぱりとした洗い上がりが人気ですが、脱脂力が強い分、必要な皮脂やうるおいまで奪ってしまうおそれが。
バリア機能が低下している乾燥肌や敏感肌の方にとっては、大きな負担になるので危険大!
クレンジングに使用される代表的な炭化水素油系オイルには、
- ミネラルオイル(鉱物油)
- イソヘキサデカン
- スクワレン
などがあります。
特にミネラルオイルは、安価に精製できるので、コスパ重視のクレンジングに多く含有。
エステル系オイルは素早くメイクを落とせて、ぬるつきが少ないのが特徴で、炭化水素油系や油脂系と一緒に配合されていることも。
エステル系オイルも脱脂力がやや強めなので、乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめできません。
クレンジングに使用される代表的なエステル系オイルには、
- ホホバ油
- パルミチン酸エチルヘキシル
- パルミチン酸イソプロピル
- エチルヘキサン酸セチル
- ミリスチン酸イソプロピル
などが。
私は、オイル成分で肌荒れした経験はないですが、乾燥や肌荒れを防ぐために「炭化水素油系オイル」「エステル系オイル」は避けるようにしています。
比較的肌への負担の少ないオイルは2つ
比較的肌への負担が少ないオイルには、
- 油脂系オイル
- スクワランオイル
があります。
油脂系オイルは、炭化水素油系オイルやエステル系オイルと比較して、洗浄力や脱脂力がマイルド。
油脂系オイルは、皮脂に構造が近いため肌なじみが良いですが、価格が高い傾向に。
デパコスクレンジングなど、価格の高いアイテムに使用されていることが多いです。
クレンジングに使用される代表的な油脂系オイルには、
- アーモンド油
- ココナッツ油
- オリーブ油
- ホホバ種子油
- ヒマワリ種子油
- マカデミア種子油
- トウモロコシ胚芽油
- コメヌカ油
などがあります。
一方、スクワランオイルは「高い保湿力」「バリア機能サポート」や「高い安定性」などを持つことから美容効果が高いとされるオイル。
スクワレンは、私たちの皮脂にも含まれ非常に酸化しやすいですが、スクワランにすることで安定化。
スクワランオイルは、敏感肌や乾燥肌の方でも安心して使用できると言われています。
スクワランオイルは、由来によって大きく2つに分類。
- 動物性オイル
- 植物性オイル
動物性オイルはアイザメなどの深海鮫などからとれ、植物性オイルはオリーブやベニバナなどからとれます。
女性人気が高いのは、植物性オイル。
スクワランオイルは、クレンジングの成分としてより、純度100%のオイル単体として売られていることが多いです。
クレンジングの代用として使用できますが、一般的なクレンジングとは異なり界面活性剤が含まれていないので「しっかりメイク」「ウォータープルーフアイテム使用時」は、落ちにくい点も。
【クレンジングの注意すべき成分③:添加物】
合成香料や防腐剤などは肌を刺激するので良くない
クレンジングに入っている添加物は微量ですが、中には必要な皮脂や潤いまで奪い肌に負担をかけてしまう成分も。
スキンケア上不要と言われている「合成香料」「合成着色料」は、肌の機能を維持する上で必須ではありません。
バリア機能が低下している敏感肌の方にとっては、大きな刺激になる場合が...。
雑菌の繁殖や劣化を防ぐ目的で配合されている「防腐剤」は、肌質やコンディションによって合わないことがあります。
乾燥肌や敏感肌の方は特に意識することが重要ですが、その他の方も、美肌を保つために自分の肌に合うアイテムを見極めることが大切。
【注意すべき添加物①】合成香料・合成着色料
いい香りがしたり、見栄えがいいと気分が上がりますが、肌にとって負担なら元も子もありません。
肌に優しく敏感肌の方には、合成香料・合成着色料「無添加」のアイテムがおすすめ。
私は、使用しているクレンジング全て、合成香料や合成着色料不使用のもの。
合成香料や合成着色料は、製品の独特な匂いを消したり見栄えがよくしたりといい面はありますが、美肌のためには必要ないと思っています。
香料や着色料が入っている場合は、植物の香りなどの「天然由来」のものを選ぶようにしましょう。
【注意すべき添加物②】防腐剤
防腐剤は、雑菌の繁殖や製品の劣化を防ぐために防腐剤は重要ですが、敏感肌の方にとっては刺激になることも。
敏感肌や乾燥肌の方は「保存料不使用(防腐剤フリー)」のアイテムを選択しましょう。
クレンジングに使用される代表的な防腐剤には、
- メチルパラベン
- エチルパラベン
- エデト酸塩
などがあるので、参考にしてください。
私は、防腐剤フリーのクレンジングを選ぶようにしていますが、安全に長持ちさせることを考えた時に、防腐剤を配合しているものも購入します。
肌が弱い方や敏感肌の方は、防腐剤フリーのクレンジングがおすすめですが、早めに使い切るのがポイントです。
【注意すべき添加物③】エタノール(アルコール)
エタノール(アルコール)は、揮発性があり、乾燥を招くことも。
また、肌への刺激から毛穴の開きや目立ちを招くことがあるので、乾燥肌や敏感肌の方は特に避けた方が無難。
「エタノール」と記載されているだけでなく「エチルアルコール」や「アルコール」と表記されることも。
私の家は、旦那がアルコールアレルギーなので、意識的に成分表示を確認し、配合されていないか注意して見るようにしています。
まとめ
クレンジングは、メイク汚れや皮脂などの油性の汚れをしっかり落とすことで、その後の化粧水や美容液の浸透力をアップさせる効果も。
クレンジングは、肌トラブルを防ぎ美肌を保つための基本のスキンケアです。
クレンジングをいくら丁寧に行っても、使用しているクレンジングの成分が肌に合わなくては元も子もありません。
今回の記事では、肌に影響があるかもしれない成分を3つ紹介しました。
いかがでしたか?
敏感肌や乾燥肌の方は、意識的に避けることで肌のコンディションが変わるかも...。
この記事が少しでもみなさんのクレンジング選びの参考になることができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。