みなさんは肌免疫の低下がシワやたるみ、シミを引き起こす原因になっていることはご存じですか?
肌免疫が低下すると、ダメージや炎症を修復する力が弱まり、結果として肌荒れなどを引き起こします。
今回の記事では、肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞の特徴や役割を紹介した後に、ランゲルハンス細胞を鍛える方法を紹介。
「肌免疫って何?」「そもそもランゲルハンス細胞って重要なの?」「肌免疫を鍛える方法が知りたい!」など思った方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、早速見ていきましょう。
Contents
肌免疫力のセルフチェック!
あなたの肌の免疫は大丈夫?
まずは、自分の肌免疫をチェックしてみましょう。
- スキンケアの時などに肌のカサつきやゴワつきを感じる
- 頬や目元に赤みがでやすく、たるみが気になる
- ニキビや吹き出物が突然できるようになった
- 粉ふくような乾燥がある
- 今まで使用していたスキンケアアイテムが急に合わなくなった
- 洗顔後、すぐに保湿ケアできていない
- 3時間続けての睡眠が取れていなかったり、寝ても疲れが取れない
- 強いストレスや疲れを感じることが多い
- 便秘や下痢などの腸トラブルの頻度が多い
皆さんは、何個当てはまりましたか?
3個以上当てはまる方は、もしかしたら肌免疫が低下しているかも...。
ここからは、肌免疫について紹介した後に、肌免疫を鍛える対策を紹介するので「肌免疫低下しているかも...」と思った方は、ぜひ参考にしてください。
【肌免疫】肌の消防士ことランゲルハンス細胞を増やし育てることが美肌への第一歩
私たちの肌には、肌をパトロールし、トラブルが起きたらいち早く察知し鎮静化(消火)してくれる頼もしい細胞がいることを知っていますか?
その頼もしい細胞というのが「ランゲルハンス細胞」です。
ランゲルハンス細胞は、肌のパトロール隊やガードマンとして知られていますが、頼れる消防士のような役割も。
美肌を保つためには、ランゲルハンス細胞を増やし育てることが重要。
ランゲルハンス細胞は肌免疫に関係しており、外部からの異物をいち早く察知する能力があります。
そして、察知した異物を攻撃する指令を他の細胞に伝える「司令機関(司令塔)」としての役割も。
また、ダメージを受ける前に肌トラブルを未然に防ぐための「自己防御機能」も備わっていることが解明されています。
肌免疫に関係するランゲルハンス細胞を増やし育てて、肌本来の力を引き出すことが美肌への第一歩。
肌免疫の司令塔はランゲルハンス細胞!
その特徴と役割は?
肌は、紫外線や細菌などから肌内部を守る「第二のマスク」であり、最大の臓器とも言える存在です。
ランゲルハンス細胞は、表皮に存在し、異物などのダメージをいち早く察知する肌免疫の司令塔。
肌には、ランゲルハンス細胞以外にも免疫機能を担う細胞が多く存在しています。
ランゲルハンス細胞は、表皮にいる細胞の2〜3%を占めながら、肌免疫の司令塔を担っています。
木の枝に似た突起(樹枝状突起)を持つ代表的な樹状細胞の1つであるランゲルハンス細胞の役割は主に2つ。
- 自己防衛のために異物を察知する見張り役(監視役)
- 他の免疫細胞へ情報伝達する免疫機能の司令塔
ランゲルハンス細胞は木の枝に似た突起を張り巡らせ、肌の最前線を監視し、細菌やウイルスなどの病原体が肌内部に侵入しないように常にパトロールして見張っています。
細菌などの異物を発見するやいなや、自らの機能をガラッと変えて、他の免疫細胞に情報を伝達します。
ランゲルハンス細胞の働きが正常であれば、肌の消防士として機能し、乾燥や紫外線ダメージをいち早く鎮静化。
シワやシミ、たるみ、くすみなどの肌老化を未然に防ぎ、肌本来の美しさを保つことができます。
肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞はダメージを受けると数が激減
肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞は、肌ダメージを受けると数が激減。
強いストレスを感じると、自律神経を乱すだけでなく、ランゲルハンス細胞が増えなくなる原因に。
ランゲルハンス細胞の数が減少すると、肌状態が不安定になり、肌荒れや炎症を引き起こしやすくなります。
乾燥やかゆみ、赤みなどの肌トラブルを未然に防ぐためには、ランゲルハンス細胞の数を適切に保つことが重要。
ランゲルハンス細胞の数や機能を適切に保ち、肌本来の能力を引き出すことが、美肌を維持する鍵になります。
ストレスがランゲルハンス細胞の数を激減させ肌免疫を低下させる原因に
先ほども少しお伝えしましたが、内的・外的なストレスは、ランゲルハンス細胞の機能を低下させ、数を激減させる原因に。
精神的に不安定になると、肌免疫が衰え肌の調子も不安定になり、炎症や赤み、かゆみなど肌荒れが起こしやすくなります。
肌に炎症や赤み、痒み、湿疹などの症状が現れた場合は、肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞の機能が弱っているかも。
一般的に肌免疫は、20代をピークにランゲルハンス細胞の機能が低下すると言われています。
しかし、生活習慣改善や適切なケアを行うことで、何歳からでも活性化することは可能。
50歳以降の肌は、肌が生まれ変わるターンオーバーに40〜50日以上かかりますが、その期間にランゲルハンス細胞を健やかに保つことができれば目に見える変化が実感できるはず。
3ヶ月の継続したケアや生活習慣の改善が、肌免疫力アップの鍵に。
肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞を鍛え活性化する主な対策を5つ紹介!
ランゲルハンス細胞が正常に働いていると、すこやかで美しい状態を保つことができます。
ここでは、肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞を鍛え活性化する主な対策を5つ紹介!
- 食事で腸内環境を整える
- 運動で血流を促進する
- 質の高い睡眠で自律神経と整える
- 菌活で常在菌のバランスを整える
- 保湿ケアでセラミドやアミノ酸を補う
「肌は内臓の鏡」と言われるように食生活、運動、睡眠などの生活習慣は、良くも悪くも肌に影響します。
腸内環境を整えることは、肌免疫を担うランゲルハンス細胞の活性化や機能維持に直結。
体の内側からケアして、外側からの保湿ケアなども忘れずに行うことで、美肌を目指すことができます。
食事で腸内環境を整える
ランゲルハンス細胞を活性化させる作用をもつ免疫ビタミンである「LPS(リポポリサッカライド)」を摂取することで、肌免疫を活性化させることが可能。
LPSは、メカブやレンコン、ごぼうなどの根菜類、甘草などにも含まれています。
また、ヨーグルトなどの整腸作用がある食品や納豆、味噌、キムチなどの発酵食品も積極的に摂取するといいでしょう。
腸内環境の改善は、肌の免疫機能強化に直結しており、ダメージや炎症を鎮静するサポートをしてくれます。
運動で血流を促進する
運動による血行促進や体温上昇には、免疫力を高める働きがあります。
しかし、息が上がるくらいハードな運動は、過度なストレスとなりランゲルハンス細胞の免疫機能に負担をかけてしまうおそれがあるので要注意。
軽く汗ばむくらいのウォーキングや自律神経を整えるヨガ、腸ストレッチなども血流が促進するのでおすすめ。
ここで「腸ストレッチ」を始めて聞いた方向けに、腸ストレッチの方法を簡単に紹介します。
腸ストレッチは3ステップ。
- 寝っ転がって両膝を曲げ両手で抱えたまま、深く息を吸い20秒間キープ。
- 頭と膝をくっつけるように丸まりながらゆっくり息を吐き20秒間キープ。
- これを1日5セットを目安に行う。
腸ストレッチは、セロトニンという心を落ち着かせる幸せホルモンを分泌させる効果があり、就寝前に行うことで睡眠の質向上も期待できます。
質の高い睡眠で自律神経と整える
質の高い睡眠は自律神経を整えるだけでなく、ランゲルハンス細胞の働きを活性化させる作用があるとも言われています。
かつては「夜22時〜深夜2時までに寝るといい」と言われていましたが、入眠後3時間の深いノンレム睡眠(熟睡)がランゲルハンス細胞の回復には最適。
深いノンレム睡眠を促す鍵は、起きたらすぐにカーテンを開け太陽光を浴びること。
朝、太陽光に浴びることで体内時計がリセットされ、深いノンレム睡眠をサポートするメラトニン分泌が活性化します。
質の高い睡眠を取るためには、朝食にバナナや納豆、卵などのタンパク質を摂取するのがおすすめ。
菌活をして常在菌バランスを整える
菌活をして常在菌バランスを整えることは、ランゲルハンス細胞が正しく機能するために重要。
肌の表皮には「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」が存在し、常に一定のバランスを保っています。
洗いすぎや皮脂の取りすぎ、かいた汗の放置、過度のストレスなどによって常在菌のバランスが崩れると、日和見菌のアクネ菌や悪玉菌の黄色ブドウ球菌、細菌などが繁殖。
これらの菌が繁殖するとランゲルハンス細胞に強い負荷がかかり、肌免疫が低下する原因になります。
アクネ菌は増殖することでニキビの原因になり、黄色ブドウ球菌は増殖することで赤みや痒み、炎症の原因に。
以前よりもマスク着用や手洗い、手指のアルコール消毒の頻度が増えた今、バリア機能が低下し肌荒れを起こしやすくなっています。
美肌を保つためには、かいた汗をこまめに優しく拭き取りマスク内側のムレや摩擦の軽減したり、手洗い直後の徹底した保湿が重要。
エアロゾル対策には「不織布マスク」が推奨されますが、ムレや肌荒れをがある場合は「シルク」「ガーゼ」「綿」などの肌当りが柔らかいものがおすすめ。
保湿ケアでセラミドやアミノ酸を補う
保湿ケアで「セラミド」や「アミノ酸」を補うことは、肌免疫を強化するために重要。
肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞は、紫外線や石油系界面活性剤、摩擦など外的ストレスによってダメージをうけ、疲弊します。
ランゲルハンス細胞を疲弊させないことも重要ですが、ランゲルハンス細胞の働きを活性化する「アミノ酸」などの成分を補い肌免疫をサポートすることも極めて有効。
また、細胞間脂質の主成分である「セラミド」を補うことで、異物の侵入を防ぎ、水分蒸発を防ぐ効果も。
「肌免疫が低下しているかも...」と感じる方は、以下の肌をいたわる保湿ケアを参考にしてみてください。
- 化粧水や乳液は、指の腹を使って優しく馴染ませる。
- マスク着用する場合は、擦れやすい目元と頬、ムレやすい口元に重ね塗りする。
- 顔だけでなく手洗いやアルコール消毒などで手も荒れがちなので、保湿剤を丁寧に馴染ませる。
保湿ケアによって肌状態を適切に保ち、肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞が活動しやすい環境を整えましょう。
まとめ
肌免疫の司令塔であるランゲルハンス細胞の働きを正常に保つことが美肌への第一歩。
ランゲルハンス細胞は、強いストレスによって数が激減することがわかっています。
ランゲルハンス細胞を鍛えることは、肌本来の力を引き出すには効果的。
具体的には、LPS(免疫ビタミン)を多く含む食品を積極的に摂取したり、セラミドやアミノ酸を補い細胞の活性化をサポートするなど。
ランゲルハンス細胞の働きを阻害する紫外線や石油系界面活性剤などを避けることも効果的です。
ランゲルハンス細胞は、侵入した異物をいち早く察知して、炎症や肌荒れを防ぐ頼もしい存在です。
ランゲルハンス細胞を活性化し、肌本来力を引き出し、乾燥や紫外線などに負けない美しい肌を目指しましょう。
この記事が少しでも皆さんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。