洗顔では、きめ細かく弾力のある泡を作ることが重要ということは知っている方も多いのではないでしょうか。
「しっかり泡立てているのに汚れが落ちない」「泡洗顔しているのに汚れが残っている」など悩んでいる方はいますか?
泡洗顔は、誤った方法で行うと汚れがしっかり落とせないことがあります。
今回の記事では、泡洗顔で汚れが落ちない原因や正しい泡洗顔の方法などを紹介。
「泡洗顔で汚れが落ちない...」など悩んでいる方は、洗顔方法を見直すいい機会かもしれません。
この記事が美肌の土台になる毎日の洗顔を見直すきっかけになれたら嬉しいです。
まずは、泡洗顔のメリットからみていきましょう。
泡洗顔のメリットには何がある?
泡洗顔のメリットは、主に2つ。
- 肌への摩擦や刺激を軽減
- 汚れを効率よく落とすことが可能
きめ細やかで濃密な泡がクッションの役割をすることで、手が直接肌に触れるのを防ぎ、肌への摩擦を軽減。
摩擦によるダメージを大幅に軽減できるので、バリア機能が低下している敏感肌や乾燥肌の方も使いやすいです。
泡洗顔は、摩擦を軽減できるだけでなく、きめ細かい泡が毛穴の奥まで入り込むことで、顔をゴシゴシ擦らなくても汚れを落とすことが可能。
肌を傷つけることなく、毛穴の奥の汚れや皮脂をしっかり吸着して落としてくれます。
泡洗顔で汚れが落ちない?
考えられる原因は主に6つ!
「泡洗顔は汚れが落ちにくい」「洗浄力が弱い」なんて声を聞くことが。
しっかり泡立てたのに汚れが落ちない際は、使用量が少なかったり、もっと泡立てる必要があったりと原因が考えられます。
使用方法で、泡洗顔の効果が半減してしまうことも。
毎日行う洗顔だからこそ、間違った方法で効果が半減してしまうのは、勿体無い。
ここでは、汚れがしっかり落ちなかったりと効果が半減してしまう泡洗顔の使用方法を6つ紹介!
原因①:泡立て不足
使用量や泡の弾力が足りないかも...
泡洗顔で汚れがしっかり落ちない原因として、泡立て不足や使用量の少なさなどが考えられます。
泡洗顔で、摩擦ダメージを抑えて洗顔するために必要な泡の量は、一般的にレモン大くらいの約2cmが目安。
レモン大よりも少ない量では、摩擦ダメージの原因になるだけでなく、毛穴の奥まで洗浄成分が行き渡らないため汚れをしっかり落とすことができないおそれが。
泡の弾力不足やしっかり泡だっていないのに洗顔すると、汚れや皮脂などの吸着力が低下し、洗浄力も低下することもあります。
その結果、汚れがしっかり落ちず肌に残り、ニキビや毛穴の詰まりなどの肌トラブルの原因になることも。
きめ細かく濃密な泡を作れたとしても、ゴシゴシ洗顔しては、肌を傷つけ肌トラブルの原因になるので注意しましょう。
泡洗顔で洗顔する際は、きめ細く濃密な泡で肌を直接擦らず優しく洗うことが重要です。
原因②:ダブル洗顔必要アイテムなのにダブル洗顔していない
ダブル洗顔が必要なクレンジング剤、洗顔料なのに、ダブル洗顔をしていない場合も汚れが落ちない原因。
「洗顔の前にクレンジングをしていない」「クレンジングをした後、洗顔料をしようしない」といった場合、メイク汚れなどの油性の汚れもしくは、汗や古い角質などの水性の汚れが肌に残っているおそれが。
そもそもクレンジング剤と洗顔料で落とせる汚れの種類が異なります。
クレンジング剤はメイクなどの油冷の汚れを、洗顔料は汗やホコリなどの水性の汚れを落とす効果が。
汚れがしっかり落とせず肌に残ったまま放置すると、ニキビや毛穴の詰まり、乾燥などの原因に。
基本的に、ダブル洗顔不要アイテム以外は、クレンジングの後に洗顔を行うダブル洗顔を行いましょう。
原因③:通常の洗顔料では落としにくい角栓などの蓄積
洗顔料で汚れがしっかり落ちない原因として、通常の洗顔料では落としにくい汚れが蓄積していることも考えられます。
通常の洗顔料で落としにくい汚れには、毛穴の角栓、角栓が酸化したことで生じる毛穴の黒ずみ、古い角質の蓄積など。
毛穴の角栓は、過剰分泌した「皮脂」と剥がれ落ちずに残った「古い角質」が混ざり合うことで形成。
角栓や黒ずみは、通常の洗顔料では落としにくいので、酵素洗顔やスクラブ洗顔などスペシャルケアアイテムを取り入れるのも効果的。
原因④:ゴシゴシ洗うなど誤った洗顔をしている
汚れをしっかり落とそうと、顔をゴシゴシ洗うのはNG。
かと言って、軽く顔を泡で撫でるだけでは汚れが落ちないことがあります。
泡洗顔は、正しい方法で使用すればしっかり汚れが落とせるのに、使い方次第で効果が半減します。
誤った洗顔方法では、肌を傷つけてしまったり、汚れなどは肌に残る可能性も。
泡洗顔の基本は、たっぷりのきめ細かい泡で、顔を優しく撫でるように洗うことです。
原因⑤:洗顔時間が極端に短い
泡洗顔で汚れが落ちない原因として、洗顔時間が極端に短いことが考えられます。
洗顔時間の理想は、30秒〜1分くらい。
洗顔時間が極端に短いと、洗浄成分や泡が汚れや皮脂を十分に吸着することなく流されてしまいます。
かと言って、洗顔時間が長すぎると肌に必要な皮脂やうるおいまで奪われてしまい、肌への負担になるおそれも。
原因⑥:洗顔料が肌質や目的に合っていない
洗顔料が肌質や肌状態、目的に合っていないと汚れがしっかり落とせない可能性があります。
皮脂分泌が多い脂性肌や濃いメイクが多い方が、敏感肌向けのマイルドな洗浄力の洗顔料を使用すると、汚れがしっかり落とせないおそれが。
洗顔料は、肌質や肌状態、目的、メイクの濃さによって使い分ける必要があります。
しっかり汚れや皮脂を落とそうと、洗浄力の高い洗顔料を使用している方もいるのではないでしょうか。
敏感肌の方が毎日、洗浄力が高い洗顔料を使用すると、バリア機能低下や乾燥などの原因になるので注意しましょう。
汚れをしっかり落とす泡洗顔の正しい方法
汚れをしっかり落とすためには、正しい方法で泡洗顔を行うことが重要。
ここでは、6つの手順に分けて紹介していきます。
手順①:洗顔前に手の汚れを洗い流し清潔にする
洗顔前には石鹸やハンドソープなどを使用し、手を清潔にしてから洗顔しましょう。
手には、目に見えない汚れや雑菌が多く付着しています。
手に付着している汚れや油分を洗い流すことで、肌トラブルの予防だけでなく泡立ちを高める効果が期待。
必ず、洗顔は手を清潔な状態にしてから行いましょう。
手順②:メーカーが指定する正しい使用量を守る
清潔な手で洗顔することは基本ですが、肌への摩擦や刺激を抑えるために洗顔料の使用量は非常に重要。
洗顔料は、少なすぎても多すぎても問題です。
使用する洗顔が少なすぎると、摩擦が生じるだけでなく、汚れがしっかり落ちないおそれが。
反対に多すぎると、肌に必要なうるおいが奪われたり、すすぎ残しの原因になるおそれがあります。
必ず、製品のパッケージなどに書いてあるメーカーが指定する正しい使用量を守りましょう。
製品によっては、使用料の記載がない場合もあります。
一般的には、泡で出るタイプであれば「3〜4プッシュ」、フォームタイプなら「約2cm」くらいが目安の量。
手順③:少しずつぬるま湯を加え、しっかり泡立てる
メーカーが指定する正しい使用量を出したら、少しずつぬるま湯を加えてしっかり泡立てましょう。
洗顔で汚れをしっかり落とすために重要なのは、泡の作り方。
手で泡立てても良いですが、簡単にきめ細かく弾力のある泡を作るためには泡立てネットがおすすめ。
少しずつぬるま湯を加えて空気を含ませるように泡立てると、だんだんと弾力のある泡が出来てきます。
この時の泡の量の目安は、レモン1個分(レモン大)くらいです。
きめ細かく弾力のある泡を作ることで、肌にかかる負担を軽減し、汚れを効率的に落とすことが可能に。
手順④:泡をクッションのように使い優しく洗顔する
レモン大の泡をクッションのように使い、顔全体を優しく丁寧に洗顔しましょう。
この時重要なのが、指が直接肌に触れないようにすることです。
汚れをしっかり落とそうとゴシゴシ洗ってしまうと、摩擦が生じ肌を傷つけてしまうおそれがあるので注意しましょう。
ゴシゴシ強く擦らなくても、きめ細かく泡立てられていたら、泡がクッションとなり汚れをしっかり吸着し落とすことが可能。
皮脂分泌の多い額や小鼻などのTゾーンを中心に、泡で円を描くようにマッサージしましょう。
手順⑤:ぬるま湯でしっかり泡をすすぐ
顔全体を泡で洗顔した後は、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
お湯の温度は冷たすぎても、熱すぎても肌に負担をかけるおそれがあります。
冷たすぎる水ですすぐと汚れがしっかり落ちないおそれがあり、熱すぎるお湯ですすぐと肌に必要な皮脂やうるおいを奪ってしまい乾燥や肌荒れに原因になるおそれが。
「少し冷たいかも」と感じる30〜35度くらいのぬるま湯がベスト。
洗顔の際は、ぬるま湯を使用し肌を擦らず、そしてすすぎ残しがないよう優しく洗い流すことが重要。
特に、すすぎ残しが多いと言われているのは「髪の生え際」と「顎周り(フェイスライン)」です。
すすぎ残しがあると、肌荒れやニキビなどの原因になることがあるので、念入りにすすぎましょう。
手順⑥:きれいなタオルで水気をとる
しっかりすすいだ後は、きれいなタオルで水気をとりましょう。
洗顔後の水気をとるときは、顔を擦るのはなく、タオルを当てて水分を吸い取ってもらうイメージで。
タオルは、雑菌の繁殖や摩擦を軽減できる「洗顔用の使い捨てタオル」を使うのが効果的。
「ゴワゴワ硬くなってしまったタオル」「長年使用したタオル」「洗剤などが残留したタオル」などで顔を拭くのは、肌トラブルの原因になることがあるので避けましょう。
角栓汚れは泡洗顔では落とすことは不可能?
結論、角栓汚れは通常の泡洗顔だけでは完全に落とすことは困難と言えるでしょう。
角栓は、皮脂や古い角質などが混ざり合い固まったもので、無理に取ると肌を傷つけてしまう可能性が。
通常の洗顔料で表面の汚れはしっかり落とせても、硬化した頑固な角栓は取り除くことは基本的にできません。
角栓汚れを落とすためには、自宅での定期的なスペシャルケアや美容医療でのアプローチが必要になります。
ここでは、自宅での定期的なスペシャルケアにおける洗顔料の選び方や取り入れ方を紹介!
角栓除去に効果が期待できる洗顔料は?
選び方やおすすめの成分は?
角栓除去には、タンパク質を分解できる「酵素」や余分な皮脂を吸着する「クレイ」「炭」、古い角質に働きかける「AHA(フルーツ酸)」、毛穴汚れにも効果的な「BHA」などの成分が配合された洗顔料を選ぶのがおすすめ。
ただ、ピーリング効果や角質ケアに効果的な洗顔料を毎日使用すると、バリア機能低下や乾燥、赤み、痒みなどの肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。
酵素やAHA、BHAなどを配合するピーリング効果のある洗顔料は、多くても週1〜2回くらいにし、必ずメーカーが指定する使用頻度を守りましょう。
肌のつっぱり感などが気になる方は、洗浄力がマイルドな洗顔料を選んだり、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を適度に含有する洗顔料を選びましょう。
泡洗顔にプラスしたスペシャルケアの取り入れ方は?
泡洗顔にプラスしてスペシャルケアを取り入れる時は、肌トラブルを防ぐために使用頻度に気をつけましょう。
酵素洗顔やピーリング、クレイパックなどのスペシャルケアは、角栓汚れに高い効果を持つ反面、使用方法を間違えると乾燥や肌荒れなどの原因になります。
スペシャルケアを取り入れる際のポイントは4つ。
- 多くても週1〜2回程度に抑える
- メーカーが指定する使用頻度を必ず守る
- 肌質や肌状態に合わせる
- スペシャルケアを取り入れた後はいつも以上に保湿を行う
ピーリングなどのスペシャルケアは、肌のゴワつき、くすみ、毛穴詰まりなどの改善や予防に効果が期待できます。
ただ、週に何度も使用すると乾燥や肌荒れの原因になるので、メーカーが指定する使用頻度を守り、使いすぎないようにしましょう。
スペシャルケアは、肌がゆらぎやすい「生理前」「季節の変わり目」などは、無理に使用せずお休みして様子を見るのも大切。
スペシャルケアを取り入れた時は、一時的に肌がデリケートになっていることがあるので、いつも以上に保湿ケアが非常に重要です。
角栓汚れが気になる方におすすめなのはスクラブ洗顔
スクラブ洗顔は、配合されている細かい粒子によって古い角質を取り除き、肌をなめらかに整える効果が期待。
配合されているスクラブ剤には、塩、砂糖、グルコマンナンなどさまざまな種類があります。
塩を原料としたスクラブ剤は、比較的に角があり尖っており、古い角質をしっかり取り除く効果はありますが、肌に負担をかける可能性が。
砂糖を原料としたスクラブ剤は、マイルドな使用感で、保湿効果が高いのが特徴。
コンニャクイモ由来のグルコマンナンは、肌のうるおいを守りながら古い角質を取り除くことが可能。
クレイなどを配合するスクラブ剤は、汚れを吸着し取り除く効果も。
スクラブ洗顔は、古い角質をしっかり落とす反面、乾燥や肌荒れを引き起こすことがあります。
乾燥を防ぐために、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものを選ぶのも1つの方法。
また、洗い上がりがしっとりめの保湿力のあるスクラブ洗顔やつっぱり感を防ぐアミノ酸系の洗浄成分を配合するものもおすすめ。
まとめ
泡洗顔で汚れが落ちない主な原因は、
- 泡の量やキメ不足
- 頑固な汚れの蓄積
- 誤った洗顔方法
- 洗顔時間が短い
- 洗顔料が肌質に合っていない
などさまざま。
今回の記事では、泡洗顔で汚れが落ちない原因を紹介した後に、汚れをしっかり落とす泡洗顔の方法を紹介しました。
いかがでしたか?
もしも、泡洗顔で汚れが落ちないと悩んでいる方いたら、洗顔を見直す良い機会にするのはどうでしょうか。
どれだけ正しい洗顔方法で洗顔しても、通常の洗顔料では落とせない汚れもあります。
角栓汚れが気になる方は、スペシャルケアを取り入れて様子をみてみましょう。
スペシャルケアを取り入れても改善しない場合は、美容医療の力を借りるのも1つの方法です。
美肌の土台とも言える毎日の洗顔を見直し、肌本来の健やかさと美しさを引き出しましょう。
この記事が少しでも皆さんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。