手元を華やかにして気分を上げてくれるネイルは、サロンだけでなく自宅でも楽しめますよね。
しかし、ネイルをした後に「爪の圧迫感」や「息苦しさ」を感じたことはありませんか?
ネイルをすると「爪が呼吸できない」なんて聞いたことがある方もいるでしょう。
爪は呼吸しているのでしょうか?
今回の記事では、爪の呼吸の真偽を説明した後に、圧迫感を感じる原因や息苦しさをなくす方法などを紹介。
「ネイルしているけど、大丈夫?」「爪って呼吸しているの?」と感じた方はぜひ参考にしてください。
それでは早速見ていきましょう。
Contents
【爪について】呼吸しているのは嘘?本当?
結論、爪は呼吸していません。
爪は、皮膚が角質化したもので、主に「ケラチン」というタンパク質でできており、神経や血管などは通っていません。
私たちが普段目にしている部分は「死んだ細胞」なので、切っても痛みを感じず、出血もしません。
ちなみに爪は、爪の工場の役割を果たす「爪母(そうぼ)」で作られ、皮膚が角質化したものが押し上げられたもの。
爪は死んだ細胞なので、呼吸しているというのは嘘になります。
ネイルは爪が呼吸できなくなる?
誤解が生まれる理由を3つ紹介!
ネイルなどをすると「爪が呼吸できなくなって酸欠になる」と誤解している方も多いです。
爪は皮膚が角質化した、いわば「死んだ細胞」なので、自ら酸素を取り込み呼吸をすることはありません。
では、なぜ「ネイルをすると爪が呼吸できなくなる」といった誤解が生まれてしまうのでしょうか。
ここでは、誤解が生まれる理由を3つ紹介。
- 爪の水分サイクルによる圧迫感
- ジェルネイルを塗布した時の収縮作用
- 呼吸ができないという先入観や思い込み
誤解が生じるのは、1つの理由だけではありません。
さまざまな要因が重なり誤解が生まれています。
【誤解が生まれる理由①】爪の水分サイクルによる圧迫感
健康な爪には、約12〜16%の水分が含まれており、爪の表面は水分と油分が常に出入りしています。
爪は、外気や水仕事、ネイルなどによって乾燥したり潤ったり常に変化しています。
この変化があることによって「爪は呼吸している」と捉えられることが多い傾向に。
爪の表面では、常に水分と油分が出入りしていますが、ネイルで表面を覆うことで水分蒸発量が半分以下に抑えられ、爪内部の水分量が増加。
ネイルなどを一切していない素爪時と比較して、ネイルなどで爪表面を覆うと爪内部の水分量が変化。
それによって「息苦しさ」や「圧迫感」を感じることがあり、これが「爪の呼吸困難」と捉えらる要因に。
【誤解が生まれる理由②】ジェルネイルを塗布した時の収縮作用
ジェルネイルは、特定のライト照射によって液体から固体へと硬くなる成分を含有。
この成分は、収縮しながら爪に密着する作用を持つため、ジェルネイルと爪に塗布した時に「息苦しさ」や引っ張られるような「つっぱり感」を感じることがあります。
ジェルネイルを塗布した時の収縮作用が「爪が呼吸できなくなる」と捉えられる要因に。
【誤解が生まれる理由③】呼吸ができないという先入観や思い込み
「爪が呼吸できなくなる」といった先入観や思い込みが原因の場合もあります。
これは、ファンデーションを塗った肌が重たく感じるのと似ており、爪に何かを塗布することで無意識に息苦しさを感じていることも。
圧迫感の原因は爪の水分量変化によるもの?
爪は、皮膚が角質化したものであり、死んだ細胞なので呼吸はしていません。
では、なぜネイルを塗布すると「圧迫感」などの違和感を感じるのでしょうか。
これは、ネイルを塗布した時に生じる「爪の水分量の変化」が原因になっているのではないかと言われています。
爪は呼吸はしていませんが、爪表面からは常に水分や油分が蒸発しています。
ネイルを塗布すると、爪表面から水分蒸発量が減り、内部の水分量が増加するため「圧迫感」などを感じます。
水分の蒸発量が減少したからといって、爪に直接的な害を及ぼすわけではありません。
ネイルを塗布した爪が伸びる時に「引っ張られる感覚」や「窮屈さ」を感じることがあるかもしれませんが、ある程度の期間ネイルをしていると慣れてくることも。
爪にネイルなどを塗布しない方がいい?
爪は呼吸していないため、ネイルをしても窒息することはありません。
しかし、ネイルは「爪に良くない」と言われています。
これは、呼吸ではなく「乾燥」や「オフ時のダメージ」などが原因。
ネイルは、正しく使用すれば問題ないのですが、ベースコートを塗らなかったりすると爪が着色してしまうことも。
また、リムーバーでジェルネイルを落とした後にオイルでケアしないことで乾燥の原因になることも。
ジェルネイルしている方は、ケアやオフする時は気をつけましょう。
無理やり剥がすと爪を痛めますが、ネイルが浮いた状態や欠けたまま放置するとグリーンネイルの原因に。
グリーンネイルは、ネイルの浮きや欠けている隙間から水分が入り込み、そこで緑膿菌が繁殖することで起こる病気のこと。
ジェルネイルは、施術から3〜4週間がお手入れの目安です。
爪にネイルを塗布したからといって呼吸困難になることはない
爪にネイルを塗布したからといって、呼吸困難になることはありません。
「ネイルは呼吸できなくなるから爪に悪い」というのは、ネイルをした時に感じる「圧迫感」「息苦しさ」や「先入観」などによるもの。
ネイルの塗布自体は、爪の健康に直接的な影響はありませんが、除光液やオフの際の摩擦、乾燥によってダメージを与えることがあります。
大きな爪トラブルに発展しないように、正しい方法でネイルを楽しみましょう。
爪の息苦しさをなくす方法は?
爪は呼吸困難にはならないにせよ、ネイルを塗布した時の「圧迫感」や「息苦しさ」などは感じない方がいいですよね。
この違和感をなくすためには、アイテム選びやケア方法が有効。
その他には、ネイルに慣れることです。
今まではネイルを塗布しても違和感を感じなかったが、久しぶりにネイルしたら「なんか違和感を感じる...」なんてことはありませんか。
アイテム選び、ケア方法、通気性などはもちろん重要ですが、ネイルに爪が慣れることも重要。
爪への負担を最小限に抑える施術や適切な頻度を守ることも息苦しさをなくす1つの方法です。
充実したネイルライフを楽しむためにマイナスイメージを取り除こう
ネイルを塗布することは「爪が痛む」「呼吸ができなくなる」といったマイナスなイメージを持っている方もいるでしょう。
「爪は呼吸している」「ネイルをすると爪が傷む」というのは、実は誤解です。
ネイルをすると「息苦しい」「圧迫感がある」を覚えるのは、爪内部の水分量の変化や先入観などが原因。
アイテム選びや正しいケアを行うことで払拭できますが、誤った施術によって乾燥やトラブルの原因になるので注意が必要です。
まとめ
爪は、皮膚が角質化したもので呼吸はしていないので、ネイルをしても爪が呼吸困難や酸欠になることはありません。
しかし、爪表面では常に水分や油分が出入りしているので、ネイルをすることで「圧迫感」や「息苦しさ」などの違和感を感じることは少なくありません。
違和感を感じないようにするためには、正しいケアやアイテム選び、ネイルに慣れること。
ジェルネイルは、グリーンネイルなどを防ぐためにも3〜4週間程度でお手入れしましょう。
爪への負担を最小限に抑える施術や適切な頻度を守り、ネイル生活を楽しんでください。
この記事が少しでもみなさんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。