みなさん「コラーゲンは年齢と共に減少する」ということは知っていますか?
コラーゲンは、肌の水分量、ハリや弾力を保つために必要不可欠な成分。
「最近、肌のハリや弾力がなくなってきた...」「シワが気になってきた」など感じる方もいるのではないでしょうか。
肌のハリや弾力の低下、シワやたるみなどの老化には「コラーゲン」が深く関係。
肌の老化に関係しているコラーゲンですが、実は20代くらいから減少することがわかっています。
今回の記事ではコラーゲンの役割や変化、コラーゲン減少が肌にもたらす影響、コラーゲンサプリの効果などを紹介!
「コラーゲンサプリは効果あるの?」「コラーゲンが減ると肌はどうなる?」など気になる方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、早速みていきましょう。
Contents
- 1 コラーゲンの役割と加齢による変化とは
- 2 コラーゲンの減少や質の低下は20代からスタート!曲がり角は20歳?
- 3 コラーゲンはからだを支える基盤!
- 4 「コラーゲン」「ゼラチン」「コラーゲンペプチド」の主な違いについて
- 5 コラーゲン減少は肌の老化に深く関係
- 6 コラーゲンの酸化と糖化は肌の老化の原因
- 7 コラーゲン減少と質の低下がもたらす肌への影響は?
- 8 コラーゲンの再構築が美肌を保つために重要! 壊すとつくるの代謝サイクルを整えよう
- 9 効率的にコラーゲンを経口摂取することは美肌への第一歩
- 10 コラーゲンサプリなどを経口摂取することで効果は得られる?
- 11 コラーゲンの種類や摂取期間で効果が変わる!最も効果的なのは?
- 12 効果的にコラーゲンを摂取する2つの方法を紹介
- 13 加齢によるコラーゲン減少は避けられない! 毎日の習慣や食生活を見直し対策しよう
- 14 まとめ
コラーゲンの役割と加齢による変化とは
コラーゲンは、体内の全タンパク質の約30%を占める重要な成分。
コラーゲンにはどんな役割があり、加齢とともに体内のコラーゲン量はどのように変化するのでしょうか。
ここでは、コラーゲンの主な役割と加齢による変化を見ていきましょう。
コラーゲンの主な役割
コラーゲンは、体内の全タンパク質のうち約30%を占める繊維状のタンパク質。
全コラーゲンの約40%は皮膚に存在しており、他には骨、軟骨、腱、血管などに多く存在しています。
最も多く存在している皮膚におけるコラーゲンの役割は、ハリや弾力を保つこと。
網目状の構造で肌を内側から支えて、乾燥やシワの形成を防ぐことで健康で若々しい状態を維持しています。
加齢による体内のコラーゲン量や質の変化は?
年齢を重ねると共に体内のコラーゲン量は減少するだけでなく、コラーゲンの質も低下。
コラーゲンの量や質が低下することで、肌のハリや弾力が低下し、シワやたるみなどの原因に。
コラーゲンの減少や質の低下は、肌への影響だけではなく、血管のしなやかさが失われたり、骨や関節の衰えの原因にもなります。
ある研究によると、コラーゲンは20代後半から徐々に減少し始め、40代では20代の約半分近くまで減少すると言われています。
50代を過ぎるとコラーゲンの生成量が急激に減少し、シワやたるみ、毛穴の開きなどが目立つように。
シワやたるみなどの肌の老化を防ぐためには、今あるコラーゲン量を維持し、食事などで補充することによって減らさないことが重要。
コラーゲンの減少や質の低下は20代からスタート!曲がり角は20歳?
コラーゲンの減少や質の低下は、20歳前後からスタート。
コラーゲン劣化の曲がり角は、20歳くらい。
コラーゲンはタンパク質の一種であり、古いものが分解され新しいものが合成される代謝サイクルを繰り返しています。
成長期には、筋肉や骨の発達に合わせてコラーゲン量は増加。
しかし、20歳前後を境にコラーゲンの分解スピードが合成スピードが上回るなどで代謝スピードが落ち、50代では20代の約70%の量まで減少すると言われています。
年齢を重ねると共にコラーゲンの量が減るだけではなく、質も低下。
20歳くらいは新しくて元気なコラーゲンが多いですが、年を重ねると共に古くて硬いコラーゲンが増加し、質が低下します。
コラーゲンの質の低下は、肌の弾力性や柔軟性が失われたり、さまざまなトラブルが生じる原因に。
コラーゲンはからだを支える基盤!
コラーゲンは、私たちの身体を支える基盤となるタンパク質。
体重の約20%がタンパク質からできており、そのタンパク質の約30%がコラーゲン。
体重50kgの方であれば、10kgがタンパク質で、そのうちの3kgがコラーゲンという計算に。
全コラーゲンのうちの約40%が皮膚に存在しています。
次いで、骨や軟骨、血管、内臓などにも存在。
コラーゲンは、特徴的な3重らせん構造をしていることで高い強度としなやかさを持っています。
細胞同士をつなぎ合わせる「接着剤」としての役割、細胞や組織を支える「支柱」としての役割も。
家で例えるなら、土台や柱といった基盤の役割があり、生命維持の根幹を支えています。
「コラーゲン」「ゼラチン」「コラーゲンペプチド」の主な違いについて
コラーゲンは、私たちの身体を支えたり、形を作る基盤。
重要な働きをするコラーゲンは、年齢と共に減少します。
減少するコラーゲンを摂取することで補うことができたら最高ですよね。
最近は「食べるコラーゲン」が美容や健康意識の高い方たちから注目されています。
サプリメントやドリンクなどの商品が販売されていますが、入っているコラーゲンの形によって吸収力が異なります。
ここでは「コラーゲン」「ゼラチン」「コラーゲンペプチド」の違いを紹介。
コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドは、もとは同じ成分ですが、分子の大きさや性質などが異なります。
分子量の大きさによって、消化吸収力はどのくらい変わるのでしょうか。
コラーゲン
コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドの中で、最も分子量が大きいのがコラーゲンで、約30万にも及びます。
分子量が大きいことから、消化吸収されにくく、水や熱にも溶けにくい性質を持っています。
コラーゲンは必須アミノ酸の「トリプトファン」を欠くため、アミノ酸スコアがゼロとされており、栄養学的に良質なタンパク質ではないとされていました。
しかし、近年では摂取後に分解でき、ホルモンやビタミンと似た作用を示すことから、コラーゲンの研究が進んでいます。
ゼラチン
ゼラチンは、生のコラーゲンを加熱し精製したもの。
手羽先などを煮ると熱によって変性したコラーゲンがゼラチンに変化して溶け出してきます。
このゼラチンは、温めると溶け、冷やすとゼリーのように固まる性質を持つのが特徴。
ゼラチンの性質を使った料理には「煮こごり」などがあります。
ゼラチンは、生のコラーゲンよりも分子量が小さく、胃腸で消化吸収されやすいです。
コラーゲンペプチド
コラーゲンペプチドは、食品から抽出したコラーゲンを酵素で分解し、精製したもの。
コラーゲンやゼラチンと比較して分子量が小さいので、水に溶けやすく、消化吸収速度に優れるのが特徴。
手軽に摂取できるので、市販のサプリメントやドリンク剤などに多く使われています。
コラーゲン減少は肌の老化に深く関係
コラーゲンの減少は、シワやたるみなどの老化に深く関係。
コラーゲンには、肌の水分保持に関係しています。
コラーゲンが減少すると、肌の水分量は低下し、乾燥を招き、キメが乱れます。
また、肌を支えているコラーゲンが減少することで土台が崩れ、ハリや弾力が失われるためシワやたるみ、毛穴の開きが目立つように。
コラーゲンが減少し土台が崩れると、エラスチンなどもうまく機能できなくなり肌のハリや弾力は失われます。
コラーゲンの酸化と糖化は肌の老化の原因
年齢と共に減少するコラーゲンですが、減少にはどんな原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、酸化と糖化について紹介していきます。
まずは、コラーゲンの酸化です。
コラーゲンは、細胞を傷つける活性酸素によって酸化されると、本来のしなやかな構造が失われます。
金属が酸素によって錆びることでボロボロになる現象に似ていることから「身体がさびる」と表現されることも。
続いて、コラーゲンの糖化です。
糖化は近年注目されており、余分な糖がコラーゲンなどのタンパク質と結ぶつき、AGEs(エージーイーズ: 終末糖化産物)と呼ばれる老化物質を生じる現象。
AGEsは、若いと自然に排泄されますが、新陣代謝の落ちた肌では一度できると分解されにくく、シワやたるみ、くすみなどの老化現象の原因となります。
糖化によって、コラーゲンを補強する架橋にAGEsが付くと「悪い架橋」になり、コラーゲンの量も質も低下。
悪い架橋の蓄積によって、肌のハリや弾力は低下し、シワやたるみの原因になります。
コラーゲン減少と質の低下がもたらす肌への影響は?
コラーゲンの酸化や糖化は、肌だけでなく全身の老化に関係。
ここでは、コラーゲンの酸化や糖化が肌に与える影響を見ていきたいと思います。
皮膚(肌)は、外側から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造で成り立っています。
コラーゲンは、真皮の主な成分で約70%を占めています。
肌のハリや弾力を決定づけ、肌を支えているコラーゲンの減少と質の低下は、肌全体の弾力性や柔軟性を低下させます。
年齢とともに、目尻のシワ、眉間のシワ、口元のシワなどが濃く深く刻まれるかと思いますが、これはコラーゲンの減少や質の低下が関係。
コラーゲンの減少と質の低下は、肌をたるませ、頬や口角を下げる原因になります。
コラーゲンの再構築が美肌を保つために重要!
壊すとつくるの代謝サイクルを整えよう
コラーゲンの量が減ったり、質が低下したりする劣化は「代謝(分解と合成)スピードの低下」が主な原因。
私たちの身体は、古いコラーゲンを壊し、新しいコラーゲンを作るサイクルを繰り返しています。
このサイクルをターンオーバーと言い、新しいものを作ることは重要ですが、古いものを壊すことも重要。
年齢を重ねると、新しいコラーゲンを作る力が低下するだけでなく、古く劣化したコラーゲンを壊す能力も低下。
鉄などの金属が錆びるとネジが回りにくくなるように、酸化や糖化によって劣化したコラーゲンは分解されずそのまま残ります。
表現が悪いですが、ゴミが溜まったような形になり、肌は本来のしなやかさやハリを失い、シワが濃く刻まれる原因に。
シワやたるみなどの老化を防ぐためには、劣化したコラーゲンを「分解」「合成」のサイクルに再び戻してあげることが重要になります。
劣化した古いコラーゲンを分解し、新しいコラーゲンを合成するのが線維芽細胞という細胞。
コラーゲンペプチドには、線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン代謝を促進させる働きがあることがわかっています。
コラーゲンペプチドは、消化吸収されやすいだけなく、コラーゲン代謝を促進させるのに効果的。
効率的にコラーゲンを経口摂取することは美肌への第一歩
コラーゲンの代謝スピードは、年齢と共に落ちます。
コラーゲンの代謝スピードが落ちることがわかっているなら、外からコラーゲン代謝を促進させる成分を摂取すればいいのです。
コラーゲン代謝を促進させる働きをもつ成分に「コラーゲンペプチド」があります。
コラーゲンペプチドは、体内に吸収されるとコラーゲン代謝を促進させるだけでなく、エラスチンやヒアルロン酸の合成も促進させることが近年の研究でわかってきました。
コラーゲンペプチドの経口摂取は、肌の保湿やハリ感アップだけでなく、爪や髪の健やかさを保つのに効果的との報告も!
例えば、毛髪の太さが増しハリやコシを実感できたり、すぐに割れたりする「もろい爪」を改善したり、隠れシミの改善につながるといったデータがあります。
コラーゲンペプチドは、骨や関節なら1日10g、肌では1日5g以上を目安に摂取するのが効果的。
これを4週間以上毎日継続することで、骨や関節の健康維持、肌の潤いやハリの向上効果が実感できると複数の研究で示されています。
大切なのは、毎日継続して線維芽細胞にシグナルを送りコラーゲン代謝を促進すること。
普段の食事では、ごくわずかなコラーゲンペプチドしか摂取できないので、サプリメントなどをうまく活用しましょう。
コラーゲンサプリなどを経口摂取することで効果は得られる?
美容や健康維持のために重要な働きをするコラーゲン。
そんなコラーゲンは「摂取しても意味がない」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
かつては摂取しても意味がないとされていましたが、最近の研究ではサプリメントなどで摂取したコラーゲンは体内に吸収され、肌の水分量や弾力アップに効果があることが明らかになっています。
ある研究で科学的に効果が証明!
1721人被験者を対象にした26のランダム化比較試験(RCT)によると、コラーゲンサプリを摂取することで「肌の水分量」「肌の弾力性」が有意に増加したことが証明。
特に、8週間以上、毎日摂取することが肌の水分量や弾力の改善において効果的であることが実証されました。
コラーゲンの種類や摂取期間で効果が変わる!最も効果的なのは?
最近の研究で、コラーゲンの種類や摂取期間によって、肌の保湿や関節のサポートなど得られる効果が異なることがわかっています。
ここでは、コラーゲンの種類と特徴を紹介した後に、効果が実感できる摂取期間についても紹介。
「これからコラーゲンサプリを取り入れようかな」「コラーゲンサプリどのくらいの期間飲めばいいか分からない」と思っている方は必見です。
コラーゲンの種類と特徴
コラーゲンは主に「魚」「豚」「牛」の3つの由来によって種類が分類。
- 魚由来(マリンコラーゲン)
- 豚由来(ポークコラーゲン)
- 牛由来(ビーフコラーゲン)
それぞれのコラーゲンで構造や特徴が異なっているので、目的に合わせて使い分けることが一般的。
魚由来(マリンコラーゲン)は、水によく溶け体内での消化吸収率が高く、即効性があるので「美容目的でなるべく早く吸収させたい」と思う方に人気。
豚由来(ポークコラーゲン)は、分子構造が人間のコラーゲンに近いため、肌への親和性が高く、保湿効果に優れています。
牛由来(ビーフコラーゲン)は、強度が高く、骨や関節のサポートに優れていますが、分子量が大きいめなので吸収率がやや低いのが特徴。
どのコラーゲンもそれぞれの良さがありますが、最近の研究では「魚由来(マリンコラーゲン)」が分子量が小さく、最も効果的といった報告が多くされています。
コラーゲンの効果が実感できる目安の摂取期間
コラーゲンの効果が実感できるのは、人によって異なるので、ここでは目安の摂取期間を紹介します。
4週間以下の短期間摂取であれば、実感できる効果が限定的。
肌のうるおいや弾力の改善を実感するには、少なくとも「8週間以上」の継続摂取が必要。
肌への効果が実感できるのは「2週間〜3ヶ月」、骨や関節への効果を実感できるのは「3〜6ヶ月以上」くらいと言われています。
コラーゲンをサプリメントなどで摂取する場合は、即効性を求めず、少なくとも「2〜3ヶ月以上」毎日継続して摂取することが重要です。
効果的にコラーゲンを摂取する2つの方法を紹介
効果的にコラーゲンを摂取する方法は主に2つ。
- 食事から摂取したり、相乗効果を高める成分と一緒に摂取する
- サプリメントやドリンクを活用し補う
これらの2つの方法について詳しく見ていきましょう。
食事から摂取したり、相乗効果を高める成分と一緒に摂取する
コラーゲンは、毎日の食事から美味しく摂取することが可能。
コラーゲンは、主に鶏の皮、軟骨、牛すじ、魚の皮、などに多く含まれます。
コラーゲンを多く含有する食品を摂取することは重要ですが、コラーゲンの合成をサポートしたり促進する食品も合わせて摂取することが大切。
コラーゲンの合成をサポートする食材には、卵、大豆、ナッツ類があります。
他には、コラーゲンとビタミンCと一緒に摂取すると、体内でのコラーゲン合成が促進。
コラーゲンと一緒に、ビタミンCを多く含むレモンやキウイなどのフルーツやパプリカなどの緑黄色野菜などを摂取するのがおすすめ。
サプリメントやドリンクを活用し補う
コラーゲンは正直、毎日の食事だけで補うのは難しいところがあります。
そこで、サプリメントやドリンクをうまく活用しコラーゲンを補うのがおすすめ。
消化吸収されやすい「低分子化された加水分解コラーゲン」のサプリメントやドリンクを選ぶのが非常に効果的です。
加齢によるコラーゲン減少は避けられない!
毎日の習慣や食生活を見直し対策しよう
残念ながら、年齢と共に体内のコラーゲン代謝は低下します。
ですが、現在の技術では、コラーゲンペプチドをうまく正しく活用すればコラーゲン代謝を促進できるかもしれません。
「最近、肌のたるみが気になる...」「シワが気になるようになってきたな...」といった方は、コラーゲンペプチドを取り入れてみるのもおすすめです。
コラーゲンペプチドの摂取は、毎日継続することが重要。
コラーゲンペプチドを継続しても改善が認められない場合や短期間で根本的な改善を望む方は、美容皮膚科などの専門医療機関への受診が勧奨されます。
まとめ
コラーゲンは肌のハリや弾力を保つだけでなく、骨や関節のサポートする役割も持ち、美容と健康の両面において欠かせない成分。
コラーゲンは年齢と共に減少することがわかっており、シワやたるみなどの老化の原因となります。
コラーゲンの劣化を防ぐには、古いコラーゲンを分解して新しいコラーゲンを合成する「新陳代謝(ターンオーバー)」のサイクルを正常に保つことが重要。
コラーゲンの代謝を促進させる働きがあるのものとして「コラーゲンペプチド」が知られています。
低分子化されたコラーゲンペプチドを含むサプリメントなどをうまく活用することは、肌の水分量と弾力の改善に効果的。
最も効果的なのが「魚由来のコラーゲン」であり、これを少なくとも8週間以上の継続的に摂取すると効果が実感できると言われています。
紫外線対策をしてコラーゲンを減らさないことはもちろん、日々の食事やサプリメントなどを活用し、美肌を目指しましょう。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てていたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。