肌の基礎知識

肌の6つの役割は?酸素との関係や構造についても紹介!

鏡を見て、肌の調子で一喜一憂する日々。

「肌のキメが整っている」「艶やハリがある」「化粧ノリがいい」といった日は気分が良く、反対に「ニキビができている」「乾燥して化粧ノリがよくない」「くすんで見える...」といった日はどんよりしてしまうことはないでしょうか。

 

毎日お手入れする肌だからこそ小さな変化にもすぐに気が付き、気になってしまいますよね...。

さまざまな肌のお手入れ方法は知っているが、肌の役割や仕組みついては知らない方も多いのではないでしょうか。

 

今回の記事では、肌の役割や仕組みについて紹介した後に、健康な肌を維持する栄養素や成分、生活習慣について紹介!

肌そのものの役割を理解することで、日々の肌のお手入れに役立つはず。

それでは、早速見ていきましょう。

 

肌には身体を守るための役割がたくさん

私たちの肌(皮膚)には、たくさんの役割があります。

例えば、紫外線などの外部刺激や微生物、ウイルスから身体を守ったり、体内の約60%の水分が蒸発しないように防いだり。

他にも外部から受けた刺激を触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚といった感覚受容器を通して脳に伝えているのも肌の役割。

 

私たちの身体は暑さを感じた時に汗腺から汗を出し、寒さを感じた時に血管を収縮させ熱の放出を防ぐことで体温を調節します。

これは、肌にある温覚や冷覚などの受容器を経由して脳に刺激が伝わったから生じること。

 

肌は、目、耳、鼻、舌と並び五感と言われていますが、肌は唯一、広範囲にわたり作用できる器官です。

 

肌は身体の中で「最大の臓器」と言われており、面積は成人で約1.6㎡(約畳1枚分)、重さは体重の約16%。

50kgの方でしたら、肌の重さだけで約8kgほど。

肌は面積の広さから少しの変化が全体的な印象を変えてしまうもの。

 

鏡を見てシワやシミ、たるみが気になっても、実際に肌がどんな役割をしているのか考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。

私たちの肌は、さまざまな役割や働きをしています。

次の「肌の6つの働きと役割」で詳しくみてきましょう。

 

肌の6つの働きと役割

私たちの身体の外側を覆っている「最大の臓器」である肌。

肌の表面積は成人で約1.6㎡と言われており、皮下組織を含めた重さは体重の約16%を占めています。

これは畳1畳に相当し、皮下組織を含めた重さでしたら50kgの方は約8kg、70kgの方は約11.2kg。

 

身体の表面を覆い、外界と触れ合うことでさまざまな刺激を受ける肌は、主に6つの働きと役割があります。

  1. 保護・保湿(バリア機能)
  2. 感覚器官(知覚作用)
  3. 体温調節作用
  4. 吸収作用(経皮吸収)
  5. 分泌及び排泄作用
  6. 貯蔵作用(貯蓄作用)

さまざまな働きと役割を担っている肌。

それぞれの働きと役割について詳しくみていきましょう。

 

保護・保湿(バリア機能)

バリア機能は肌の保護機能であり、肌にとって重要な働きの1つ。

バリア機能の主な役割は「保護作用」と「保湿作用」です。

 

ウイルスや細菌などのアレルゲンが肌内部に侵入しないよう肌を守り、体内の水分が外部へ逃げるのを防ぎ肌を乾燥から守ります。

私たちの肌が紫外線、乾燥、摩擦などの外的刺激から守られ、肌内部の水分が蒸発せずに保たれていることは、バリア機能が備わっているから。

 

肌のバリア機能が正常に機能していることは、炎症やアレルギーなどが起きにくく健康な肌と言えるでしょう。

 

感覚器官(知覚作用)

肌には触覚、圧覚、温覚、冷覚、痛覚といった感覚を感じる感覚器としての役割があります。

私たちが「何かに触れた」「押されている」「温かい」「冷たい」「痛い」など感じるのは肌が外界の情報を察知し脳に伝えているため。

 

それぞれ「触点」「圧点」「温点」「冷点」「痛点」という感覚受容器によって、すぐに脳に伝えられることで身体を危険から守るためのシステムとしても機能。

私たちの身体は、知覚作用があるおかげで危険から回避でき、暑さ寒さなどの環境に適応できる他、心地よさを感じることができるのです。

 

体温調節作用

体温調節作用は、体温を約37度前後に一定に保つ肌の働きの1つ。

 

暑い時には毛細血管を拡張させ熱を逃し、汗腺より汗を分泌させ気化熱を利用して肌表面の温度を下げます。

寒い時には毛細血管を収縮させ熱が逃げるの防ぎ、立毛筋を収縮させ肌の断熱効果を高めることによって体温が下がりすぎないように調節。

 

体温が一定に保たれているのは、肌の働きの1つである「体温調節作用」が機能しているため。

 

吸収作用(経皮吸収)

吸収作用は、肌表面の毛穴や皮脂腺などを通して脂溶性物質や小さな分子が肌内部に入り込む作用であり、肌の働きの1つ。

脂溶性物質として、レチノールなどのビタミンAやビタミンK、ビタミンD、ビタミンEなどの「脂溶性ビタミン」や「植物性オイル」、エストロゲンなどの「女性ホルモン」などが挙げられます。

 

薬剤の狭心症治療薬、女性ホルモン剤、喘息予防薬、湿布剤などは、肌の吸収作用の働きによるもの。

化粧品の有効成分が角質層に届き、効果を発揮するのは吸収作用のおかげです。

 

分泌及び排泄作用

汗や皮脂を分泌し、体内の老廃物を汗腺などから体外へ排泄するのも肌の重要な働きの1つ。

 

皮脂は、皮脂腺から分泌される弱酸性の物質。

この皮脂と汗が混ざり合うことで天然の保護クリームと言われている「皮脂膜」が形成され、肌を乾燥から守り潤いを保つことが可能。

 

肌の働きである分泌及び排泄作用によって、私たちの肌は健康な状態を維持することができています。

 

貯蔵作用(貯蓄作用)

貯蔵作用は、肌の最も深部に位置する皮下組織に皮下脂肪(脂肪)として蓄える働き。

 

栄養を脂肪をして蓄えることで、いざという時に身体を動かすエネルギー源として利用できます。

他にも脂肪を蓄えることは体温維持など、断熱材としての働きも。

 

ハリや弾力のある肌を保つことができるのも、貯蔵作用のおかげと言えるでしょう。

 

【肌の3層構造】いくつもの層が重なってできている?

私たちの肌は外見では1枚の膜に見えますが、いくつもの層が重なり合ってできています。

肌は3層構造をしており、最も外側から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」となっています。

ここからは、表皮、真皮、皮下組織について詳しくみていきましょう。

 

【肌の3層構造】表皮について

表皮は、肌の最も外側にある厚さ0.02mmほどのとても薄い膜。

表皮もまた4層構造をしており、外側から順番に「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」となっています。

 

最も外側の角質層は、肌の重要な役割の1つであるバリア機能としての働きや体内の水分が蒸発しないよう水分を保つ働きがあります。

角質層が肌の最前線で働いてくれている一方で、バリア機能の元になる細胞は表皮の最下層の基底層で合成。

 

基底層で合成された新しい細胞は形を変え、肌表面に押し上げられて最終的に働きを終えると垢となり肌表面から剥がれ落ちます。

新しい細胞が合成され、垢となり剥がれ落ちるサイクルのことを「肌のターンオーバー」と言い、20代の健康な方は約28日間(4週間)のサイクル。

 

ターンオーバーのサイクルは年齢によって異なりますが、サイクルがスムーズに行われることが肌の健康を保つ上で重要。

表皮では乾燥や細菌などの刺激から体内を守ったり、内部の水分を保つためのバリア機能としての重要な役割があります。

 

【肌の3層構造】真皮について

真皮は表皮の下にある厚さ2~3mmほどの層で、表皮を支える土台となる組織のこと。

肌のハリや弾力を維持するために必要不可欠な「コラーゲン(膠原線維)」「エラスチン(弾性線維)」「ヒアルロン酸」といった3つの成分から成り立っています。

 

肌のハリや弾力を維持する3つの成分を合成しているのは美肌の工場とも言われている「線維芽細胞」という細胞。

線維芽細胞は古くなった組織や細胞を分解し、新しいものへ入れ替える新陣代謝としての役割も。

 

線維芽細胞によって作られているコラーゲンやヒアルロン酸などのワードは聞いた方もいるのではないでしょうか。

コラーゲンは真皮の約70〜80%を占め、柱のような網目構造が肌にハリや弾力感を与えます。

 

コラーゲンの隙間を埋め、構造を安定させて肌のうるおいやボリューム感を決定づけているのがヒアルロン酸。

ヒアルロン酸は水分を保持する力を持っており、1gで約500g(6L)もの水分を抱え込む力があります。

 

もう1つ忘れてはいけないのが、コラーゲンを束ねているエラスチンという物質。

エラスチンは、ゴムのような性質持ち肌に柔軟性を与えます。

肌が伸びても元の状態に戻るのは、エラスチンのおかげ。

 

美肌の土台となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分は真皮に存在。

 

【肌の3層構造】皮下組織について

肌の最も深部に位置し、真皮を支えているのが皮下組織。

 

皮下組織は、ほとんどが皮下脂肪という脂肪でできており、動脈や静脈などの血管が通っています。

血管によって肌に必要な栄養や酸素が供給され、老廃物が回収されることで肌の健康を保持。

 

皮下脂肪は、外部の衝撃や刺激、圧力などから筋肉、骨、臓器などを守るクッションのような役割もしています。

 

他にも、皮下脂肪には熱を伝えにくい性質を持っていることから断熱や保温などの役割も。

体温を維持し寒さから身体を守ったり、蓄えた皮下脂肪はいざという時にエネルギー源として使用可能。

 

肌細胞に必要なエネルギーは栄養素と酸素から作られている

肌の生まれ変わりであるターンオーバーは、ATPというエネルギー物質を利用して行われます。

ATPは、血管を通して細胞に運ばれた栄養素や酸素を燃焼させ合成。

肌のターンオーバーは、ATPなどのエネルギー源なしでは成立しません。

 

血行促進と栄養供給、そして質の良い睡眠によって酸素の活用が上手にでき、十分なエネルギー物質があるとターンオーバーが正常に稼働。

細胞への酸素供給が不十分だったり、酸素が十分に活用できないと、エネルギー源のATPが不足します。

ATP不足はターンオーバーの乱れに繋がり、乾燥や肌荒れ、シミやくすみといった肌トラブルを生じ、見た目にも影響。

 

ATPは、ターンオーバーの他にも線維芽細胞が真皮の成分のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを生成する際にも使われます。

線維芽細胞の活動源となるATPによって肌のハリや弾力が保たれ、健康な肌を維持することが可能。

細胞がエネルギー不足や酸素不足になると美肌成分であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが十分に生成されないため、シワやたるみに繋がり、実年齢より老けて見えることも。

 

肌の老化を防ぐためには、十分な酸素や栄養素が細胞に行き届くことが必要不可欠。

そんな酸素や栄養素を運んでいるのは、真皮に張り巡らされた「毛細血管」というわずか5~20μmほどの太さしかない非常に細い血管。

毛細血管は髪の毛の10分の1ほどの太さしかなく繊細なため、生活習慣や環境の影響で血流が悪くなったり血管が減少しがち。

 

血流悪化や血管減少によって、酸素や栄養素が細胞の隅々まで届かないとシミやくすみ、シワやたるみ、肌荒れなどの原因に。

若々しく健康な肌を維持するためには、血流を良くし血管の減少を防ぐ必要があります。

 

酸素は、肌の再生で必要なATPなどのエネルギーを産生し健康な肌を保つために重要な物質。

しかし、ATP産生の過程で消費される酸素の数%が「活性酸素」という肌の老化を促進する物質に変換されてしまいます。

 

発生する活性酸素が過剰になると美肌成分のコラーゲンやエラスチンなどを酸化し劣化。

他にも、線維芽細胞に深刻なダメージを与えコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成が妨害。

その結果、真皮構造が壊れ、シワやたるみなどの肌老化を促進させる原因に。

 

若々しく健康な肌を維持するためには、細胞に酸素や栄養素を十分に届ける以外にも活性酸素の害を少しでも排除する必要があります。

そのためには、ビタミンなどの抗酸化物質の摂取や日々の紫外線対策、生活習慣の改善が重要。

 

肌細胞の一生である「ターンオーバー」について

肌の役割で重要な「バリア機能」が正常に働くためには肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」が鍵に。

 

表皮の最下層である基底層で生まれた細胞の「角化細胞(ケラチノサイト)」が時間をかけ形を変化させることで有棘層、顆粒層へと押し上げられます。

約2週間かけて肌表面の角質層まで到達すると、核ない角層細胞へと形を変化。

角層細胞は死んだ細胞であり平べったくレンガのように積み重なっており、一定期間、角質層に留まった後は垢として徐々に剥がれ落ちます。

 

基底層で作られた細胞が時間をかけ、形を変えながら垢となり肌表面から剥がれ落ちることを「肌のターンオーバー」と言います。

健康な20代の方であれば、ターンオーバーのサイクルは約4週間。

 

ターンオーバーのサイクルは年齢によって異なりますが、正常に機能していれば角層細胞はレンガのように整然と積み重なっています。

角層細胞のある角質層の下は、ターンオーバーによって基底層から押し上げられた健康な角化細胞で充足。

 

角化細胞は表皮を構成する細胞の約90%以上占める細胞。

この角化細胞が成長する過程で「セラミド」や「NMF(天然保湿因子)」といった肌に潤いを与え角質層の環境を整える成分を角質層に放出。

 

バリア機能の高い肌は、角層細胞が整然と積み重なり、セラミドなどの細胞間脂質で満たされNMFなどが肌の潤いをキープしている肌。

バリア機能が正常に働いていると潤いで満たされているので、紫外線や細菌などの外部刺激から肌が守られ、体内の水分の蒸発を防止してくれます。

 

ターンオーバーのサイクルが乱れると肌のバリア機能は低下。

バリア機能の低下によって肌内部の水分が蒸発し慢性的な乾燥状態になり、紫外線や細菌などの外部刺激の影響を受けやすくなります。

その結果、かゆみや皮膚のピリつき、赤みなどの肌トラブルの原因に。

 

健康で若々しい肌を保つ上で大切な栄養素と成分について

肌の健康を守り、若々しい肌を保つ上で重要なことの1つがバランスの良い食事を摂取すること。

 

タンパク質やビタミンなど、美肌を保つために必要な栄養素をバランス良く摂取することが大切。

ここでは、肌の健康を守り若々しい肌を保つための栄養素や成分について紹介していきます。

 

【タンパク質摂取】肌原料となり美肌に必要不可欠

タンパク質は、肌細胞の主な原料。

肌にとって必要なタンパク質は、食事から必要量を摂取する必要があります。

 

1日のタンパク質推奨摂取量は、18〜64歳男性で65g、女性では50g。

タンパク質は生命維持に重要な脳や内臓、筋肉などに優先的に届けられ、肌や髪に届けられるのは、ほぼ最後。

 

タンパク質の摂取量が少ないと肌まで届かず新しい細胞の産生ができないため、肌のハリや弾力が低下するなどの肌の老化に繋がります。

肌の老化を防ぐためには、肉や魚、大豆などの良質なタンパク質をバランス良く摂取することが大切。

 

肌細胞の形成促進には、タンパク質とビタミンCや鉄分をセットで摂取することがとても効果的。

健康な肌への近道は、タンパク質、ビタミンC、鉄分だけでなく、他の栄養素もバランス良く摂取すること。

 

【ビタミンA・C・E】ターンオーバー促進や抗酸化作用で肌にハリや弾力を

健康な肌の維持のためには、肌老化抑制効果をもち抗酸化作用の働きをする「ビタミンA・C・E(エース)」を積極的に摂取することが効果的。

ビタミンA・C・Eは、お互いに補完するので、併用することで抗酸化作用を高め合う最強の美白タッグ。

 

ビタミンA(β-カロテン)は、肌のターンオーバー促進効果やコラーゲン生成促進、新しい肌細胞生成促進効果をもちシワなどを防止。

(※野菜などの植物性食品に含まれるβ-カロテンは、必要に応じて体内でビタミンAに変換)

 

ビタミンCは、コラーゲン生成促進効果をもち、シミの原因となるメラニン生成を抑制する他、還元することで強力な美白効果を発揮。

ビタミンEは、若返りビタミンとも言われており、血行促進し肌のバリア機能を強化。

 

ブロッコリーやほうれん草、ピーマン、モロヘイヤなどの緑黄色野菜、かぼちゃなどはビタミンA・C・Eを豊富に含有。

ビタミンA・C・Eを積極的に摂取するだけなく、ビタミンB2やB6などのビタミンB群も一緒に摂取するともっと効果的。

 

ビタミンB群は、皮脂分泌を調整し肌のターンオーバーを促進することでニキビの防止、改善効果を持ちます。

ちなみにレバーや豚肉は、ビタミンB群をまとめて摂取できる食品。

抗酸化作用のあるビタミンA・C・EやビタミンB群はもちろん、偏りのない食事を心がけましょう。

 

【ケンフェロール】抗酸化作用とエネルギー産生サポートでアンチエイジング効果あり

ケンフェロールは植物由来のポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持つ成分。

肌細胞が紫外線によって受けるダメージを強力に抑制する他、抗炎症作用により肌の老化を防止。

 

また、細胞のエネルギーの工場であるミトコンドリアの働きを活性化させることで酸素の利用を効果的に。

その結果、肌のターンオーバーに必要不可欠なATP産生を活性化させ、肌のターンオーバーを整える効果があると言われています。

 

健康で若々しい肌を保つ上で大切な生活習慣

日々の生活習慣は、肌の健康を守り若々しい肌を保つ上で非常に重要。

 

ここでは、美肌を維持するために大切な習慣について4つ紹介したいと思います。

なかなか生活習慣を変えることは難しいかもしれませんが、できることから試してみてくださいね。

 

紫外線対策

健康な肌を保ち肌老化を防ぐためには紫外線対策は必須。

 

紫外線は、活性酸素という肌老化を加速させる物質を大量に発生させます。

太陽光の紫外線は肌が黒くなるといった日焼けだけでなく、将来的なシワやシミなどの肌トラブルの原因に。

 

シミ、シワ、たるみなどの肌が老化する原因の約8割は「光老化」という紫外線によるものと言われています。

ですので、日々の紫外線対策が非常に重要。

季節や天気に関係なく日焼け止めを使用し、日傘や帽子などで直接紫外線に当たるのを避けましょう。

 

質の良い睡眠を十分とる

肌の健康を保つためには、1日6〜7時間の質の良い睡眠が重要。

睡眠中には、肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンが分泌。

 

成長ホルモンの分泌が高まるのは、寝入りの最初の3時間と言われています。

人によって睡眠時間などは異なるとは思いますが、美肌のために最低6時間は確保するといいでしょう。

 

睡眠不足は、成長ホルモンの分泌が低下し肌老化が加速。

他にも、睡眠不足だとストレスが増加する傾向にあり、肌にとってもバリア機能低下などの悪影響を及ぼします。

 

入浴と有酸素運動で血行改善!
良い汗をかきバリア機能強化

有酸素運動で血行を良くし、入浴で汚れを除去したり身体を内側から温めたりすることは健康な肌を保つ上で効果的。

ウォーキングなどの適度な有酸素運動は、肌細胞に新しい栄養や酸素を供給する効果があり肌代謝や再生をサポート。

 

また、運動や入浴でいい汗をかくのも肌にとって重要。

汗は、皮脂と混ざり天然の保護クリームと言われている「皮脂膜」を形成することで天然のバリア機能として働き、肌を乾燥から守ります。

 

汗をかく頻度が少ないと汗を出す汗腺が休眠し機能低下を起こすため、ミネラルや塩分を多く含む汗が出てきます。

この汗は、ベタベタしており蒸発しにくいのが特徴。

サラサラした汗に変えるためには、運動や入浴などで汗をかく頻度を増やすこと。

 

肌の不要な汚れを落とし清潔な状態を保つ

健康な肌を保つためには、肌の不要な汚れを正しく落とし清潔な状態をキープすることが大切。

高機能化粧品を使用することに目が行きがちですが、美しい肌の土台は汚れを落とすこと。

 

特に男性は皮脂を分泌する皮脂腺が発達しており、女性と比較すると皮脂量が約2〜3倍多いと言われています。

不要な汚れが残っていると皮脂と混ざり角栓や吹き出物などの肌トラブルの原因に。

 

角栓などの肌トラブルを減らすためには、皮脂が取れるような洗顔を朝晩2回行うのが効果的。

 

洗顔は、よく泡立て優しく肌を包み込むように行い、皮脂が取れやすい35〜40度のぬるま湯で行うのがおすすめ。

ゴシゴシこするとバリア機能が壊れる原因になるので、優しく不要な汚れを落とし、すすぐ時は洗い残しがないようにきれいに洗いましょう。

 

まとめ

肌の役割を正しく理解することは、バリア機能の維持や正しいスキンケアなどの選択ができるようになります。

肌にとって良いこと、悪いことの判断ができ、健康な肌の維持に直結。

 

この記事では、健康な肌の維持に大切な栄養素や成分、生活習慣についても紹介しました。

美肌への近道は、日々の丁寧なケアの積み重ね。

 

肌の役割を理解した上で肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促進し、健康で美しい肌を育てていきましょう。

この記事が少しでも健康な肌に近づくための手助けになっていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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