肌の基礎知識

【角層の水分量の理想】潤った肌とカサカサの肌の違いは?ハリとツヤの決めては角層だった

最近、化粧している時や鏡をみて「なんか肌がカサつくな...」「透明感がなくなったかな?」と思うことはありませんか。

肌のカサつきや、くすみなどの原因は、角層の水分量の不足によるものだったりします。

 

この記事では、理想的な角層の水分量を紹介した後に、すぐに実践できる角層の水分量を保つケアを紹介!

 

角層の水分量は、肌トラブルを未然に防ぐために非常に重要。

それでは、早速見ていきましょう。

 

潤った肌とカサカサの肌の違い

潤った肌とカサカサの肌の違いは「セラミド」「天然保湿因子」「皮脂膜」の状態にあります。

「セラミド」「天然保湿因子」「皮脂膜」の3つの成分は、潤った肌を保つ上で重要!

 

セラミドは、角層を構成する細胞間脂質の構成成分の1つ。

天然保湿因子は、セリンやグリシンなどのアミノ酸から構成。

皮脂膜は、汗や皮脂が混ざり合うことで構成され、天然の保湿クリームとして活躍。

 

肌の潤いに重要な成分である「セラミド」「天然保湿因子」「皮脂膜」は、摩擦や過度なクレンジング、強すぎる洗顔などの刺激によって失われます。

これらの成分が失われると、角層の水分を保つことができず、カサカサな肌に。

 

理想的な角層の水分量は?

健康的な肌の角層の水分量は、約20~30%であると言われています。

角層が存在する表皮の水分量は、約60%。

 

角層は、私たちが普段触れることのできる層。

角層は、常に外気に触れているので、外部環境の影響を非常に受けやすい部分。

湿度によって左右され、高ければ角層の水分量が増え、反対に低いと水分量が減少し乾燥しやすくなります。

 

角層の水分量が約20〜30%に保たれていると、肌はふっくらと整いツヤとハリが出ます。

逆に、角層の水分量が20〜30%を切ると、乾燥が進み、カサつきの原因に。

そのままの状態を放置すると、赤みや痒みが起こりやすくなり、シミやくすみの原因になります。

 

角層の水分保持力が重要!

角層の水分量は約16〜20%が理想と言われていますが、20〜30%くらいあると尚いいです。

 

角層の持つ水分保持力は、肌にうるおいを与え、バリア機能を保つ役割があります。

角層は、表皮や真皮の水分が蒸発しないよう保護していますが、外気に触れる部分なので、湿度の影響をかなり受けます。

 

外気が乾燥しやすい冬、季節の変わり目、エアコンを使用する頻度の高い夏などは、角層の水分量が低下しやすい傾向に。

美肌になるためには、角層の水分量を約20〜30%に保持することがポイント。

そのために、化粧水や乳液などでの保湿ケアや加湿器などを活用した乾燥ケアを行うことが重要です。

 

美肌を保つためには、角層の水分量を保つのも重要ですが、ターンオーバーを活発にすることも重要。

ターンオーバーとは、肌細胞が新しく生まれ変わる新陣代謝のサイクルこと。

 

新しい細胞が生まれて、垢となり肌表面から剥がれ落ちるまでは、健康な20代で約28〜30日。

ターンオーバーの周期が乱れないために睡眠、食事、運動などの規則正しい生活を心がけることも美肌には重要。

 

皮脂膜を整え、肌のバリア機能強化

皮脂膜は、皮脂腺からでる「皮脂」と汗腺からでる「汗」が混ざり乳化することで形成される天然の保湿クリーム。

 

皮脂は汗と比較して、分泌され広がるまでに時間がかかります。

汗腺と比較して皮脂腺は開きにくいと言われていますが、汗とともに皮脂も分泌されることで皮脂膜がしっかり形成。

 

この皮脂膜が肌表面に作られることで、表面がなめらかに整い、すべすべの触り心地に。

皮脂膜によって、水分が保持されキメが整うと、透き通った美肌が生まれます。

 

角層の水分量の低下すると肌トラブルが生じるのは?

角層の水分量が低下すると、乾燥や小ジワ、くすみなどの肌トラブルが生じやすくなります。

これらの肌トラブルには、肌のバリア機能の低下が関係。

角層の水分量が低下し、バリア機能が低下するとどんな影響があるのか見ていきましょう。

 

バリア機能の低下

角層の水分量低下は、バリア機能の低下を招きます。

角層のバリア機能は「コーニファイドエンベロープ」「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」「皮脂膜」の4つの要素により、正常に保たれています。

 

角層は、角層細胞と細胞間脂質で構成される約0.02mmの非常に薄い膜。

 

角層細胞は「コーニファイドエンベローブ」という丈夫な袋で包まれており、角層細胞中には、天然保湿因子(NMF)が存在。

セラミドなどを含む細胞間脂質や天然保湿因子、コーニファイドエンベローブは、水分を保持しバリア機能をサポートするのに非常に重要な成分。

 

その他にも、肌表面には皮脂膜が形成され、角層の水分量を保っています。

バリア機能を正常に保つためには「コーニファイドエンベローブ」「天然保湿因子」「細胞間脂質」「皮脂膜」の4つが欠けることなく存在することが大切。

 

肌の乾燥

何らかの原因でバリア機能が乱れると、水分を保持できなくなり肌は乾燥。

先ほど、バリア機能を正常に保つためには「コーニファイドエンベローブ」「天然保湿因子」「細胞間脂質」「皮脂膜」の4つの要素が重要と言いましたが、どれも欠けてはならない存在。

 

角層の水分量低下により、バリア機能が低下すると、肌は乾燥します。

乾燥状態を放置することで、赤みや痒み、ニキビ、小ジワ、くすみなどのさまざまな肌トラブルの原因に。

 

角層の水分量を保つ3つのケアを紹介

角層の水分量を約20〜30%に保つことは、バリア機能を低下させないために重要。

ここでは、角層の水分量を保持するケアを3つ紹介!

 

徹底した保湿ケア

角層の水分量を保持する上で重要なのは、徹底した保湿ケア。

化粧水で角層の水分をしっかり補い、乳液などで補った水分を蒸発しないようにするのが大切。

 

保湿ケアの基本は、水分をしっかり補い、油分でフタをすること。

洗顔後に「化粧水」「美容液」「乳液やクリーム」の順でケアするのが一般的な方法。

 

肌の水分量が低下している場合は、皮脂不足も考えられます。

そのような時は、乳液やクリームで油分を補いましょう。

日本人は、皮脂分泌が多い傾向にあるので、油分の多いクリームなどは控えた方がいい場合もあります。

 

生活習慣の見直し

睡眠不足や運動不足、栄養の偏りなどは、肌のターンオーバーを乱す原因に。

ターンオーバーが乱れると、角層の水分量を保てなくなります。

 

角層の水分量を保つ上で、良質な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事は大切。

生活習慣を整え、角層の水分量を保ち、バリア機能を改善しましょう。

 

洗顔などの摩擦を避ける

摩擦を避けることは、角層の水分量を保つ上で重要。

強い力でのクレンジングやゴシゴシ洗顔すると摩擦が生じ、角層が傷つき乾燥の原因に。

 

洗顔は、たっぷりの泡で優しく包み込むように行いましょう。

必要な皮脂まで洗い流さないためにも、32〜35度くらいのぬるま湯がおすすめ。

 

まとめ

角層の水分量が不足すると、バリア機能が低下するだけでなく、乾燥や小ジワ、くすみの原因になります。

理想的な角層の水分量は約20〜30%。

角層の水分量を保つためには、日々のケアが大切。

 

この記事では、角質の水分量を保つケアを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

毎日の正しいケアが、将来のシワやくすみ、ニキビなどの予防になります。

 

この記事が少しでもみなさんのお役に立てていたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

-肌の基礎知識