分化の違いが「健康で美しい肌」と「トラブル続きの肌」の分かれ道になることがあります。
健康な20代では、約28日間の肌周期を保つことで、肌の健康を維持。
今回の記事では肌周期について紹介した後に、分化の違いでどのような肌への違いがあるのか見ていきましょう。
「分化が乱れると何が起こるの?」など気になった方は、ぜひ参考にしてください。
それでは、早速みていきましょう。
Contents
新しい細胞に生まれ変わるには?
肌周期を繰り返す必要がある
私たちの皮膚は、最も外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造で成り立っています。
新しい細胞に生まれ変わるには肌周期を繰り返す必要がありますが、それが行われているのは最も外側の「表皮」部分。
表皮もまた表面から「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層構造から構成。
表皮は約0.2mmの厚さであり、最も外側の角層はわずか0.02mmの厚さしかありません。
食品用ラップと同じくらいの非常に薄い角層は、外部刺激から守る「バリア機能」や水分の蒸発を防ぐ「保湿機能」として機能。
バリア機能としての役目を終えた角質細胞は、垢やフケとなり肌表面から剥がれ落ちます。
分化を繰り返し、垢やフケとなり剥がれ落ちる?
健康な20代の肌周期は約28日間
表皮の最も最下層にある基底層で新しい細胞が生まれます。
基底層にある細胞を基底細胞と言いますが、この細胞は分化を繰り返し、有棘層、顆粒層、角層へと移動。
肌表面の角層まで押し上げられると「垢」や「フケ」となり剥がれ落ちます。
基底層で生まれた新しい細胞が、分化を繰り返しながら押し上げられ、最終的に垢となり剥がれ落ちるまでの過程を「角化」もしくは「角質化」と言います。
また、そのサイクルにかかる時間を「肌周期」もしくは「ターンオーバー」と言います。
健康な20代のターンオーバーは約28日間。
基底層から有棘層を通り、顆粒層に到達するまでが約14日間、さらに約14日間角層に留まり、最後は垢となり剥がれ落ちます。
肌周期に重要な新しい細胞は表皮幹細胞が作る
垢やフケとなり剥がれ落ちる角層細胞がいる一方で、基底層では絶え間なく新しい細胞が生まれています。
肌周期には表皮幹細胞が関係。
表皮幹細胞は、新しい細胞を生み出すだけでなく、角化細胞などのさまざまな細胞へと分化します。
分化の違いが「健康で美しい肌」と「トラブル続きの肌」の分かれ道
厚さわずか0.02mmの角層が、うるおいを保ち、外部刺激などから肌を守っています。
健康で美しい肌の土台は、健やかで整っている角層から。
角層の状態は、分化によって分かれます。
正常な分化の場合は健やかな角層を保つことができますが、分化が乱れるとシワなど肌トラブルの原因に。
健康で美しい肌
正常な分化の場合、外部刺激から肌を守ることができ、うるおいを閉じ込めることが可能。
角層細胞間をセラミドが十分に満たすことができます。
また、しなやかさとうるおいを与えるフィラグリンや天然保湿成分(NMF)が豊富。
分化が正常だと、健康な細胞が次々に生まれるので、美しい状態をキープできます。
他にも、新しい細胞が分化するための環境が整っているので、表皮がしっかり支えることが可能。
トラブル続きの肌
ストレスなどによって分化が乱れると、角層の状態が乱れます。
すると、バリア機能が乱れ、さまざまな刺激に対して非常に敏感に。
また、角層細胞間のセラミドが不足し、フィラグリンや減少天然保湿成分(NMF)も不足。
うるおいが保てなくなり、シワなどのトラブルの原因になります。
分化が乱れると、新しい細胞をスムーズに作り出せなくなるので、表皮を支える土台が不安定に。
まとめ
分化が正常な肌は、健康で美しい状態を保つことができます。
規則正しいターンオーバーサイクルは、バリア機能を保ち、健やかで美しい状態を維持することが可能。
肌表面の角層が「バリア機能」と「保湿機能」を担っています。
健康で美しい肌を目指すためには、分化を正常に保ち、バリア機能を整えることが重要です。
この記事が少しでもみなさんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。