健康な肌のpHは弱酸性に保たれていることを知っていますか?
健康な肌は、なぜ弱酸性に保たれているのでしょうか。
また、洗顔料は弱酸性のものを選んだ方が肌にいいのでしょうか。
そんな疑問を解消していきたいと思います。
今回の記事では、肌のpHを保つための洗顔方法やそれ以外の方法、洗顔料の選び方、アルカリ性や中性に傾くと出る影響についても紹介。
「肌のpHバランスってそもそも何?」「洗顔で気をつけることは?」など気になった方はぜひ参考にしてください。
それでは、早速みていきましょう。
Contents
【肌のpHバランス】健康な肌は弱酸性に保たれている
健康な肌は「弱酸性」に保たれていることはご存じですか?
そもそも弱酸性とはどういった状態なのでしょうか。
よく「酸性」や「アルカリ性(塩基性)」に分けられることがありますが、これは水素のイオン濃度によって決まっています。
水素イオン濃度の値を示す指標として「pH(ピーエイチ、ペーハー)」が使用。
ちなみに、私たちの肌は、汗と皮脂が混ざり合うことで形成される皮脂膜によって、pH4.5〜6.0の適切なpHバランスを保っています。
肌のpHバランスが何らかの原因によって乱れてしまうことも。
ここでは、pHについてや健康な肌はなぜ弱酸性に保たれているかについて説明していきます。
肌のpHバランスの「pH」って何?
ここでは「pH」について見ていきます。
pHは「水素イオン濃度」や「ピーエイチ」「ペーハー」と言われている物質の酸性、アルカリ性(塩基性)の度合いを示す指標。
ちなみにJIS規格では「ピーエイチ」という読み方を採用しているため、理科の教科書などではこの読み方になっています。
pHの数値は0〜14まであり、中央の7が中性で5段階に分類。
- 酸性:pH3未満
- 弱酸性:pH3以上〜6未満
- 中性:pH6以上〜8以下
- 弱アルカリ性:pH8以上〜11以下
- アルカリ性:pH11以上
pHの数字が小さくなるほど酸性の度合いが高く、反対に大きくなるほどアルカリ性の度合いが強くなる傾向にあります。
健康な肌は皮脂膜によってpH4.5〜6.0の弱酸性に保たれている
健康な肌のpHは、4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。
これは、汗や皮脂が混ざり合う際に皮膚常在菌が皮脂を分解して「脂肪酸」といった成分を作り出すため、皮脂膜で覆われている肌は弱酸性に保たれているということ。
皮脂膜は「天然の保護膜」や「天然の保湿クリーム」と言われており、水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から守る役割をしています。
健康な肌は皮脂膜によって弱酸性に保たれていますが、誤った洗顔やかいた汗を放置するなどで、肌のpHバランスが崩れ一時的にアルカリ性に傾くことが。
私たちの肌には、一時的にアルカリ性に傾いても、自らの力で元の弱酸性に戻る「アルカリ中和能」を備わっています。
アルカリ中和能が備わっているとはいえ、加齢や乾燥、生活習慣の乱れなどでpHバランスが崩れてしまうことも。
肌のpHが酸性に傾きすぎると「脂性肌」を招くことがあります。
反対にアルカリ性に傾くすぎると「乾燥肌」を招きやすく、肌トラブルの原因に。
健康な肌を維持するためには、肌のpHバランスを整え、4.5〜6.0の弱酸性に保つことが重要。
【肌のpHバランス】皮膚常在菌が大きく関係している
肌のpHバランスには、皮膚常在菌が大きく関係。
知っている方も多いと思いますが、私たちの肌には多くの常在菌を言う「菌」が棲みついています。
「菌」と聞くと、あまり良くないイメージを持たれがちですが、健康な肌を保つ上で非常に重要な役割をしています。
代表的な皮膚常在菌には美肌菌とも言われている「表皮ブドウ球菌」が存在。
表皮ブドウ球菌は、汗や皮脂をエサに「脂肪酸」や「グリセリン」を作り出しています。
脂肪酸は肌を弱酸性に保つ役割や「抗菌ペプチド」を作ることで、悪玉菌の黄色ブドウ球菌の繁殖を防いでいます。
黄色ブドウ球菌は、肌荒れだけでなく、アトピー性皮膚炎の発症や悪化に深く関係。
グリセリンは、肌のうるおいを保ち、バリア機能を維持する働きが。
pH5前後の弱酸性に保たれている肌は、美肌菌である表皮ブドウ球菌が棲みやすいだけでなく、悪玉菌の繁殖を防ぐ効果も。
このように、肌のpHバランスには、表皮ブドウ球菌などの皮膚常在菌が大きく関係しています。
【肌のpHバランス】弱酸性がアルカリ性に傾くと高まる4つの影響
健康な肌はpH4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。
誤った洗顔などによってアルカリ性に傾くと、肌トラブルの原因になることも。
ここでは、肌表面がアルカリ性に傾くことで高まる影響を4つ紹介。
- 悪玉菌である「黄色ブドウ球菌」が増加し、肌荒れしやすくなる
- 肌のバリア機能が乱れ、乾燥を招く原因になる
- 紫外線ダメージを受けやすく光老化を進みやすくする
- 免疫の異常反応を引き起こし、アトピー性皮膚炎を招く原因になる
それぞれの影響について詳しく見ていきましょう。
悪玉菌である「黄色ブドウ球菌」が増加し、肌荒れしやすくなる
私たちの肌には約20種類以上の常在菌が数百億個も棲みついています。
その中で、健康な肌を保つ働きをしていることで有名なのが表皮ブドウ球菌。
私たちの肌のpHは4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。
何らかの原因によって肌表面が中性やアルカリ性に傾くと、美肌菌である表皮ブドウ球菌は減少、悪玉菌である黄色ブドウ球菌が急増。
黄色ブドウ球菌が増加することで、肌荒れやアトピー性皮膚炎の原因に。
悪化すると、傷が化膿することも...。
肌のバリア機能が乱れ、乾燥を招く原因になる
肌のpHのバランスが乱れ、アルカリ性に傾くと外部刺激から肌を守る「バリア機能」が乱れる原因に。
つまり、弱酸性の状態を保つことができなくなると、バリア機能低下を起こし、乾燥肌の原因になることも。
肌の乾燥が悪化すると、強い痒みや赤み、炎症の原因になることもあるので注意が必要。
紫外線ダメージを受けやすく光老化を進みやすくする
肌のpHバランスの乱れは、肌のバリア機能低下を引き起こします。
バリア機能が低下し、肌が乾燥すると紫外線ダメージをダイレクトに受けやすくなり、シミやシワができる原因に。
紫外線のUV-Aは、真皮層まで到達しシワの原因となり、UV-Bは表皮にダメージを与えシミの原因になります。
肌老化の約8割は紫外線などの太陽光が原因と言われているため、pHバランスを整えバリア機能を正常に保つことが重要。
免疫の異常反応を引き起こし、アトピー性皮膚炎を招く原因になる
肌のpHバランスの乱れ、アルカリ性に傾くと、バリア機能や皮膚常在菌のバランスを崩し、免疫の異常反応を引き起こす原因に。
免疫の異常反応は、アトピー性皮膚炎を招く大きな原因となります。
アトピー性皮膚炎の原因にはさまざま考えられますが、1つにpHバランスの乱れがあります。
肌が弱酸性ならアルカリ性洗顔料は肌に悪影響?
弱酸性洗顔料を使うべき?
健康な肌はpH4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。
健康な肌のpHは弱酸性であることから「アルカリ性の洗顔料を使わない方がいい?」「洗顔料は弱酸性のものを選ぶべき?」と思った方もいるのではないでしょうか。
また「アルカリ性の洗顔料を使用すると肌がアルカリ性に傾いてしまうのではないか...」と心配になる方もいるかと思います。
確かに、アルカリ性の洗顔料を使用すると、肌は一時的にアルカリ性に傾きます。
しかし、私たちの肌には一時的にアルカリ性に傾いても約30分〜2時間くらいで元の弱酸性に戻る「アルカリ中和能」が備わっているので、過度な心配は不要ですし、アルカリ性だからといって悪いことはありません。
私たちが日常で使用している洗顔料の多くは、洗浄力に優れている「弱アルカリ性」のもの。
弱アルカリ性の洗顔料は、皮脂や汚れ、メイク汚れなどを落とすために非常に適した働きを持ち、水で流しやすいという特徴があります。
基本的には、洗浄成分に「石鹸」と入っているものは弱アルカリ性。
アルカリ性の洗顔料は、優れた洗浄力を持っている反面、敏感肌や乾燥肌の方は乾燥を招き負担になることが。
バリア機能が低下傾向の敏感肌や乾燥肌では「アルカリ中和能」も低下しているため、元の弱酸性に戻るのに時間がかかります。
肌が敏感になっている時や乾燥しやすい時は、アルカリ性洗顔料ではなく、弱酸性洗顔料を使用するといいです。
弱酸性洗顔料は、健康な肌に近いpHなので、肌への刺激や負担が少ないのが特徴。
アルカリ性洗顔料は肌に悪影響ではないですが、肌のコンディションが悪い時は弱酸性洗顔料を使うことがおすすめ。
弱酸性洗顔料を使用する場合の注意点
先ほどもお伝えしたように、弱酸性洗顔料の使用は敏感肌や乾燥肌など、肌のコンディションが悪い時におすすめ。
弱酸性洗顔料は、肌への刺激が少ないメリットはありますが、アルカリ性洗顔料と比較して洗浄力が控えめなのが特徴。
弱酸性洗顔料は、肌のコンディションが悪い時はいいですが、皮脂や汚れなどが溜まっている時には落としきれないことがあります。
ですので、肌の調子に合わせて洗顔料を使い分けるのがおすすめ。
皮脂分泌が多くなる夏場やメイクをしっかりした日は洗浄力の高い「アルカリ性」を、肌が乾燥していたり敏感になっている時は「弱酸性」を選ぶのも1つの方法。
弱酸性洗顔料全てが低刺激で肌に優しいとは限らないので、成分表示をよく確認してから購入しましょう。
弱酸性洗顔料の中には、洗浄力を補うために「合成界面活性剤」が使用されている場合があるので注意してください。
自分の肌状態によって洗顔料を使い分けるだけなく、成分表示を確認し使用しましょう。
肌のpHを弱酸性に保つケア方法は主に3つ
ここでは、肌のpHを弱酸性に保つケア方法を3つ紹介。
- 弱酸性洗顔料を使用する
- 毎日の洗顔を見つめ直す
- 洗顔後すぐに化粧水などで保湿成分を補給
健康な肌は、アルカリ性に傾いても弱酸性に戻す「アルカリ中和能」が備わっていますが「少しでも早く弱酸性の状態に戻したい!」と思う方もいるかと思います。
それぞれのケア方法を詳しく見ていきましょう。
pH5.0前後の弱酸性洗顔料を使用する
「できるだけ早く弱酸性に戻したい」と思っている方には弱酸性洗顔料の使用がおすすめ。
pH5.0前後の弱酸性洗顔料を使用することで、肌のpHバランスが整いやすくなるということがわかっています。
しかし、弱酸性洗顔料は洗浄力に劣ることがあるので、肌状態に応じてアルカリ性洗顔料などを使い分けることを推奨します。
また、弱酸性洗顔料でも洗浄力の強い界面活性剤が入っている可能性もあるので、選ぶ時は注意しましょう。
毎日の洗顔を見つめ直す
肌のpHを弱酸性に保つには、洗顔時に皮脂などを落としすぎないことも重要。
必要な皮脂まで落としすぎると、肌がアルカリ性に傾く原因になり、バリア機能低下を招くおそれが。
洗顔後すぐに化粧水などで保湿成分を補給
洗顔後すぐに保湿成分を補給したり、弱酸性の化粧水を馴染ませることで肌のpHを弱酸性に整えることが可能。
販売されている多くの化粧水が弱酸性の性質を持ちます。
敏感肌や乾燥肌でない限り、弱酸性洗顔料を使用しなくても、洗顔後すぐに化粧水を補給することで、肌のpHを整えることができます。
肌が乾燥しやすくなっている洗顔後は、少しでも早い保湿ケアをすることが重要。
肌のpHを弱酸性に戻すための食事は?
毎日の食事で肌のpHをケアできたら最高ですよね。
肌のpHを整え弱酸性に戻すための食事はあるのでしょうか。
食事のみで肌のpHを弱酸性に戻すのは困難
結論から言うと、食事のみで肌のpHを弱酸性に戻すのは困難です。
人間の体には「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」が備わっているので、酸性のものを食べたからと言って肌が酸性に傾くことはありません。
肌表面が弱酸性に保たれていますが、実は人間の体は弱アルカリ性に保たれています。
野菜などのアルカリ性の食品を食べた方がいいと言われていますが、アルカリ性の食品を食べたとはいえ、血液がアルカリ性に傾くこともありません。
食事のみで肌のpHを弱酸性に戻すのは、一般的には困難です。
すこやかな美肌作りのための栄養素を摂取する
食事のみで肌のpHを「弱酸性」に変えることは困難ですが、体の内側から整え美肌を作ることは可能。
肌にハリを出し土台になる「タンパク質」や良質な脂質を不足しないように摂取するのも重要です。
抗酸化作用や細胞の酸化を抑え、活性酸素の発生を抑える「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」を積極的に摂取しましょう。
また、食物繊維を意識して摂取し、腸内環境を良い状態で保つことが美肌作りのために重要。
肌の乾燥やトラブルを招く3つの洗顔方法!
肌のpHではなく洗顔方法に問題が...?
肌の乾燥やトラブル、炎症などを繰り返す場合は、肌のpHバランスよりも毎日の洗顔方法に問題があることケースがあります。
ここでは、肌の乾燥やトラブルを招くおそれがある洗顔方法を3つ紹介。
- 洗顔料をしっかり泡立てないまま洗っている
- 洗顔時に強いからでゴシゴシこすっている
- 洗顔に時間をかけすぎている
当てはまるものはありませんか?
一度、毎日の洗顔方法を見つめ直すことで、乾燥やトラブルの原因がわかるかも。
洗顔料をしっかり泡立てないまま洗っている
洗顔する時にしっかり泡立ててから顔を洗っていますか?
しっかり泡立てることで、肌への摩擦や刺激によるダメージから守ることができます。
泡立てずに顔を擦ると摩擦を生じ、肌を守ろうとメラニン色素が過剰に生成し、シミやそばかす、色素沈着の原因に。
理想は、逆さにしても落ちないほどの弾力があるきめ細かい泡で優しく洗顔すること。
洗顔時に強いからでゴシゴシこすっている
洗顔料をどれだけ泡立てても、ゴシゴシ強い力で擦ってしまっては元も子もありません。
肌に摩擦や刺激がかからないように優しく行いましょう。
顔に直接手が触れないくらいしっかり泡立てた泡で、優しく転がすのがポイント。
洗顔に時間をかけすぎている
洗顔料を泡立て丁寧に優しく洗顔することは重要ですが、時間のかけ過ぎには注意が必要です。
長時間の洗顔は、肌に必要な皮脂などを洗い流してしまうおそれがあり、乾燥やバリア機能低下を招くおそれが。
洗顔はできるだけ手短に行い、顔に泡を乗せている時間は約30秒くらいにして肌にかかる負担を軽減しましょう。
肌をすこやかなで美しい状態に保つ洗顔方法を4つ紹介
誰もが、肌をすこやかで美しい状態に保ちたいと思うものですよね。
肌をすこやかで美しい状態を保つためには、肌のpHバランスを整えること以外に正しい洗顔を行うことが重要。
ここでは、肌をすこやかなで美しい状態に保つ洗顔方法4つ紹介。
- 手を清潔にしてから洗顔する
- 洗顔料をよく泡立ててから使用する
- 洗い流す時はぬるま湯を使用する
- 水分を拭き取る時は優しく押し当てるを意識する
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
手を清潔にしてから洗顔する
洗顔前は、必ず石鹸などで手を清潔な状態にすることが重要。
手には肌荒れにつながる雑菌などが付いているおそれがあります。
肌荒れを防ぎ、すこやかで美しい肌を保つためには手を清潔にしてから洗顔しましょう。
洗顔料をよく泡立ててから使用する
洗顔時は、洗顔料をしっかり泡立ててから使用することで肌への負担が軽減します。
泡立ちが悪い時は、洗顔ネットを使用し泡立てるのも1つの方法。
顔に直接手が触れないくらいしっかり泡立ててから、優しく洗顔しましょう。
洗い流す時はぬるま湯を使用する
泡を洗い流す時は、触っても熱いと感じない約30〜40度くらいのぬるま湯を使用しましょう。
40度以上の熱すぎるお湯で洗い流すと、たしかにスッキリしますが、肌に必要な皮脂を洗い流してしまいバリア機能を低下させるおそれが。
結果的に、乾燥やさらなる皮脂の過剰分泌のきっかけになることがあるので注意が必要です。
水分を拭き取る時は優しく押し当てるを意識する
洗顔後、水分を拭き取る時は、タオルを優しく押し当てるを意識しましょう。
どれだけ丁寧に優しく洗顔を行っても、タオルでゴシゴシ水分を拭き取るのでは元も子もありません。
水分をよく吸う吸水性のいいタオルを使用し、押し当てるように水分を取り除きましょう。
肌のpHを弱酸性に保つための5つの方法!
洗顔料選び以外の方法を紹介
ここでは、洗顔選び以外で肌のpHを弱酸性に保つ方法を5つ紹介。
- 洗顔方法から見つめ直す
- 頻回な洗顔は控える
- 肌のpHバランスのためには長風呂は避ける
- 適度に汗をかく運動をする
- 保湿ケアと紫外線対策を徹底する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
洗顔方法から見つめ直す
洗顔料選びも重要ですが、まずは洗顔方法から見つめ直しましょう。
洗顔は、しっかり泡立てた泡で包み込むように優しく洗い、肌にかかる摩擦や刺激をなるべく減らすことを心がけてください。
また、洗い流す際のお湯の温度も注意で、必ずぬるま湯を使用しましょう。
肌にかかる摩擦や熱すぎるお湯の使用は、必要な皮脂や角質層まで洗い流してしまうおそれがあったり、バリア機能の低下を招くおそれが。
美肌菌と言われる表皮ブドウ球菌を洗い流さないために、日々の洗顔方法を見直しましょう。
頻回な洗顔は控える
「肌がベタベタする」などの理由から頻回に洗顔したくなる時はありませんか。
頻回な洗顔は、美肌菌である表皮ブドウ球菌の活動を妨げる原因に。
表皮ブドウ球菌は、洗顔などで失われると、再活動するまでに約8〜10時間かかると言われています。
洗顔料を使った洗顔は、朝夜の1日2回がベスト。
肌のpHバランスのためには長風呂は避ける
ダイエットや美容のために長時間入浴している人もいるかもしれません。
肌のpHバランスのためには、30分以上の長風呂は控えましょう。
長風呂は、肌に必要な成分や表皮ブドウ球菌が流出しやすくバリア機能低下を招くおそれがあるので注意が必要です。
適度に汗をかく運動をする
ウォーキングなどの適度な運動で、汗をかくことも肌のpHバランスのためには重要。
汗は、美肌菌の表皮ブドウ球菌のエサとなり、皮脂膜の形成に重要な成分。
かいた汗はそのまま放置せず、優しく拭き取り肌のpHバランスを整えましょう。
保湿ケアと紫外線対策を徹底する
肌のpHバランスを整え弱酸性に保つためには、保湿ケアと紫外線対策を徹底することが重要。
保湿ケアで弱酸性の化粧水を使用すると、弱酸性状態を保つことができ、肌のpHを弱酸性に戻しやすくなります。
乾燥などによって肌のバリア機能が低下していると、肌を弱酸性に戻す「アルカリ中和能」も低下。
また、紫外線ダメージはバリア機能の低下を招く原因になります。
徹底した紫外線対策、保湿ケアを行い、肌のpHを弱酸性に保ち、すこやかで美しい肌を目指しましょう。
まとめ
私たちの肌のpHは約4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。
弱酸性の状態は、バリア機能を正常に保ち、美肌菌を育てる上で非常に重要。
私たちの肌にはpHがアルカリ性に傾くと元の弱酸性に戻す「アルカリ中和能」が備わっています。
スキンケアアイテムを選ぶ際に、弱酸性かアルカリ性かそこまで気にする必要はありませんが、敏感肌や乾燥肌の方は注意が必要。
敏感肌や乾燥肌の方、肌荒れを繰り返している方は、弱酸性の洗顔料を選ぶのも肌のpHを整えるための1つの方法です。
この記事が少しでもみなさんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。