肌の基礎知識

表皮が変化した爪の構造と働きは?基礎知識から爪が弱くなる原因や強くする栄養素を紹介!

「爪が弱くなってきた」「最近、爪が割れやすい」といった経験はありませんか。

爪は、皮膚の表皮により分化したもの。

 

実は、爪は皮膚の付属器官だったのです。

ここでは、爪の基礎知識から爪が弱くなる原因や爪を強くする栄養素などを紹介!

 

「爪の構造ってどうなっているの?」「爪を強くしたい...」と思う方は、ぜひ参考にしてください。

それでは、早速みていきましょう。

 

爪とは

爪は、皮膚の付属器官です。

表皮の角質が変化したのが爪で、主に「ケラチン」という繊維タンパク質で構成。

 

アミノ酸の1種であるシスチンの含有率によって「軟ケラチン」と「硬ケラチン」に分類。

爪は、シスチンを豊富に含有する固くて頑丈な硬ケラチン。

 

爪の構造と主な3つの働き

爪は、皮膚の表皮により分化したもの。

爪の主な成分は、タンパク質の1種のケラチン。

ケラチンは爪以外にも、髪や皮膚の角層を構成するタンパク質です。

 

爪の主な働きは3つ。

  1. 指先の保護
  2. 小さな物をつかみやすくするサポート
  3. 歩行時の安定性

小さな物を掴むことができるのも、安定して歩けるのも爪のおかげ。

爪には、物を掴むときに力の入れ具合を調整したり、歩行時に指先に力を入れたり、踏ん張ったりする重要な働きがあります。

 

もしも、爪がなかったら物を掴みにくくなる他、歩行時のバランス維持が困難に...。

 

爪は伸びるまでに時間がかかります。

健康な成人の場合、手の爪で1日に約0.1mm、1ヶ月で約3〜4mmなので、全ての新しい爪になるまでに約3〜4ヶ月かかるということ。

足の爪は、手の爪の約30〜50%くらいのスピードなので、1ヶ月で約1.5mmくらい。

 

爪は、皮膚の根元の爪母で新しい細胞が作られ、爪と皮膚がくっついている爪床を通り、押し上げれることで伸びます。

私たちが「爪」と呼んでいる部分は、爪床という硬くて半透明な部分のこと。

 

爪の成分はケラチン

爪の主な成分は、タンパク質の1種のケラチン。

ケラチンは、皮膚の角層や髪を構成する成分。

 

爪は、表皮より分化したもので、ケラチンが密に集まることで硬い板状になっています。

簡単に言うと、爪は表皮が角化し積み重なったもの。

 

爪の役割は主に4つ

爪の役割は主に4つ。

  1. 指先の保護
  2. 物をつかみやすくする
  3. 指先を器用に動かす
  4. 体重を支え、歩行時の安定性をあげる

爪自体に血管は通っていませんが、細かい動きを可能にするため、爪のすぐ下には神経や血管が豊富に通っています。

指先には神経が集中していることから、外科医でも手術に高度な技術が求められる部位。

 

爪は、指先の先端まで伸びていることで、物を掴む際に力が入りやすくなります。

また、つまむ動作をするときに力の入れ加減がわかり、調節できるのも爪があるおかげ。

 

爪があるおかげで、地面を指先で力強く蹴り、安定して歩くことができています。

現在の人は、力強く地面を蹴る「正しい歩行」ができている方が少ない傾向にあるので「巻き爪」や「浮き指」などの足トラブルが非常に多い傾向に。

 

弱い爪と強い爪は?
弱くなる原因と強くする栄養素を紹介

ここでは、爪が弱くなる主な原因と爪を強くする栄養素を紹介。

爪を強くしたい人は必見です。

 

爪が弱く、脆くなる主な4つの原因

爪が弱く、脆くなる原因は主に4つ。

  1. 乾燥
  2. 血行不良
  3. 物理的・化学的ダメージ
  4. 栄養不足

外気の乾燥や頻繁な手洗いなどによって、爪の水分と油分のバランスが崩れると、少しの衝撃でも爪が割れたり、剥がれたりします。

爪は1枚の硬い板に見えますが、3層が重なっており下の層から「縦」「横」「縦」になっています。

特に縦割れは注意が必要で、進行し激しい痛みや出血を伴うだけでなく、隙間から細菌が侵入し、感染症のリスクが増加。

 

爪は、血管から必要な栄養や酸素をもらって成長しています。

ストレスや冷え、貧血などで血行が悪くなると爪に栄養や酸素が行きわたらず、脆くなり巻き爪などの原因に。

女性は、特に血行不良が原因で巻き爪などの爪トラブルを起こしやすいです。

 

食器用洗剤などの外部刺激により、爪の乾燥を招き、爪が弱くなることも。

このケースは、素手で水仕事を行う職種の方に多いです。

 

栄養不足も爪が弱く、脆くなる原因。

ケラチン合成を助ける亜鉛などのミネラルやタンパク質、ビタミン類などが不足することで薄くて脆い爪になります。

 

爪を強くする主な栄養素

爪を強くする栄養素は「タンパク質」「ビタミンA」「ビオチン」「ビタミンB2」など。

 

タンパク質は、爪の主成分となる栄養素で、爪にとって重要な成分。

肉類や魚介類に多く含まれる動物性タンパク質は、爪に弾力性としなやかさを与えます。

大豆などの植物性タンパク質は、爪を硬く丈夫にする役割が。

 

タンパク質の合成に必要な成分に「ビタミンA」があります。

ビタミンAは、レバーやうなぎ、卵黄などに多く含有し、抗酸化作用や爪の乾燥や変形を防ぎ、爪を丈夫にします。

 

爪の健康を維持するために必要な栄養素はビオチン、別名ビタミンB7もしくは、ビタミンH。

ビオチンは、爪の主成分であるケラチンの合成をサポートし、強度ある爪を作る栄養素。

ビオチンは、いわしやレバー、バナナなどに多く含まれます。

 

他にも細胞の再生をサポートする「ビタミンB2」も爪を強くするのに重要な栄養素。

ビタミンB2は、緑黄色野菜やリンゴ、レバーなどに多く含有。

爪を強くする食品を他の食品と一緒にバランス良く摂取することが、割れにくい爪へと導きます。

 

まとめ

爪は、皮膚の表皮により分化した皮膚の付属器官です。

爪の主な成分は、皮膚の角層や髪にも含まれる「ケラチン」というタンパク質。

 

この記事では、爪の基礎知識から爪を強くするための栄養素などを紹介。

爪も皮膚の付属器官なので、皮膚をケアするように爪もケアしてみてください。

 

この記事が少しでもみなさんのお役に立てていたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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