年齢とともに「顔のたるみが目立ってきたな...」「シワが増えた?」など感じることはありませんか。
肌のたるみやシワの原因には、乾燥や表情筋の衰えなどの他に、エラスチンとコラーゲンの減少があります。
エラスチンとコラーゲンは、肌のハリや弾力を支える重要な成分。
そんな重要な成分が「ポリフェノール」を摂取するだけで、生成を促進できる可能性があることが明らかになってきています。
今回の記事では、エラスチンとコラーゲンが減少する要因、ポリフェノールが肌にもたらす効果などを紹介。
「たるみが気になる...」「たるみやシワを予防したい!」と思った方はぜひ参考にしてください。
それでは、早速見ていきましょう。
Contents
エラスチンとコラーゲン減少が肌のたるみの原因に
年齢とともに顔のたるみが気になっている方もいるのではないしょうか。
たるみの最大の原因は、肌のハリや弾力を支える「エラスチン」と「コラーゲン」の減少と言われています。
エラスチンとコラーゲンが減少すると肌の支えられなくなり、たるみの原因に。
エラスチンとコラーゲンが減少する要因として考えらることは、主に3つ。
- 加齢
- 紫外線(光老化)
- 酸化や糖化
年齢とともにエラスチンとコラーゲンは徐々に減少しますが、40代に入ると減少スピードが加速。
そこに、紫外線ダメージや酸化ストレス、糖化などが重なることで、さらに減少します。
紫外線ダメージや酸化ストレスによって発生する活性酸素(フリーラジカル)がエラスチンとコラーゲンを壊す原因に。
フリーラジカルは、非常に強い酸化作用を持ち、肌のハリや弾力を低下させ、たるみを引き起こします。
エラスチンは、加齢や紫外線ダメージなどで一度壊れると、再生が極めて難しいと言われている成分。
コラーゲンは、体内で作ることができますが、年齢とともに作る力は低下します。
肌のハリや弾力のある美しい肌を保つには、紫外線対策や抗酸化物質で予防して、ダメージを最小限に抑えることが鍵。
抗酸化物質のポリフェノールが肌のたるみを改善しハリを与える?
肌のたるみを改善し、ハリや弾力を保つには、紫外線対策や抗酸化物質でダメージを最小限にすることが重要。
紫外線対策と言えば、日焼け止めや日傘、帽子などで対策をしている方も多いのではないでしょうか。
一方、「抗酸化物質でたるみを改善」と聞いても、想像できる方は少ないと思います。
抗酸化物質にはさまざまな種類がありますが、ここではエラスチンとコラーゲンの生成を促進すると言われているポリフェノールを紹介!
ポリフェノールは、緑茶、ブルーベリー、アサイー、ザクロ、赤ワインなどの植物に多く含有。
今回は「肌のたるみ改善」で注目されている2つのポリフェノールを紹介します。
- エピガロカテキンガレート(EGCG)
- ペンタガロイルグルコース(PGG)
エピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶に最も豊富に含まれるカテキン(ポリフェノール)の一種。
非常に強い抗酸化作用を持ち、エラスチンやコラーゲンの分解を抑制する作用を持ちます。
他にも、エピガロカテキンガレート(EGCG)は活性酸素を除去し、エラスチンを守り、コラーゲンの生成をサポートする効果も期待。
ペンタガロイルグルコース(PGG)は、ザクロなどに含まれる加水分解型タンニンであり、ポリフェノールの一種。
体内でエラスチンと結合し、分解を防ぐことで、安定化させる役割があります。
他にも、コラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力を回復させ、たるみを改善するのに効果が期待。
ある研究では、エラスチンやコラーゲンの生みの親である「ヒト皮膚線維芽細胞(HDF)」にポリフェノールを適用すると、エラスチンの生成量が「30~45倍」にもなったとの結果も発表されています。
ポリフェノール以外の抗酸化物質を5つ紹介
シワやたるみなどの肌の老化の約8割が光老化。
光老化の原因は「紫外線」と活性酸素の一種である「フリーラジカル」です。
フリーラジカルは、紫外線ダメージや酸化ストレスなどによって発生し、シワやたるみの原因になる物質。
紫外線は日焼け止めや日傘、帽子などで対策できますが、フリーラジカルの対策は何をすればいいのでしょうか。
肌をフリーラジカルから守るためには、紫外線対策の他に、抗酸化物質を摂取したり、スキンケアで取り入れることが効果的。
ここでは、代表的な抗酸化物質を5つ紹介。
- アスタキサンチン
- ビタミンC
- ビタミンE
- ベータカロテン(βカロテン)
- 茶葉エキス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、鮭、いくら、エビ、カニなどに多く含有する天然の赤い色素。
アスタキサンチンの主な作用は3つ。
- 強力な抗酸化作用
- 美白作用
- アンチエイジング効果
アスタキサンチンは、非常に強力な抗酸化作用を持つことで知られており、ビタミンCの約6000倍、コエンザイムQ10の約800倍との報告も。
強力な抗酸化作用によって、フリーラジカルを消去し、シワやたるみを予防する効果があります。
アスタキサンチンは、メラニンの生成抑制し、シミやくすみ防止効果も期待。
また、強力な抗酸化作用により「エラスチンとコラーゲンの分解抑制作用」や「皮脂分泌抑制作用」もあります。
これらの作用によって、シワやたるみを改善し、脂浮きやテカリ、ベタつきをも改善。
ビタミンC
ビタミンCは、体の約70%を占める強力な抗酸化物質。
シワやたるみなどの肌老化の原因であるフリーラジカルを消去する効果があります。
ビタミンCは、メラニン生成抑制による「美白効果」やコラーゲンの生成をサポートし「ハリや弾力維持」する効果があります。
スキンケアアイテムに含有されているビタミンCには、さまざまな種類があり、肌なじみや効果、特徴が異なります。
純粋なビタミンCである「アスコルビン酸(ASA)」は、酸化され壊れやすく、浸透性が良くないので肌に届きにくい難点が。
アスコルビン酸(ASA)の欠点を補うために水溶性や脂溶性のビタミンC誘導体が開発。
水溶性ビタミンC誘導体には「リン酸アスコルビルマグネシウム(VCPMg)」や「アスコルビルリン酸ナトリウム(VCPNa)」があり、肌への浸透力と安定性が増しています。
脂溶性ビタミンC誘導体には「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)」があり、高い浸透力と安定性が大きな特徴。
ビタミンE
ビタミンEは、脂溶性の抗酸化物質。
ビタミンEはモロヘイヤやアーモンドなどに多く含まれ、フリーラジカルを消去する効果があります。
しかし、ビタミンEは、フリーラジカル消去とともに壊れてしまう特徴が。
このビタミンEの弱点を補うには、ビタミンCと一緒に摂取するのが効果的。
ビタミンCは、フリーラジカル消去によって壊れたビタミンEを元に戻す効果があります。
ビタミンEをビタミンCと一緒に摂取することで、抗酸化作用の相乗効果が生まれ、たるみなどの改善に高い効果が期待。
ベータカロテン(βカロテン)
ベータカロテン(βカロテン)は、緑黄色野菜などに多く含まれる脂溶性の抗酸化物質。
ポリフェノールと同様に強力な抗酸化作用を持っています。
ベータカロテンは必要な分だけビタミンAに変換され抗酸化物質として機能するので、過剰症の心配がほとんどありません。
茶葉エキス
茶葉エキスは、緑茶エキスやルイボス葉エキスなどに含まれる水溶性の抗酸化物質。
非常に高い抗酸化作用を持ち、美白やトーンアップの効果も期待されています。
ポリフェノールが持つ3つの作用のメカニズムを紹介
ポリフェノールに戻り、ポリフェノールの持つ作用を見ていきましょう。
ポリフェノールの持つ作用は、主に3つ。
- エラスチン前駆体の生成促進
- コラーゲン分解を抑制増加
- 酸化ストレス抑制作用でエラスチンとコラーゲンの生成サポート
それぞれの作用のメカニズムについて見ていきましょう。
エラスチン前駆体の生成促進
ポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持つ他、エラスチンの前駆体である「トロポエラスチン」の生成を促進する働きがあります。
さらに、肌の線維芽細胞に働きかけてエラスチンなどの生成を促進する可能性も報告。
細胞外マトリックス(ECM)への定着を促進する効果もあり、たるみなどを改善する効果が期待されています。
コラーゲン分解を抑制増加
ポリフェノールは、コラーゲン同士を結びつける架橋を促進し、肌のハリや弾力を保ちます。
また、強力な抗酸化作用によって紫外線によるダメージを抑制。
その結果、コラーゲン分解が抑えられ、シワやたるみの改善効果が期待されています。
酸化ストレス抑制作用でエラスチンとコラーゲンの生成サポート
ポリフェノールは、紫外線やストレスによって発生するフリーラジカルを消去する強力な抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用によって、肌ダメージを軽減させ、シワやたるみなどの老化を遅らせる効果が期待。
【肌のたるみを予防】ポリフェノールの活用方法を3つ紹介
ここでは、実際にポリフェノールの活用方法を3つ紹介。
- 日常の食生活にポリフェノール含有食品を取り入れる
- 毎日のスキンケアにポリフェノール配合アイテムを取り入れる
- 紫外線対策を徹底し生活習慣を整える
ポリフェノールをうまく活用し、肌のハリや弾力を維持して、シワやたるみを未然に防ぎましょう。
日常の食生活にポリフェノール含有食品を取り入れる
日々の食生活にポリフェノールを多く含む食品を取り入れることで、体内のフリーラジカルを消去できるだけでなく、エラスチンやコラーゲンの分解を防ぐ効果が期待できます。
ここでは、2014年の夏から母の影響で美容のことが大好きになった私がおすすめする食品を4つ紹介。
- 緑茶
- ブルーベリー
- ザクロ
- 赤ワイン
緑茶は、特に強力な抗酸化作用をもつので、紫外線による「光老化」やストレスによる「酸化ストレス」から守ることができます。
ブルーベリーやザクロは、肌のハリや弾力を保つエラスチンを安定化する作用があるのでおすすめ。
赤ワインは、コラーゲン生成を促進する効果も期待されています。
赤ワインに含まれるポリフェノールは、加熱しても壊れないので、アルコールを飛ばした煮込み料理なども効果的。
毎日のスキンケアにポリフェノール配合アイテムを取り入れる
毎日のスキンケアにポリフェノール配合の美容液などのアイテムを取り入れるのも、たるみ予防に効果的。
ポリフェノール配合のアイテムと紫外線対策を同時に行うことで、よりダメージから肌を守ることができます。
紫外線対策を徹底し生活習慣を整える
ポリフェノールを摂取したり、スキンケアで取り入れることもたるみ予防には効果的ですが、まずは紫外線対策を行い生活習慣を整えることが重要。
紫外線対策は、日傘、帽子などを活用し、日焼け止めはSPF30以上のものが推奨。
また、バランスの取れた食事や質の良い睡眠をとり、ウォーキングなどの適度な運動で血行を改善しましょう。
生活習慣を整えることがターンオーバー促進に繋がり、たるみの予防に効果的。
まとめ
肌のたるみの主な原因は、真皮層に存在する「エラスチン」や「コラーゲン」の減少と言われています。
エラスチンやコラーゲンが減少すると、肌が支えられなくなり、たるみの原因に。
肌のたるみを予防もしくは改善するためには、紫外線対策や抗酸化物質でダメージを最小限にすることが重要。
ポリフェノールなどの抗酸化物質は、紫外線などで生じるフリーラジカルから肌を守り、エラスチンやコラーゲンの生成を促進します。
これによって、肌の弾力低下を抑え、たるみの予防効果が期待。
ポリフェノールは特に、緑茶やブルーベリー、ザクロ、赤ワインなどに多く含まれています。
ポリフェノールを多く含む食品を積極的に摂取し、ポリフェノール配合のアイテムを使用することは、肌のたるみ予防に効果的。
この記事が少しでもみなさんのお役に立つことができたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。